インターネッツ上の面白動画をレビューする“ルアマガWebムービーハンター!” 第1回はシーガープレミアム動画『2018福岡決戦 小沼正弥×泉裕文』



インターネット上に星の数ほどある釣り動画をルアマガチームがレビューする不定期連載『ルアマガWebムービーハンター』! 記念すべき第1回はシーガープレミアム動画から「2018福岡決戦 小沼正弥×泉裕文」の陸っぱりシーバス対決!



オヌマンとイズミン、貴方はどんなイメージ!?

さて、シーガープレミアム動画『小沼×泉』の、まずは前編1日目です。まずは出演アングラーの小沼さん(以下、オヌマン)と泉さん(以下、イズミン)に対して、私の独断と偏見によるイメージを少々。

いきなり度肝を抜かれる展開です!w

シーバスアングラーならご存知、もしくは薄々感じているかもしれませんがこの2人、いわゆる『シーバスプロ(この表現でイイ……よね?)』とは少々違う……一線を画す……いや、意図的に自分たちから『線を引いて分けている』感じがプンプンします。

例えば……コレは言っていいのか判りませんが私のイメージとして、少なくとも今のシーバス業界って、ハードルアーで釣るのが『王道』、そしてワームで釣るのは『邪道』っていう雰囲気に満ち溢れているような感じがするんです(ハッキリした理由は『?』です)。

しかし、この2人は釣るためならお構いなしに、ショッパナからワームもバンバン投入します。そして、釣った魚がどんなに小さかろうと、釣れた時は全力で喜んでます(私には、そう見えます)。その辺りの姿勢や気持ちというのは、ヘタに『シーバス道』に凝り固まっておらず、徹底的に釣果を追求するという意味では個人的には好きです。

「コレ……いる?」とウガった見方をしてしまいそうなオープニングですが、ソコはまぁ、プレミアムなんで!

で、肝心の動画の方ですが、これもオープニングからいきなり、いわゆるシーバスプロの皆様に頼んだら間違いなく拒否られそうな、小芝居からのスタートです。ちょっと任侠モノ?っぽい、リキ入ったイメージがヤル気を感じさせてくれます。そもそも、いわゆるシーバスプロの皆様には、この役者じみた演出は不可能に近いです。

『最終』という言葉を使ったりして、ムダにアオり立てるところもプレミアムです!!

そして本編へ!

でで、気になるフィールドは『河川』。河川でのシーバスゲームといえば、ほぼ淡水域まで遡った『清流シーバス』なんていうのが、自然味もあふれて映像的には見栄えするイメージです。

が、今回の舞台は博多の都市河川。しかもバリバリのコンクリート護岸で水色もかなりマッディ……というかダーティ……。雰囲気や映像映えよりも『釣果優先!!』ということなのでしょう。ある意味、理想よりも現実を追求した姿勢というのも、嫌いではないです!

1日目は3面護岸のバリバリ都市河川。都会の荒波に揉まれて酸いも甘いも知り尽くした、スレシーバスが相手です

スタートダッシュのイズミン! マクリのオヌマン!!

そうこうしているウチに実釣開始。ショッパナはイズミンの弾丸キャスト!……ではなく、岸沿いにポチャッと落とす感じ……コレこそリアル! コレこそ釣果優先!! よくあるシーバスルアーの商品説明のような「タングステン重心移動システムにより、水平線の彼方までブッ飛ぶ!!」みたいなのとは真逆の激近キャスト(もはやキャストでもない?)も、都市河川の何たるかを判っているからこそなのでしょう。

護岸沿いの正確無比なキャスト……というよりは、ほぼフリッピングに近いです。

一方のオヌマン、初めての場所ということでルアー選びに迷っているようです。シーバスに限らずルアーフィッシングの基本ではありますが、ベイトの種類と存在をとにかく気にしています。「喰ってるエサさえ判れば、どうにかなる」の発言は、さすが場数を踏んできたプロならではの言葉と言えるでしょう。

地方別の潮の干満による対処方法など、ハウツー要素もしっかりと収録されています。

本人はイナッコを想定しているようですが…。地方別の潮の干満の影響についても、チョコチョコと語ってくれています(私的には「なるほど!」な内容でした)。

そしてヒット!

そしてイズミン、流石と言うべきか魚の付き場を完璧に絞り込んでいるようで、アッサリ(のように見える)とシーバスをキャッチ。そのファイトシーンで気になったのですが、2人ともレバーブレーキリール使用アングラー。マニュアル操作でラインの放出量をコントロールするのですが、ドラグも併用するんですね。

私はてっきり、レバーブレーキリール派のアングラーは「マニュアル操作だからこそ、獲った感が充実するんや!!」と、レバーブレーキしか使わないのかと思ってました……ちょっと誤解してたかも。視聴者の皆さんは、どうなんでしょうか!?

1尾目からなかなかのサイズでスタートダッシュを決めたイズミン。余裕です♪

そして、やっと『シーガー』の話が出てきました! イズミンがタックルバランスを語るシーンでリーダーに言及するのですが、その太さ……なんと2.5号!!

少なくとも私の感覚では、シーバス釣りには細過ぎます。これでストラクチャー周りを攻めてもまったく大丈夫と言うのだから、シーガーがスゴイのか、イズミンがスゴイのか……それとも今の時代、コレがスタンダードなんでしょうか!?

『シーガープレミアム動画』と言いながらも、シーガーの話は割とアッサリ。イイんですかね?

一方のオヌマン、最初の1尾がだいぶ遠かったようですが、パターンを掴んだのかその後は連続ゲット。一発大物ではなく、着実に釣果を積み重ねていくそのスタイルも「どんな勝ち方でも勝ちたい(オヌマン談)!」という姿勢が表れているようにも見えます。

コンクリートジャングルでギリギリのファイトを展開する都会派タフガイ! シビレます!!




2日目は筑後川水系で、ほとんどバスフィッシング!?

そして後編の2日目。2人のタックルボックス拝見~♪ からのスタートですが、オヌマンのゲームベスト内に携帯するルアーの量がハンパない!!

例えばバイブレーションのボックスだけでも、60個以上入ってるなんて言ってます。そんなボックスが映像で見る限りでは7個……1度に持ち歩くルアーの数、少なく見積もっても200個は確実にありそうです。もはや釣果云々より、オヌマンの肩が凝らないのか心配になってきます……。

このバイブレーションボックスだけでも、60個以上のルアーが入っているとか。重いよ!!

そして、すでに実釣開始のイズミン。またしても水門周りの激近キャストを敢行です。中流域まで来ているだけに、動画内でも言及していますがほとんど『バス釣り』。

いいオッサンが水門の中覗いてる。完全な変質者ですよね(イズミン談)!」と自虐してますが、その変質的な行為の追求こそが、貴重な1尾につながります。そう考えると、釣りってヤバイ趣味かもしれません……。

ベイトの存在を確認し、喜々とするイズミン。コレは情熱なのか? 傍から見たら、異様な光景なのか…

かたやオヌマン、堰堤の落ち込みで連発!……かと思いきや、痛恨のバラシ!! というか、インチキなフランス人っぽいオーバーアクションの方が、気になって仕方ありません。

コレもいわゆるシーバスプロたちとは違う、というトコロを見せつけるための演出なのでしょうか。さすが千両役者・オヌマンです!!

「ワタシ、ニホンゴワカリマセ~ン!」とでも言いたげなボディランゲージは、明らかに狙っています!!
地元のアングラーは、サヨリパターンで92cmの有明スズキ! デカ過ぎる!!
その後、日没のタイムアップまで粘り続ける2人だが…勝負の行方は、如何に!?

一応、勝負モノなんですが……かなりのグダグダです(笑)

エンディングではナゾのレジェンドアングラー(?)が登場したり、オヌマンの食レポがあったりと、オープニングとは比べ物にならないほどのグダグダ感ですが、疲れも見せずに視聴者のために笑顔で締めるあたりは、流石と言うほかありません。コレもまたひとつの、シーバスプロのあるべき姿なのかもしれません…。

オヌマン、まんじゅう食べてました。正直、突然過ぎて良く判りません(笑)

さぁ、そんな動画が公開されているのは!?

シーガープレミアムチャンネル」でご覧くださいませ。メーカーさんが作ってるのに、あまり商品紹介とか無くてちょっと観ている方が心配になってしまうサイトがコチラなります。w

さぁ、ルアマガWebムービーハンターの次のターゲットはどこだ!?

今回のライティングは知る人ぞ知る“ジョー”こと工藤日高でお送りしました!


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