野池@東北でビッグバス! 陸っぱりアカガエルパターン3【佐々木勝也】



バスはカエルが大好き!(エサ的な意味で)しかも、カエル池にはモンスタークラスのバスが潜むらしい…。そんな野池パターンを得意とするのが佐々木勝也さん。東日本から全国区へ、春バスアプローチを披露してもらう!! 野池、陸っぱり初心者も必見のオススメルアー3選です



ささき・かつや/某雑誌のオーディション企画からデビューした岸釣りマスター。東北の陸っぱりフィールドで培ったテクニックとスタイルで、でかバスを次々と仕留める。今回はエクストレイル・フィッシングプロ仕様を駆り、野池をランガン!

カエルを食うバスが釣れるヒミツ

アカガエル

ニホンアカガエルとヤマアカガエルが、その対象。早ければ年明けから産卵が始まるエリアも。サイズは大きくても8センチ弱。「東北から関東は、フィールド問わず間違いなくアカガエルを食べてますね。カエルパターンは全国共通ですが」。

バスがカエルを偏食する…それはいったいどんな状況なのか。「たとえば、ごく早朝にだけ食い気が上がったり、岸沿いしか釣れなかったり。もし、ベイトフィッシュがいれば、その動きに合わせてバスが動き出したり、ミドストで沖の中層で反応があったりしますよね。カエルの行動が偏ってるので、バスの釣れ方も偏るというイメージです」。

王道! ザ・アカガエルパターン

キッケルキッカー[DAIWA]

ボディはエラストマー素材のフローティングベイト。フックはスティーズワームフックSSトレーラー#2(DAIWA)&付属ケイムラビーズで、カバーが薄ければガードを2ミリ残してカットし、ズレ防止に。

「まず大切なのは、虫ではなくカエルだとして認識してください。アカガエルがハマっているときほど、無音バイトで丸呑みされます」。



羽根モノカエルパターン

アベンタクローラーRS[イマカツ]

「羽根モノルアーのフォルムはカエルに近い。ただ、ボリューム的にウシガエルパターンになります。東北は元々、羽根モノルアーが人気。水面はでかバスをだましやすいですし。RSは一番デッドスローに引けて、早春、晩秋にも強いです」。



中層カエルパターン

カバージグSS[DAIWA]+ピッグダディ[釣り吉ホルモン]

「表層ルアーだけでは出きらないバスに、ポークを使ったジグストを使います。ポークって、なまめかしいというか気持ち悪いというか…そういうところもカエルっぽい(笑)。デカいのを釣りたいので、ポークは大きいものを。ジグは、カバー起点や速いリトリーブならカバージグを。レンジキープやスローさなら、マルチジグですね」。


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