ルアマガプラス人気連載「釣車王」。前回、川村光大郎さんの釣車・ハイラックスサーフ[TOYOTA]の収納術を紹介したが、今回はNEWタイヤに履き替えるとの報を受け、タイヤ交換~そのまま取材に同行させてもらいました!
走ることにおいて一番大切な足回り。だからこそ、タイヤはこだわりたい。
アングラーとは、道具にこだわる人種。
岸釣りを主戦場とする川村さんにとって釣り具などのタックルはもちろん、車にも並々ならぬこだわりを持っている。
そのこだわりの積載術はリンク参照↓
みなさまごきげんよう。
いやぁ~前回の青木さんの釣車、おかげさまで大反響だったもんで調子に乗って早くも第二回行かせてもらいます‼
今回は元祖オカッパリのプリンス、初代陸王のコータローさんの釣車「黒王号」(リクオウと〇オウをかけて、ワイが勝手に名付けてるだけやで)を紹介いたします!オカッパリメインのコータローさんならではの積載術、工夫をとくとご覧あれ!
走るのは俺だけじゃない。機動力はクルマにも求める!
TOYOTA ハイラックスサーフSSR-G
2009年に日本…
今回はもうひとつのこだわり、「走破性」について。岸釣りではポイント間の移動を車で行うことがほとんど。しかも水辺の近くなので、舗装されている道路があればラッキーというレベルで、あぜ道や悪路がほとんど……なんてことも少なくはない。
取材前に川村さんがちょうど、タイヤを履き替えるとの報を受けたので、どんなこだわりを持ってタイヤをチョイスし、そのタイヤのどこに魅力を感じるのか聞いてみた。
川村「僕の車は見てお分かりのとおり、かなり酷使しています。走行距離もついに30万キロを超えてしまいました・・・。でも、だからこそ肝心な足回りには注意したいし、こだわりたい。釣りだから悪路も多いんですが、そこだけに特化しているものではなく、普通の道路にもマッチしているっていうことが僕が求める理想のタイヤ。どちらかだけはダメ、どちらもいいからこその安心感が必要ですね」
オフロードもオンロードも高い走破性! 釣り人のわがままに応える、「ジオランダーA/T」
川村「そこで、今回僕が選んだのはヨコハマタイヤの『ジオランダーA/T』。オフロードの走破性が高いと評判である一方、オンロードでの爽快な走り心地にもこだわっているそうで、僕の求める条件にピッタリのタイヤです!」
川村「僕の場合は釣り場によくあるあぜ道のような悪路も行くし、高速道路での長距離移動も頻繁にするので、どちらにもマッチする必要がある。たとえば明日からは霞ヶ浦水系で取材を行うのですが、自宅から釣り場までの往復と、釣り中の移動を考えたら1回の釣行で300キロは超えるし、行った先々では舗装されていない道も走ります。そう考えると、選択肢はジオランダーA/T一択かなと。」
川村「あと、このタイヤを選ぶ決定打はキャッチコピー(笑)。オフロード特化のジオランダーM/Tのカタログに記載されていた『悪路かどうかは、ジオランダーが決める』っていうフレーズにビビッときちゃいましたね。今回選んだタイヤとは違いますが、M/TのノウハウがあるからA/Tオフロード性能にも期待しちゃいますよね!」
写真右のジオランダーSUVは街乗りでの走行をメイン設計されたSUV専用タイヤ。リブの高さも低く、ピッチが細かいため、タイヤ回転時の抵抗を軽減することで低燃費走行に貢献。高い静粛性と高速走行での安定性が売り。
今回川村さんが選んだ写真左のジオランダーA/Tはオールシーズン対応のオールテレーンタイヤ。隅々まで計算されたリブパターンにより、悪路での高い走破性を実現。雪道での走行性能も向上させている。その一方、この手のタイヤの弱点であるオンロードでの静粛性や高速走行時の安定性もトレッドと呼ばれるタイヤの接地面を適正化にすることで解消。耐摩耗性も向上させている。
タイヤガーデンスタッフもおすすめの「ジオランダーA/T」!
川村「タイヤ交換にもプロの技があって、やっぱり正規ディーラーで交換することに意味があると思います。交換する件数も多いので、お客さんからの感想なんかも多く聞けると思うんですよ。それって確かな情報ですよね。スタッフさんから見て、この『ジオランダーA/T』ってどうですか?」
スタッフ「カタログ通り、乾燥路面とオンロードから簡易的な悪路まで走破できる、マルチなタイヤです。オールテレーンタイヤって悪路も考慮したブロックパターンになっているので、路面の打ち付け音がうるさかったり、硬いイメージを持たれる人もいると思うんですが、僕たちが実際にお客様のタイヤを交換してよく言われるのが『思ったより静かで、悪路も行けるいいタイヤだね』っていう感想をいただくことが多いです。SUVブームもあって、交換する件数は年々増えてますね」
道は選べない釣りだから、選ばず走れるタイヤを!
タイヤ交換を終えた翌日、北浦で実釣取材を行った。北浦と言えば、湖岸線は舗装された道路なので悪路を走る機会は少ないかと思われたが、さすがは川村さん。湖全域を駆け回るように、車を走らせた。
取材当日は最高気温が8℃、最大風速は13m……。体感気温は真冬並みの一日だった。
早春のプリスポーンを狙うべく、風が当たるウインディーサイドをラン&ガン。厳しい一日ではあったが、コンディション抜群の一尾を手にすることができた。
タイヤ交換してから丸一日、感想を川村さんに聞いてみた。
川村「やっぱり期待通りの良いタイヤですね。オフロードの性能はもちろんよかったですし、オンロードでも静かで快適だったのは正直驚きました。今日は結構車でランガンする機会が多かったんですが、すごく走りやすかったです。こんなに酷使した車でもタイヤを変えるだけで若返った感じがしました。もう少しこの車にはお世話になるので、快適で安心なカーライフをまずはタイヤにサポートしてもらいたいですね!」