誌面サイズが大きくなり、カラーページがボリュームアップ。季刊となって生まれ変わった『ちぬ倶楽部夏号』は、夏にとことんこだわった情報をたっぷり詰め込みました。街中の川で手軽に楽しめるチニングをはじめ、海面が炸裂するエキサイティングなサナギの浮かせ釣り、爽快さがクセになる渚釣りのほか、かかり釣りでは山本太郎さんの大型攻略と兼松伸行さんの最先端のタングステンシンカー使いなどを分かりやすく解説しています。また、チヌの食いを左右する“潮”について、オールジャンルの名手たちが様々な知識を明かしてくれています。お楽しみに。
【P014】街中だって楽しめるリバーチニング
徳島県の都心部を流れる吉野川水系には多くのチヌやキビレが生息している。一見、エサ釣り師なら避けてしまいがちなフィールドだが、ルアーで手軽に狙うチニングではA級ポイントに値する。そんな都会の川を、チニングに熱いヒロセマンはどのように攻略したのだろうか。
【P020】やらない手はない“サナギ浮かせ”
夏もフカセ釣りをやりたいけれど、跳梁跋扈するエサ取りに二の足を踏んでいるアナタに、ぜひとも挑んでもらいたいのがサナギの浮かせ釣り。エサ取り皆無のこの釣りは、警戒心の強いチヌが、それも大きいやつが次から次に海面を割る。それをサイトで狙うのだから、そのスリルといったら…。アナタもきっと虜になるに違いない。
【P030】翡翠の海に銀鱗キラリ
おそらくチヌが釣れる渚としては日本一美しいのではないか。そう思わせるほどの風景、そして水質。ベイエリアをホームにする釣り師が見ると、あまりの透明度に釣れる気が失せてしまうだろう…。そんな釣り場が北陸富山にある。
【036】これから始める渚釣り
まるでキス釣り場のような、あるいは夏に海水浴場となるような、そんなサーフでチヌを釣ることができるのなら、どんなに気分爽快で楽しいだろう…。そんな理想的なシチュエーションのフカセ釣りが近年注目を集めている渚釣りだ。その基本的なノウハウを分かりやすくお届けしよう。
【P042】至近釣り場で濃密に遊ぶ
大阪近郊からほど近い海南エリアに垂涎のかかり釣り場がある。午前便に午後便もあるので、ぶらりと出かけるにも打って付け。今回はここによく通う浜田博光さんが“沖ポイント”で実釣。思惑通りに短時間で数釣りを楽しめた。
【P099】[新連載]山本太郎直伝 黒鯛流儀
山本太郎さんのエキサイトな連載がリニューアル。シマノHP「山本太郎直伝 黒鯛流儀」と連動した新企画。初回はかかり釣りの“荒食い&型狙い”をテーマに愛媛県北灘湾へ。誘わず合わせず動かさない、長いインターバルの攻めが決め手だった。
【P106】タングステンシンカー使いの現在進行形
「かかり釣りにおいてタングステンシンカーを使う比率があがってきています」という兼松伸行さん。自ら望んでいたプロトのシンカーを手に広島県阿多田島のイカダへ繰り出した。スナップにシンカーをセットする遊動仕掛けの“フリーキャロ”と、ハリを結んだ余り糸にシンカーをセットするダウンショットの2パターンで、さらにダンゴはサシエだけでなく、シンカーに握る攻略法を織り交ぜながらチヌを手玉に取るのだった。
その他連載など
【P012】特集 ハイシーズンだからこそエキサイティングな夏を、存分に楽しめ!
【P014】街中だって楽しめるリバーチニング ヒロセマン in 徳島県新町川
【P020】やらない手はない“サナギ浮かせ”シロモッチがレクチャー
【P026】最強のエサ取り対策がリバーチヌ 高木道郎
【P030】翡翠の海に銀鱗キラリ 富山県宮崎海岸の渚釣り
【P036】これから始める渚釣り
【P042】至近釣り場で濃密に遊ぶ 和歌山県海南のかかり釣り
【P048】イガイとサナギを使いこなせ 末吉一崇/稲垣昌己
【P059】個性が見える12人のマキエシャク
【P067】漠然とした概念にピリオドを打て黒鯛が動く“潮”を読め
【P076】エキスパートがエリア別のツボを解説 夏の陸っぱりはこう攻めろ
【P082】紀州釣りで50アップを取るために…
【P084】落とし込み&ヘチ釣り 夏のイガイ使い速習塾
【P086】うみの研からこんにちは3rd
【P088】釣り具の号数
【P090】茅渟神社 読者専用別院
【P092】お悩み解決Q&A
【P094】黒鯛情報局
【P096】難解用語マスター
【P098】編集後記
【P099】新連載 山本太郎直伝黒鯛流儀 愛媛県北灘湾のかかり釣り
【P105】バックナンバーガイド
【P106】タングステンシンカー使いの現在進行形 兼松伸行 in 広島県阿多田島
【P112】8年の時を経て 宮城県奥松島のフカセ釣り
【P115】底狙いでヒット率がアップ in 神奈川県川崎新堤
【P118】ALL-NEW
【P122】チヌ料理バンザイ