著名アングラーの中でも、いち早くビッグクローラーベイトに注目し、研究を重ねてきた奥田学さん。彼がデザインしたリザードクローラー(SIGNAL)の威力は誌面でも証明済み!!では、その使い方は?自信がない人はここを読むべし。
リザードクローラーとは!?
リザードクローラー(SIGNAL)
奥田学が長期に渡るビッグクローラーベイティングにおいて得たデカバス達に効くアクション、音波、波動などの要素を組み込んだビッグクローラーベイトが『リザードクローラー』。
ビッグクローラーベイトでは最強クラスの水播き波動を発することにより、ファーストアプローチから即座にバイトへと持ち込むことを可能にした一撃必釣ベイト。
一発必中の激波動の正体
奥田さんにリザードクローラーのコンセプトを尋ねてみると……。
奥田さん「最強波動とデカバスが好むサウンド、この2つだね」。
こだわりのサウンドと、勝負の早い最強波動で、ビッグバスを一撃必中で仕留める。そんなルアーだ。
波動
一般的なハネモノは浮き上がろうとする。でもリザードクローラーはボディーが潜ろうとして、アイとハネは浮き上がろうとする。そのせめぎあいが強烈な波動を生む。でかバスのスイッチを入れるにはこの強波動が必要だ。
サウンド
古今東西の巨大クローラーを、長年使いこんで、でかバスの反応を見てきた奥田さんだからこそわかる「でかバスに効くサウンド」。チューニングしていく中で、その音に最大限まで近づけた。例えるなら「低めの濁音」。
リザードクローラーの“超基本”
ただ巻きこそ最強
リザードクローラーの基本は一定スピードのただ巻きだ。そして奥田さんが絶対の自信をもって勧めるエリアが水深1メートル以浅のシャローで、波のない場所。更にローライトなら最高の条件だ。もちろん、カバーやストラクチャーがあればいい。だけど、なんの変哲もないフラットだとしても、バスがフィーディングで差してくる要素があれば、全然ありだ。リトリーブスピードはスロー。波動が弱いので、デッドスローはあまり使わない。
リザードクローラーの“必殺技”
ピンスポットシェイクで一撃を待つ!
例えばオーバーハングのシェード、あるいはピンスポットのストラクチャー周りとかは、ただ引きで通過させるだけでは攻略できなかったりする。そんな場所では一点シェイク*がいい。なるべく移動させずに、なるべくルアーを見せて、アクションさせ続ける。まずは狙う場所より離れた点にルアーを落とし、タイトに近づけてからシェイク開始。この釣りは、下から吸い込むようにバイトする。すぐに離すことも多いので、即アワセが基本だ。
リザードクローラーの“奥義”
早引き1発、じらし終了!
奥田さんのビッグベイト技に「じらし」というのがある。それは、故意に食わせないコースを引いて、でかバスの食い気を上げる技。それはリザードクローラーでも使える。
奥田さん「沖側でバズベイトみたいに1回だけバババっと速巻きしてから、核心のスポットでスローに引く。これの方が、バスがダッシュして食うからバイトも深い」。
+αテク
リザクロイージーチューン
リザードクローラーはヒートン(アイやフック、羽根を取り付ける金具)を回すだけでハネの角度を変えられる。写真上のようにボディに対して垂直ならハネの角度が広くてローピッチ。
写真下の平行ならハネの角度が狭くなってハイピッチになる。
奥田さんの経験では、ローピッチの方がデカバスに反応いいようだ。
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