大好評ルアーマガジン8月号で報じたように、2019年真夏のナマズゲームは、フロッグブーム到来の予感! だが、しかし…やわらか素材系ルアーではなく、真夏だってゴリゴリ&ゴツゴツのハードプラグで男らしく勝負がしたい!! むしろ釣れるし! そんなストロング系アングラーの方々のために、ルアマガプラス限定にて、東北の狂犬こと、山戸田ブラザーズの『灼熱のナマズゲーム・ハードプラグ編』を特別解禁! これぞまさに…男の釣り!
グイグイと攻めればいい…という訳でもない!
投げて巻けば釣れる春のゴールデンシーズンとは違い、6~7月以降のナマズは産卵を終えて休息モードに入っている個体も多い。そんなお休み中のナマズさんに対して、ラトル入りのハードプラグでグイグイと攻めても、アピールが強すぎて当然のように嫌われてしまう。
狂犬ブラザーズがオススメする真夏のハードプラグは、ヒゲタンサー・ノンラトルタイプ(ジャッカル)。
ヒゲダンサー【ジャッカル】
山戸田恵一「真夏のナマズは十分にプレッシャーを受けています。つまりラトル音にはうんざりしている個体が多いです。そのため6~9月頃までにかけてはノンラトル系が強いです。カップ系+ノンラトル。これが自分たちの真夏のフェイバリット・ハードプラグです」。
真夏のナマズ釣り…キモはカラーローテ!!
『果たしてナマズは生物学的に色を認識できるのか?』。これはナマズブームが到来して以来、ナマズ学者までを交えて議論が絶えないテーマだが、ひとつだけハッキリと言えることは、多くのナマズエキスパートたちが、ルアーカラーによる反応の違いは明確に存在する! というひとつの結論に到達した…という現実。
そこで重要になるのが、カラーローテ術。
狂犬流 基本のカラーローテ2本柱!
山戸田「ベースはこの2色です。濁りが強いときにはブラック系のフロッグボーンを使用します。それ以外のときにはBCフロッグボーンがメインになるのですが、正直、真夏のデイナマをハードプラグでキャッチするのは、そんなに簡単ではありません。そこで、自分達にはカラーローテの第2ステージが存在します」。
カラーローテ第2ステージ!
山戸田「色的なアピール力は徐々に落ちていきます。ローテ1のジャックオールだけが唯一ラトル入りです。かなり強気のルアーですね(笑)。YBとは山戸田ブラザーズの略。つまり自分達がナマズのデイゲームを見据えて、じっくりと作り上げたカラーです。もちろん、真夏の日中にも超絶に効きます。使いどころとしては、基本のカラーローテ2本柱の隙間に、入れ込んでいくカタチです。実践レベルでは、かなり使用頻度が高い色たちです」。
山戸田「ちなみに真夏の日中にハードプラグで釣り上げるためのコツは、オープンスペースを的確に狙うことです。そして、真夏の日中にオープンエリアにナマズが出る可能性が高くなる条件は、ずはりローライト。ローライトのときは、真夏でもハードプラグを駆使して男のデイゲームを楽しんでみてはいかがですか」。