青木大介的夏のタフバス一網打尽テク“3大神器”



梅雨も明け、本格的なバス釣りサマーシーズンに突入!今回はルアーマガジンの大人気連載、青木大介「最強への道」から青木的夏フィネスの3大神器をご紹介!!
青木さん「タフなサマーバスは、こうやって釣んだよっ!!



青木さん「この季節はバスの動体視力がアップしているようで、ルアーの形やアクション、動きのスピードなどをしっかりベイトに合わせていかないと食わせられないケースが増えてきます。そこで個人的に欠かせない、“フィネス系三種の神器”を挙げていきましょう」。 

① マイティーストレート3.8インチ、もしくは4.3インチのネコリグ

3.8インチのフックはDSR132(ハヤブサ)#6、4.3インチにはフィネスワッキー(ハヤブサ)#6を、ワームプロテクトチューブ4ミリ(G7)を介してセット。ネイルシンカーは0.8グラム。※写真は4.3インチ

青木さんとくにクリアウォーターで有効。このリグはサイトフィッシングにも使うし、見えバスがいなければバスがいそうなスポットにどんどん撃ち込んでいくのですが、なんと言っても最大の食わせポイントは「止めること」にあります。 

ディスタイルにはストレートワームとして、すでに『トルキーストレート』が存在しています。にもかかわらず、マイティーストレートをリリースした理由はまさにその点。動かして誘うトルキーに対して、マイティーは止めて食わせるストレートワームなのです。

バスがワームを発見し、近づいてきた(だろう)時点でラインをフリーにして、自発アクションを伴いながらワームを倒れ込ませて食わせる!!これがマイティーの魅力を最大限に引き出すテクニックです。放置しているだけでも微妙に動いているので、シェイクにスレたバスにはこちらで対応!!」

② SVSBノーシンカーリグ&マスバリ・ネイルリグ

フックはTNSオフセット(ハヤブサ)#3を使用。マスバリちょん掛けのネイルリグにはフィネスワッキー(ハヤブサ)#6がオススメ。

青木さん「この季節のド定番たる沈む虫ですが、あらためて詳しいセッティング方法を!
ベーシックかつ簡単なのはオフセットフックとの組み合わせですね。頭から刺せば水平フォール、お尻から刺せばバックスライドとなり、どちらもフリーフォールによって4対8本の足とテールを細かく震わせながらゆっくり沈んでいきます。

フッキングを優先するならマスバリによるチョン掛けセッティング。フィネスワッキー#6(ハヤブサ)を使って頭にチョン掛けします。ただし、そのまま投げるとフォール姿勢が悪く、良いアクションが出せないため、お腹の中央よりややお尻側に必ずネイルシンカーを挿してください。シンカーの重さは0・6グラムがベスト!!
こうすればブルブルと各パーツを震わせながら水平にフォールしますので参考にしてください。

使い方はズバリ、フォールのみ!!

バスがいるであろう場所もしくは見えバスの進行方向の先に投げてフリーフォールさせるだけです。注意点としては、ラインは必ずだるだる状態にしてフォールさせてください」。





③ ヴィローラ・ネイルリグ

フックはTNSオフセット(ハヤブサ)#2。極小ネイルシンカー(0.3グラム)の挿入位置はこの写真を参考にしよう!!

青木さん「ラストはi字系です。追ってはくるが、そう簡単には食わない…そんな経験、ありませんか? i字に出てきたバスをどう食わせるか??一番手っ取り早いのはトゥイッチを加えてリアクションでバイトに持ち込む方法ですが、これは今や誰もが実践する当たり前のテクニックであり、バスも若干スレ気味…。

ということで裏技をご紹介!

ヴィローラをオフセットフックにセットし、お腹の中央部に0.3グラムの極小ネイルシンカーを挿し込みます。こうすると、フリーフォールさせた時にロールしながら落ちていくのです。これがけっこう効く! チェイスしてきたバスに対し、このリグでフリーフォールさせると簡単に口を使ってきたりするのでお試しあれ」。

青木さん「夏休でプレッシャーが蓄積され、なかなかひと筋縄ではいかなくなってきますが、釣り方さえしっかりと合わせていけば確実に食ってくれる季節でもあります。今回紹介したメソッドをぜひ参考にしてみてください!」


この記事が掲載されている『ルアーマガジン』の情報はこちら!

青木大介の厳選過去記事はコチラ!!!