初めてのバス釣りガイド! バスボートで快適フィッシング【広瀬達樹&伊藤優歩】@琵琶湖



バス釣り入門や、上達への手段は数知れず。その中でも、一日中釣りをサポートしてくれて、釣らせてくれるのがバス釣りガイドだ。バス釣りのイロハを伝える広瀬達樹さんと、バス釣りガイドを体験だ! 広瀬「でも実際にお願いするにはどうするかとか、準備すること、できることなど、多少のギモンがあると思うので、それらを解決してハードルを低くすることができればとも思ってます。もちろん釣りの腕はピカイチなので、それも学べます。今回は琵琶湖ですが、全国のメジャーフィールドには、それぞれガイドさんがいることも多くなりましたので、ぜひ参考にしてみてください」。



バス釣りガイドの役割!

伊藤「ガイドは、お客さんが釣りをするなかで利用してもらうサービスなんですけど、なんて言ったらいいですかね? いわゆるバス釣りのすべてのガイドです」。

ランディングなどの手伝いはもちろん、釣り場の状況やルアーの解説など、釣りをより楽しくしてくれる。

伊藤「釣り場の解説とか、釣り方とか、タックルとかをその場でもアナウンスしていくような。いま釣り場がこういう状況なのでこういうルアーを使ってというのもありですし、特定のルアーで釣りたいのであれば、そのルアーがマッチするようなスポットを選んだりします」。

ガイドの予約方法!

「僕の場合はホームページがあるので、そこからのお電話だったり、最近はLINEやSNSのダイレクトメッセージとか。要は直接僕に連絡が取れればなんでも大丈夫です。そのときに軽く打ち合わせもしています。お客様の希望だったり、こういうタックルでラインのポンドはこれくらいでこういう釣りをしていこうと思ってます、というアナウンスですね。もちろん日程などの問い合わせだけでも問題ないので気軽にご連絡ください」。

http://ufo-guide.com/

広瀬「要はアドバイザーですね。釣り方のアドバイス、道具のアドバイス、ポイントのアドバイス。釣行のすべてのサポートをしてくれる存在だと。だからこそ迷ったら聞けばいい。これは釣りだけではなくすべてに通用します」。

持っていく物、借りられる物

伊藤「基本的には普段使っているタックル。最低ロッドとリールがあれば、あとは僕が普段使ってるルアーや小物は使ってもらってもいいですし、逆に使いたいタックル、ルアーなんかがあればそれを持ってきてもらって、それを軸にした釣りを展開していくこともできます」。

やりたい釣りを優先しよう! 「でかバスー!」と気張るのもありだが、普段の釣りが通用するかを試してみるのも問題なし。つまりは要相談だ。

伊藤「タックル以外にはレインウエアと偏光グラス。ライフジャケットも必要ですが、いまは桜印のライジャケが必須なので、もし分からないのであれば、僕が準備する物を使ってもらったほうがいいかなと」。

ヤーマンスティック8インチ 優歩さんがプロデュースするルアーなら捕獲間違いなし!? 写真は夏の釣れ筋、ロングワームのネコリグだ。

伊藤「それとこれからの夏の時期ですが、特に日焼け対策ですね。休日モードなのも分かるんですけど、上半身裸とかになると正直火傷レベルになるんで。それと熱中症ですね。飲み物と塩分。僕らは毎日出てるんで多少の耐性はあるんですけど、お客さんは仕事上がりとかの疲れた状態でくるので、疲れやすいというか実際熱中症になられる方もいたんですよ。まさか自分がなるとは思わないんですよね」。

広瀬「ブランクがあって再開するなんてときでタックルがなくても、一式貸してくれるとのこと。いろいろと試してみて自分のやりたい釣りや好きな釣りを確認してタックルを再びそろえるなんてこともできるとか。便利やなー」。

実録!? UFOガイド体験!

百聞は一見に如かず!ということで、UFOガイドを体験してみることに! とは言っても、優歩さんはガイド中に釣りはほぼしないとのこと(リクエストがあればします)。年イチ琵琶湖アングラーのヒロセマンのガイド兼釣り人として一緒に釣ってもらいました!

まず挨拶を済ませたら、対面後は雑談しつつタックルの準備。料金は開始前、終了後いつ払ってもいいとのこと。領収書ももらえます!
ワクワクのバスボート体験。この日はインタビューで出船が遅くなったが、時間も要相談。走行中の水しぶきは刺激的!?


ボトム放置で微かな変化を感じてフッキング!「めっちゃハイレベル。やっぱり知ってるなー」とヒロセマン。
ヒロセマンもヒット! と思いきや、ファイト中にフックオフ。「気付いたら走ってて追いアワセできなかったわー!」
その後も着実にバイトをモノにする優歩さん。自らプロデュースしたルアー、ベローズギルでゲットー!


バス釣りガイドになってみて分かったことby伊藤さん

伊藤「ガイドを始めた頃は自分も釣りたかったんですけど、やってみると自分のアナウンスで釣ってもらえるとすごく嬉しいんですよね。それとフッキングとか寄せ方とかランディングとか自分だけだと流れ作業になりがちですけど、お客さんを見てみると自分もちゃんとできてるのかなとか、発見もあります」。

湖上からの風景も楽しみのひとつ。木浜から南下して通称プリンス前へ。湖岸沿いの街並みを湖上から眺められるエリアだ。あとは釣るだけ!?

伊藤「大変なことは…釣れないときですね(笑)。前日にボコボコに釣れても次の日はさっぱり釣れないってこともあるんで。釣ってもらうよりは、釣り場でどう過ごしてもらうかになります。釣れないことも含めてバス釣りなんで、それを理解してもらえるように。ただ釣れないと集中力は切れやすいので、諦めないようなアドバイスもさせてもらってます」。

バス釣りガイドを終えて…

広瀬「釣れればでかい、でも難しい。まさにガイドがいれば百人力ってことが分かりました。これは今のハイプレッシャーなメジャーフィールドでは共通でしょう。ぜひ体験してレベルアップに役立ててもらいたいです」。
 では最後に今回お世話になった優歩さんからひとこと!
伊藤「釣る楽しみはもちろん、景色や雰囲気、バスボートが密集する様子とか非日常の世界を楽しん
でもらえたらなと思います!」。

広瀬「ハイシーズンは4月から9月まで。連休や夏休みは混雑するので早めの予約を。台風などの天候状況で中止のときは、前日までに決定することが多いとか。また、マリーナまでの送迎もできるとのことなので要確認だー!」。

今回のヒロセマンタックル!

写真上:デイズ DYS-63L(メジャークラフト)、写真下:デイズ DYC-66MH

「獲るためのスピニングと、でかバスもいけるベイト。無理なくバランスのいい普段着スタイルの2本です」。

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