秋の夜長に少しお遊び。先日、ルアーマガジン編集部より打診がありました。「100円均一の材料だけでルアーを作ってくださいよ」。その要請の理由は某有名アングラーがYouTubeで同じ企画をやっていたらしく、それを超えてくれないかというものでした。超えるのは兎も角、誰にでもつくれそーなの考案してみるのは面白いかなーということでやってみました。(以下、某凄腕アングラーのあそび)
最速30分で作れる、100円均一ルアーを目指せ
本格的に、と、言うよりはプラモデル的に気楽に作れそうでなおかつ、釣れるやつを目指しましょう。細かいコト考えなくても、釣れるとなると浮くルアーだよな。と、いうことで浮くことを意識したボディ材を探すことにしました。
さて、浮くボディ材….。どうしよう。100円均一ショップにはバルサ材なども販売されていますから、それをなんてことも考えたのですが、そもそも簡単に作るという当初のコンセプトからは外れます。と思って、あーでもないこーでもないと物色してましたら、ピンとくるのがありました。
1 ボデイ材 醤油差し
醤油差し! これやん! 素敵やん! お魚タイプも同梱されていましたが、どっちかというと、検尿検査で昔使ったような筒型のやつが良さげに感じたのです。はい、おまいさんはボディ材に採用。あとはルアーですからフックを装着するシステムを考えねばなりませぬ。でも、これは、ボディ材採用時にすぐにアイデアが浮かびました。
2 フック装着システム 自転車用虫ゴム
え? どう使うの? まぁ、それは完成品を見てのお楽しみ。てかこんなものが、あっさり見つかる100円均一に驚きましたけどね…。さて次はルアーの装飾パーツを探しましょう。実はどうしても欲しいものがあったのですが、ハロウィン時期で棚がガサっと入れ替わっていて、一番欲しいのが手に入りませんでした。
それはちなみにですが、パーティーグッズの羽です。羽さえあれば、今回のような下品な色合いにはならなかったのですが、ないものは仕方ありません。もう装飾パーツもシンプルにいきましょう。ということで、コレを買いました。
3 装飾 カラー輪ゴムとスワロフスキー的なやつと目ン玉と
何に使うかはなんとく解かったかと思います。やや硬いなぁとは思ったのですが、しょうがないでしょう。まずは輪ゴム。いろんなカラーが入ってるやつにしましたよ。
そして装飾やアピール、アイなどに使えそうなスワロフスキー的なキラキラストーンと、なんかパールシール。いやぁ、これ普通にまともなルアーの装飾に使えそうだな….。
4 ウエイトシステムの構築、そしてフック
さて、フライならばいりませんが、ルアーとして機能させるなら自重は多少必要です。さてどうしようかと思案したところ、画期的なアウトメタル構造を思いついたので(ただし100円均一ルアー的に)、以下のものを購入しました。これは反則かなーとも思ったんですが、まず手に入れたのは釣り用のガン玉おもり。こちらも100円均一で売ってます。これに頼れないなら、ネオジム磁石で代用しようかと思ったのですが、あるなら使いましょう。
あと、もう一つはそれを装着するためのワイヤーです。これもあっさり見つかりました。なければクリップで代用しようと思っていました。
そして、フックですが、いやぁ、実は100円均一にあるんですよねぇ。ダメダメなフックなので釣り人の矜持としては使いたくなかったのですが、針金で作るのも時間の無駄なので、こちらもあるなら使おうという結論にいたりました。
5 残りは、接着剤と、道具類
どうせなら加工のための道具も100円均一縛りにしちゃおうということで、ニッパーとラジオペンチを購入。あと、加工用にダイヤモンドシャープナー的なニードルも購入しましたよ。
そして、エポキシを購入。これが案外大事です。
あ、ちなみにですが今回はカラーリングに関しては、放棄しましたが、塗装したい方は、マニュキアで塗るのがベストだと思います。そもそも真似しようなんて人はいないかもしれないですが(笑)
次回は、組み立て編です!
と、いうことで。今回は材料だけを羅列。え? これで釣れそうなルアーなんて作れるの? と思われたかもしれませんが、完成形を見て確信。釣れるときは釣れるやろコレ! な感じには仕上がりました。途中で制作に飽きかけましたがね! 次回はオール100円均一な材料で造ったルアー組み立て編になります。期待しないでまっていてくださぁい! 下記リンクをどうぞ!
100円均一材料だけで、ルアーを作ってみた。<材料編 1/2> – ルアマガ+(プラス)|内外出版社
秋の夜長に少しお遊び。先日、ルアーマガジン編集部より打診がありました。「100円…