100円均一ボトルを使った津本式。スーパーのアジを3倍美味しく食べる方法<動画解説>



先日、100円均一のボトルを使って、簡易津本式、ただしくは簡易究極の血抜きをサンマでやってみたという記事を書かせていただいたのですが、写真じゃぜんぜんわからないとのコトでしたので、簡単な動画で解説してみました。

【Profile】
津本光弘(つもとみつひろ)

宮崎県在住。津本式・究極の血抜きという、研究者、料理人、釣り人が大注目する魚の仕立て方を開発したご本人。各地で急速に広まりつつある技術だが、この技術の本丸は「長期保存」。血抜きを高いレベルにより行うことで、魚の劣化を遅らせる。つまり、従来では不可能と思われていたレベルの魚の熟成が可能になったことから、魚食革命となり世間の注目を集めている。2020年1月にマニュアル本が発売予定!



津本式で熟成は7倍(ある意味データあり)美味しく! 血抜きだけでも魚の臭みは劇的に抜ける!(臭み抜きで個人比3倍美味しく!)

取り急ぎ、魚をさばくのは一ヶ月に2、3度程度の技量の記者がやってみています。動画でも最初は抜けていませんが、最後はちゃんと血も抜けています。なので、魚を扱うの苦手〜な人でもなんとかなるかなと思います<そこは処理者が素人ということを理解ください>。ただ、あくまで、何度かやってみて血抜きが可能だっただけで、津本さんが推奨している方法ではありませんが、津本さんの理論理屈はしっかりと踏襲しております。

さて、話は戻ります。魚嫌いの子供にも、スーパーのアジが美味しくいただける。それが津本式・究極の血抜き。実は、ホースという道具だけで、処置がほどこせるのがすごいところなんですが、最近の自宅って、システムキッチン化していて、肝心のホースが簡単にとりつけられないでしょ? アタッチメントが必要だったり….。なおかつ、かなりの水量を容赦なく使いますから、狭いキッチンだと水浸しになりかねません。

用意するもの。キッチントレイ、プラスチックボトル、キッチンペーパー(間違って写真はトイレットペーパーを買ってしまった)、あとはジップロックがあればOK。包丁は切れるヤツで。小社で販売中の堺打刃物・源正守 鯵切おすすめです(和包丁)。保存を考えるなら、ジップロックとキッチンペーパーがいります。

そこで、なんとか必要最低限でコンパクトに。なおかつローコストにということで、編集部が2020年に発売予定ということで絶賛編集中の津本式マニュアル作成のために、津本さんから得た知識を咀嚼して、今回は「熟成に耐えうるほどの」とまでは自己責任になりますが、血抜きしてそのまま食べていただく程度でも、「その効果を実感できる」<刺し身でも焼いてもetc.>、簡易究極の血抜きの方法をご紹介。

ノズルの先はこんな感じのでいいと思います。小型魚なら、このプラボトルで対応できます。30cm超える魚なら、ホースでやりたいところです!

一緒に、津本さんご自身のフルパ、アジの津本式処理動画も詰め込みました。参考にしてみてください。小生宅では1週間に1度の買い出しで、躊躇なく鮮魚を買い込めるようになりましたが、簡易究極の血抜きのおかげです。道理がわかれば、熟成とまでは行かずとも、鮮魚の保存期間が延ばせます。保存の方法は前記事に掲載していますので、そちらを参考にしてみてください。