初冬アジングの切り札「シャローフリーク(アルカジックジャパン)」の性能を“最大限に引き出す”高感度ロッドとワームとは?



ジグ単よりも狙えるポイントの幅が拡がるフロートリグ。そのデメリット面を克服し、さらなる進化を遂げたのが「シャローフリーク(アルカジックジャパン)」を使った“Fシステム”。
リグるのも簡単でトラブルレス、そしてより広く探れるという三拍子揃ったフロートリグを、提案者である藤原さんが徹底解説! 今回はシャローフリークを使うにあたり最適なタックルとおすすめのワームをご紹介!



前回の復習はコチラ⇩⇩

解説して頂くのは、多彩なアイデアを武器にアジング道を突き進む天才クリエイター



Fシステムと高感度ロッドで微細なアタリを獲る

実釣取材時の夕マヅメの時合いは不発。すっかり暗くなってからエサ釣りの人にヒット。それから徐々にFシステムにも反応が…!

藤原「あ~、触ったけど無理でしたわ。細かいアタリでもしっかり掛けていかないとダメ。居喰いもあるけど、今日はスッと喰った瞬間にアワセないと掛からないですね」

Fシステムは感度が保たれているとはいうが、やはりロッド性能も大事と藤原さんは語る。

藤原「ソリッドティップの宵姫 華を使っているんですが、バットパワーはエギングロッド並にあるんですけど先端は超繊細。機敏に手元へ伝わってくるので、アタリはもちろんちょっとした流れの変化なども感じ取りやすいんです」

繊細なティップでアタリを取れば・・・しっかりフッキング

●ロッド:ラグゼ宵姫 華 S80MH-solid(がまかつ)●リール:イグジストFC LT2000S-H(DAIWA)●メインライン:PE0.5号プロト(サンライン)●リーダー:ソルティメイト スモールゲームリーダーSV-I 8lb(サンライン)

宵姫 華の80Mや82Hフロートリグ専用設計。バットパワーは十分に保ちつつ、繊細なソリッドティップがジグヘッドの挙動を手元まで伝えてくれる。微細なアタリも判別可能で、きっちりアジの上アゴの良い部分へフッキングできる!

その直後バイトが!

藤原「今度はしっかり掛かりました。24~25cmくらいですかね?」

見事、上アゴにフッキング。

藤原アジの活性に合わせてワームのタイプを変えるのも重要です

今日釣れたワームは?

藤原「トレモロAJ(がまかつ)。リブが水を押してアピールはあるけど柔らかくてアジの吸い込みでスッと口へ入りやすいんです」

それ以外には?

藤原「アジが高活性なら、さらに水押しが強いアーミーシャッド(がまかつ)。活性が低かったりしたらナチュラルなノレソレ(がまかつ)艶じゃこ(アルカジックジャパン)などが良いですね」



藤原さん厳選! ワームのおすすめ4タイプ!!

トレモロAJ 2in(がまかつ)

水押しが強く柔らかくて針持ち◎リブが水を掴みしっかりと水を押してアピール。PVC素材で針持ちは良いけど柔らかいのでアジの口にも入りやすい。スリットはオフセット刺しに最適。藤原「フレーバー付きで喰いも良いですよ」

宵姫アーミーシャッド1.8in(がまかつ)

波動の強いシャッドテールワームシャッドテールとリブが強い波動を発生し、水中での存在感が強いアピールタイプ。特徴的な二本のアームはナチュラルな波動を生み出し、強弱両面で生命感あふれるアクションで誘う。

宵姫ノレソレ1.8in(がまかつ)

へん平ボディが超ナチュラルな微波動!リブなどはなく、へん平なボディが自然な微波動を発生。動きは上下に波打つようなアクションをし、喰いが渋いときなどに効果的な誘いをしてくれる。

艶じゃこ(アルカジックジャパン)

先鋭なテールで誘うシャッドピンテールリブとシャッドテールでしっかりとアピール力はあるが、ピンテール部分が常に微波動を放ち、喰わせ効果抜群。寄せて喰わせるためのハイブリッド的なワームだ。

この日はその後もトレモロAJ(がまかつ)でアジを連発!

藤原「これで24~25cmくらい。11~12月はでかいのが期待できますよ!」

藤原「晩秋アベレージの25cm前後が良く喰ってきました。年内は30cmオーバーの尺アジも狙えますので、Fシステムを使っていろんなポイントで釣ってみてください!」

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