ビンテージ『餌木』で現代のスレイカに挑み続ける“塾長”のイチ推し春エギカラーBEST3!



晩秋から冬にかけて沖で過ごしていたアオリイカたちは、春になると産卵のために接岸してくる…そう、春のエギングは浅場へと入ってくる親イカがメインターゲット! オカッパリからデカイカが狙える恰好のシーズンなのです。今回は四国、山陰、九州などの西日本エギングに精通したエギング歴30年超のベテランアングラーに春エギングのオススメカラー3色を選んでいただきました



解説していただくのは『Mr.餌木猿』こと我らが塾長!

【Profile】
米田浩久(よねだ・ひろひさ)
兵庫県在住。塾長の名で親しまれている、レクリエーションクラブ西日本烏賊釣り師専門学校米田塾の代表。地元兵庫県の淡路島から四国・山陰・九州に至るまで、各地の仲間と共に釣行しながら美味しいものも積極的に開拓中。林釣漁具製作所・餌木猿フィールドスタッフ。

第1位! 梅重(赤テープ×ピンク布)

餌木猿スーパーシャロー(林釣漁具製作所)

昼夜問わずによく釣れるカラーの復刻バージョン

米田「1mを約6.6秒掛けてゆっくり沈むスーパーシャローはフォール中にじっくりと見せ付けることができるので、春の浅場に入ってきたでかイカを釣るにはもってこいのモデル。この最新カラーが一年を通じてデイゲーム、ナイトゲーム問わずに釣果が高い、赤テープとピンク布の組み合わせです。もともとは餌木猿ノーマルモデルにあったカラーでしたが、餌木猿マニアのユーザーからのリクエストに応えてスーパーシャローに復活させました」

第2位! グリーン/マーブルテープ

餌木猿 松SP ノーマル(林釣漁具製作所)

障害物周りに生息するベラやガシラをイメージ!?

米田「クラシカルな縦方向の跳ね上げアクションのノーマルモデルに喰いが悪い時は、横方向のダートアクションに優れている松SPへとローテーションします。春イカはブレイクラインから浅場へ移動する過程で、磯場やシモリなどに身を寄せることも多い。こういう場所にはベラやガシラなどのベイトフィッシュも多数生息していて、これらの魚の体色に似ている(かもしれない(!?)このカラーへの反応がとても良いです」





第3位!さくらブルー(ピンク/青テープ)

餌木猿 さくら スーパーシャロー(林釣漁具製作所)

理由はハッキリしないが、何年に1回は爆発!!

米田「このカラーはよく釣れるとか、年中使えるというワケではなくて…他のカラーは何を試しても全然反応がないのに、青テープのモデルだけにはアタリが顕著に出る。そんな状況が何年かに1回あるんです。その中でもこのカラーは特に優秀で人気のカラーですが、その原因が未だによく判らんのです…。ニゴリが入った時でも、濃い青テープでシルエットがハッキリ出やすいのか…一方で青は水に溶け込みやすいようにも感じるし…」

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