「メバリング(ほぼ)初体験!」のぶんちゃんが、デイ&ナイトゲームでメバルをキャッチできた理由とは?



今回のテーマはメバル! 冬~春にかけて、日本の各地で手軽に楽しめる身近なターゲット。なのだが、実は、ぶんちゃんの生涯メバル捕獲数はなんと1尾!? ジャッカルの新作ジェリーサーディン55シャッドテールや定番マイクロジグ、チビメタを駆使し、見事メバル捕獲なるか!? 隔月連載「目指せ! フィッシングクイーン Vol.3」メバル編スタートです!



【profile】
石川文菜(いしかわ・あやな)
“ぶんちゃん”の愛称で、男女問わず多くのファンを持つ。2014年に、5代目アングラーズアイドルを受賞。紆余曲折を経て、現在は釣り具メーカー、ジャッカルのスタッフとして活動。本連載を通して、幅広く対応できるアングラーとして成長することを目指す。

【profile】
一宮安幸(いちみや・やすゆき)
2018年に、ジャッカルのフィールドスタッフに加入。大分をホームフィールドとし、特にライトゲームに精通するアングラー。

【実釣フィールド】
臼杵湾周辺(大分県)
豊後水道に面した良質なフィールドが広がるエリア。メバルの実績が高いポイントも多数存在。漁港や堤防だけでなく、磯などで良型を狙うこともできる。

早速ですが、夕マズメはチャンス! ジグでサクッと釣っちゃいましょう!

現場近くで一宮先生と合流し、早速実釣スタート!一宮「夕マズメがチャンスです。チビメタ(ジャッカル)で早速スタートしましょう!」

前回のタイラバで自己記録更新果たし、自信を取り戻したぶんちゃん。さて、今回のテーマは?

ぶん「メバル! 楽しみだなぁ。目が大きくてカワイイですよね!」

そして、今回の先生は、大分を中心に活躍するアングラー、一宮さん。よろしくお願いします!

一宮「ルアマガソルト、読んでましたよ(過去形)! 嬉しいなぁ、出られるなんて! あっ、連載の『正海に訊け!』に、質問のハガキ出したことあります!」

あ、ありがとうございます(過去形なのが気になりますが…)!

一宮先生のアドバイス通り、足元をバーチカルに狙うぶんちゃん。「あっ、今、何か飛び出してきた!」

それはさておき、ぶんちゃん、メバル経験値はどれくらい?

ぶん「えっ、実は…。数年前に横浜でアジングの最中に偶然1尾釣ったことがあるだけ…」

一宮「なっ、なに~~!? じゃあ、ほぼメバル初体験!? でも、大丈夫! 私がフルサポートしますから、安心してください!」

ぶん「頼もしい! ところで、メバル釣りって、夜のイメージなんですけど、今はまだ夕方ですよね?」

一宮「足元をタテに探るなら、チビメタTYPE-1が最強です。実績抜群!」それを受け、当日のウェアコーデに合わせたカラーのチビメタをチョイスするぶんちゃん。
メバルデイゲームの主軸ルアー、ジャッカルのチビメタ TYPE-1(3g/5gを使用)。スリムなシェイプでバーチカル(垂直方向)の展開に威力を発揮する。
JACKALL(ジャッカル) メタルジグ ルアー チビメタ タイプ-I 7g ブルピン
主な対応魚種:アジ メバル カサゴ
重量:7g
カラー: ブルピン
¥460
2020-03-21 13:46

一宮「いや、明るくても釣れます! メタルジグでリアクションバイトを狙う釣りが効果的。足元の海藻などに潜んでいて、ジグをヒラヒラっとさせると飛び出してきます。見えてるから楽しいですよ!」

ぶん「あっ、今、メバルが出てきた! ホントだ! これは楽しいかも! ビギナーでも簡単ですね」

メバル初心者のぶんちゃんだが、デイゲーム開始後まもなくメバルをキャッチ!ぶん「早めに釣れて良かった~! まだまだ釣りますよ~!」ヒットルアーはチビメタTYPE-1の3g(ジャッカル)

日没後は「バーチカル(タテ)→横の釣り」へ!
しかし、ぶんちゃん迷走開始…!?

一宮「陽が落ちて、外灯も効いてきたので、そろそろ攻め方を替えましょう」

ぶん「攻め方を替える?」

一宮「ストラクチャーなどについていたメバルが、捕食のために外灯の明暗に出てきます。これを狙う釣り方ですね」

ぶん「メタルジグは使わない?」

一宮「ジグは、リアクションバイト狙いで使っていましたが、夜は食性に訴えて誘うので、ソフトルアー主体の展開になりますね」

ぶん「なるほど~!」

日没後、外灯の明かりが効き出すと、ナイトメバルゲームが本格的にスタート!

一宮先生セレクトで、ぶんちゃんはジェリーサーディーンからスタート。

一宮「このルアーは、水面直下から表層を狙うルアーです。とてもナチュラルで、メバルの好物となるシラスをイミテートする、ライブリーなアクションが特徴です」

表層で、活性の高いメバルを探っていくイメージだ。

デイゲームとは逆に、ルアーをキャストしてレンジを刻んでリトリーブで探る。それがナイトメバルゲームの基本だ。

ぶん「狙うのは、明かりが水面に落ちる周辺ですか?」

一宮「明暗の境を、デッドスローで狙ってみて下さい。糸フケを取るくらいのイメージです」

ぶん「あっ、キタっ! ヒット、ヒット~!」

きれいにアワセが決まり、ロッドが曲がった!

一宮「すごい、ぶんちゃん! ホントに、メバル初心者!?」

一宮先生も驚く上達ぶりを見せるぶんちゃん。しかし、この後ヒットが続かず沈黙状態…。ここから、ぶんちゃんの迷走が始まるのであった…。

ぶん「わーい、私のメバルの方が少し大きい♡」。一宮「そ、そうだね…(笑)」

●ぶんちゃんのヒットルアー「ジェリーサーディーン54(ジャッカル)」

ぶん「係留された船で、外灯の明かりが影になっていたんで、そこを、ジェリーサーディーンで狙ってみたら、うまく反応してくれました!」。カラーは、シラスクリアー。
JACKALL(ジャッカル) ワーム ジェリーサーディン54 グリーンジェリーグロー
Length:54mm
Weight:2.0g
Type:Slow Sinking
¥748
2020-03-21 13:50

●一宮先生のヒットルアー「タイドビート2.0インチ(ジャッカル)」

表層狙いのぶんちゃんに対して、一宮先生は、2inのタイドビートを0.6gのスイスイスイムジグヘッドにセットし、中層をサーチし小型のメバルをキャッチ! カラーは、クリアーレッドフレーク。
JACKALL(ジャッカル) ワーム タイドビート 1.5インチ イカナゴールド
Length:1.5inch
Quantity:10本入り
¥393
2020-03-21 13:54




苦戦するぶんちゃんを尻目に、一宮先生は絶好調!

出足は好調だったぶんちゃんだが、その後スランプに。一方、一宮先生は絶好調! ジャッカルから新しくリリースされた、ジェリーサーディーンのシャッドテールタイプで、良型のメバルを連発!

ぶん「え~! 一宮先生、また釣ったの~!? スゴイ! どんな釣り方をしたんですか!?」

一宮「キモや、デッドスローです。ラインにあえて風を受けて、流されるようにドリフトさせて喰わせました」

ぶん「そんなテク使ってたんだ!? ズルい(笑)」

風にラインを乗せて、ジェリーサーディーンをナチュラルにドリフトさせ、明暗に送り込むという高等技術で良型メバルをキャッチした一宮先生。この直後に、同じパターンでもう1尾追加。さすが!

●ヒットルアー NEW「ジェリーサーディーン55 シャッドテール(ジャッカル)」

既発のフィンテールタイプがナチュラルアピールなのに対し、新たにリリースされたのはシャッドテール採用の、ハイアピールタイプ。両者とも水面直下を得意とする。メバルの活性に応じて使い分けよう。
ジャッカル(JACKALL) ワーム ジェリーサーディン55 シャッドテール ホログラムシルバージェリー
全長: 55mm
自重: 2.0g
タイプ:スローシンキング
入数: 3本
¥673
2020-03-21 13:55

ナイトゲームは、視覚的な情報が日中に比べて少なくなるが、一宮先生のように、フィールド全体の状況を把握し、あらゆる角度から攻めていくのが重要だ。

一宮「ドリフトも1つの手段ですが、あとは堤防の足元のシェードなんかも、メバルがたまりやすい場所です。明暗の境を通してやるのも効果的だし、ドリフトで流し込んでいくのもいいでしょう」

外灯の光と堤防が作る明暗部分の周辺にメバルが潜んでいることが多い。

解説を受けたぶんちゃんは、2inのタイドビートを0.8gのスイスイスイムジグヘッドにセットし、足元のシェードや外灯が作る明暗などを丁寧にチェック。しかし、なかなか釣果が出ない…。それでも、集中を切らさず頑張り続け、終了直前に、小型ながら2尾のメバルをキャッチ!

ぶん「う、うれしい…! これで何とか、シメられますよ……ね?」

日付が変わる頃まで頑張った結果、小型ながらメバルを数尾追加できたぶんちゃん。一宮「状況は決していいわけではなかった。それでも粘って結果を出すぶんちゃん、さすがですね!」ぶん「えへへへ…、先生にホメられたよ」

高品質ながら低価格で人気のロッドシリーズBRSのNEWモデル!
BRS-68UL+LG(ジャッカル)

低価格でありながら、エキスパートも満足できるクオリティを実現し人気のBRSのライトゲームモデル。その中核をなすモデルS68UL+がリニューアルを受けリリースされる。ブランクスを見直し、コスメも一新。自重は現行モデルと変わらない。2ピースモデル。

一宮先生が使用していたのは、BRSのライトゲームモデルのリニューアル版。前モデルと比較し、細部がブラッシュアップされ、使用フィールが向上している。
LGはライトゲームの略。小型のメタルジグからジグ単までを無理なくこなす、汎用性の高さが魅力だ。
一宮先生は、ストラディックCi4+C2000S(シマノ)と組み合わせて使用。軽量で初心者にも扱いやすいセッティングでもある。

メバル実釣の詳細は「ルアーマガジンソルト2020年4月号」(2/21発売)にも掲載! 表紙のぶんちゃんが目印!