ニッポンが誇るサブカルチャー『マンガ』。しかし釣りとなると、題材はもちろん所作のひとつとっても釣り人を魅了できるかどうかが別問題。そんな釣りマンガの名作を現役・釣り雑誌編集者が再び味わいつつ、隠れた名著を探すレビュー企画です!今回は作者も釣り好きな作品から、現在連載中の大人気釣りマンガ3作品をご紹介!
レビューするのはルアマガ編集局きってのマンガ好き「釣りマンガレビュアーズ」
レビュー#1 バーサス魚紳さん!
「我々が気になる三平君のその後、ではなく、魚紳さんが主人公のいわばスピンオフ。その設定自体がグッときます。真剣勝負の行方はもちろん、合間合間にほんのわずか感じられる三平君の気配…気になって仕方がありません!」
「魚紳さんのマンガが始まる!って当時の編集部は沸きましたね…。フタを開けてみたらアツ過ぎるバトルもの。青木プロ編からスタートというのもヤバすぎ。縁あってルアマガの表紙も描いてもらいました」
「いきなり青木大介さんが実名で登場してバトル!! そんな漫画を、バス釣り好きでマンガ好きの自分が読まないわけはありません!! 今後も実在するアングラーを魚紳さんが如何にして負かすのかが楽しみでしかたないです(笑)」
『バーサス魚紳さん!』立沢先生の表紙!
立沢先生といえば、2019年ルアーマガジン2月号の表紙で、青木大介さんを描き下ろしていただいた。単行本1巻は、魚紳VS青木の激戦パートが収録!
レビュー#2 うちの釣りバカ父ちゃん
「あれ? この人の画、見たことあるかも、と感じたアナタ、鋭い!! 本誌で毎月何十点ものイラストを描いてくださる、金丸御大の作品です。自身も大の釣り好きであり、ページの端々から釣りへの愛情がにじみ出ている快作!!」
「カナマルショウジここにアリ! 話はバラエティに富んでて、細かい金銭感覚とか嫁や子どもとのやりとりとか結構リアル。ああ、我が細君もこれくらい優しければ…」
「この作者さまのイラストが好きでたまらないです。ご本人もかなりの釣り好きとあって、釣りの描写が画風からは想像できないほどリアルです。釣りコミックに掲載されているので、内容が濃いのもいいですね」
ルアマガの釣りイラストはカナマル先生!
ルアーマガジンで、分かりやすいイラストを描いて頂いているのが、なんとカナマルショウジ先生! 釣り好きならではの絵は、みんなに大好評!!
レビュー#3 釣り人生活
「さとう輝さんは、週刊連載を20年続けつつも週2回は釣りに行くほどの大の釣り好き。本編はその釣行記なのですが、仕掛けやタックル、釣り方がしっかりと紹介されているので、ハウツー本としても読めてしまいます。そこがいい」
「徹夜明けでも命削って釣りに行く、売れっ子マンガ家の釣りエッセイ。連続ボウズも赤裸々に描く姿勢に、涙なくしては読み進められない…。仕事も修羅場で『ネームは!?』という悲壮なスタッフの声に共感するばかり」
「釣りエッセイ漫画ですね。季節に応じた実在する場所での様々な釣りが紹介されているので、読んでるとどんどん釣りに行きたくなります(笑)。作者のさとうさんはエギで有名なヤマシタというメーカーのフィールドスタッフだそうです」
さとう先生もエギ王スティックユーザーなんです!(感謝!!!!)
大人気漫画家でありながらYAMASHIATAのフィールドテスターも務めるさとう先生は大のエギング好き! 先日弊社で発売された「エギ王スティック(YAMASHITA×オリムピック×ルアマガ)」もご購入いただいたというインスタも上がっておりました!佐藤先生、ありがとうございます!たくさん墨付けしてくださいね♪