どんな釣りもわかりやすく丁寧に教えてくれるビギナーの味方『ヒロセマン』こと広瀬達樹さんがエギングの基本をご紹介! 産卵期前の春先は大きなアオリイカが狙えるグッドシーズン! この記事でエギングの基礎をしっかり覚えてフィールドに繰り出してみよう! 今回はエギングの超重要動作!「シャクリ」と「フォール」について広瀬さんに教えていただきます。
前回のおさらいはこちら!
【ヒロセマンのエギング超入門 ポイント編】8
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前回はエギング初心者が実際に釣りに行くにあたり、おすすめの釣り場や釣れるポイントの見極め方について解説させて頂きましたが、今回は実践編パート2!
アオリイカが釣れる漁港が分かったところで、実際にエギを投げて水中で動かさなければイカは釣れません!今回はエギングにおける最も重要な動作「シャクリ」と「フォール」について詳しく教えて頂きました!
エギを“魅力的に見せる”ロッド操作「シャクリ」
エギングで特徴的なのが『シャクリ』と呼ばれる動作ですが、慣れるまでは少し時間がかかりそうですね…。
広瀬「シャクリは、竿を縦に素早く振り上げて、すぐに戻してラインを緩ませる。このときにリールを少し巻きながらやるとうまくリズムが取れるはずです。あと、最初に足元でエギを動かしてみて、どれくらいの強さでシャクればどれくらいエギが動くのか、目で確認しておくといいですよ」
3〜4回シャクってフォール、着底したらまたシャクる
エギングはエギをシャクってフォールさせる動作の繰り返し。基本は3〜4回シャクって、ラインを緩めてエギを着底させる。またシャクって海底まで落とすを繰り返す。シャクリの回数や跳ねさせ方は状況に応じて変化させる。毎回しっかりと底まで落とすのが基本だ。
シャクリは竿はビュンビュンと素早く、大きくシャクったほうがいいのでしょうか?
広瀬「まずは小さくゆっくり竿を振って、シャクリのリズムを身につけましょう。小さな力でも、エギはしっかりと動いていますよ。慣れてきたら、大きく、いろいろなシャクリ方に挑戦してみてください」
竿を縦に振り、シャクった後にラインを緩める
シャクリの基本は、竿を素早く縦に振り、すぐに竿を戻してラインを緩ませる。これを連続してリズムよく行なう。
広瀬「リールを巻きながらシャクると、エギも綺麗に動くし、リズムも撮りやすいですよ。慣れるまでは要練習ですね」
フォール中に出るアタリを見逃さない!!
イカのアタリはどのように出るんですか?
広瀬「イカがエギを抱くのはフォール中で、これを察知するために、フォール中は常にラインを目で見ておいてください。ラインがピンと弾かれる、ラインがそのまま着底しないで走っていく、着底する水深じゃないところでラインが止まる。そういったラインに出る違和感はすべて『アタリ』と判断していいです。
そしてすぐさまフッキング、もしくは少し送り込んでからフッキングしてください。フォールには、ラインテンションをかけながら落としていくのと、ベールを返してラインを出しながら落としていくやり方がありますが、どちらも糸の動きを目視しておくことは忘れずに!」
ラインの変化は全部イカのアタリだと思うこと!(※超重要!!)
イカはエギがフォールしていくとき抱いてくる。なので、フォールさせていくときにラインを目でしっかりと見ておくこと。これがエギングのとても重要な部分だ。ラインが弾かれたり、急に引っ張られたりといった変化はイカのアタリだ。