最近は大型イカの報告がぐんぐん増えてきている日本海エリア。去年の春は3投連続で2kgクラスがヒットしたこともあったとか・・・。そんなモンスター級キャッチの豊富な経験を持つ関西エギングのスペシャリスト池内さんが、秘蔵の春イカテクニックを教えてくれました!
教えてくれるのは春イカ攻略に自信アリのスマイルエギンガー
大型イカは“イカパンチ”で弱らせてから捕食する!
春イカの着きやすい場のセオリーとして『藻場』が挙げられますが、具体的にどのような場所を狙っていったらいいのでしょうか?
池内「近くにブレイクが隣接している藻場ですね。ワンドの出入り口など、潮通しの良い場所が狙い目です。浅場に行けばベイトが捕食できるし、潮通しが良いのでベイトも寄りやすい。潮が速すぎる場所はダメで、潮のヨレになっているようなエリアがいいですね」
ブレイク隣接の藻場はチャンス大!
春イカの一番の狙い所はやはり藻場。深場もシャローも行き来しやすい、ディープ隣接のブレイク付近にある藻場を探していこう。
それでは、春イカ特有の誘い方などはあったりしますか?
池内「2キロや3キロという大型のイカになってくると、動きが鈍重になってきます。エギをバンバン動かし過ぎると、イカが追い切れなくなって諦めてしまうことになります。なので、エギはなるべくスローに動かすことを心がけています。また、春はイカのアタリの出方に特徴がありますね」
春の日本海小浜で2kgアップを連発!!
水温がそこまで下がりきらなかった去年、福井県小浜エリアが大爆発! 2kg級が3投連続ヒットし、同行者もグッドサイズを2杯キャッチ。昨年は3kg級も複数上がったとか。暖冬だった今年の春も、日本海に期待大だ。
では、そのアタリの出方とは?
池内「春に多いのは金属的なイカパンチのアタリ。大きいイカになればなるほど、これは顕著に現れます。ベイトをイカパンチでまず弱らせてから、そこから触腕で巻き込むように捕食することが多いですね。なので、まず最初のイカパンチでアワセたり、回収したりしないことがとても大事です」
イカパンチ後はどのように誘えばいいのでしょうか?
池内「軽く2~3回ちょんちょんと誘ってから、そこからフォールではなく、横にさびくようにして動かしてきます。そこで徐々に重みが乗るようなアタリが出ることが多いですね。イカパンチで弱ったベイトをイミテートする弱いシャクリと、水平移動で抱かせると。これで確実に仕留めることができますよ。横方向の動きが難しければ、フリーフォールでもOKです」
イカパンチ後のフォローアクションで確実に抱かせる!
金属的なイカパンチを感じたら、そこでビックリ合わせをしないように。そこから軽く2〜3回シャクって、水平スイムでフォローを入れよう。こうすることで、イカパンチだけで終わらず、確実にエギを抱かせることができる。
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EZ-Qに飛距離、ダート、アピール力がプラス!
8本の足による微波動とアクション後の止まる要素が特徴。飛びっぱなしではなく、ピタッと止まってくれるから春のイカにぴったりだ。キャストモデルははウェイトアップで飛距離が出て、ノーズが尖ってダート性能もアップしている。
下記の動画では池内さんの実釣解説も公開中!⇩⇩
次回は池内さんの春イカ攻略におけるさらなる“秘技”を伝授してもらいます! 乞うご期待!!
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表紙は川上英佑さん!
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山田ヒロヒトさんの気になるコトをテーマにお送りする隔月連載。
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