「短いことはいいことだ!!」。ルアマガスタッフ自慢の“ショートロッド”プチカタログ



2020年5月号でショートロッドの特集を組んだルアマガ。ってことはお前らも当然、短い竿を使っているんだよな? 「当たり前じゃないですか。短いサオにしかできないことがある!!」ということで、なかの人の愛竿をお見せいたします。なお、今回は6ft3in以下をショートロッドと定義しております(しかもベイトロッド限定)。

“俺のショートロッド” テッペイの1本!!

【Profile】
横沢鉄平(よこざわ・てっぺい)
バス歴41年という超ベテラン釣りライター。ショートロッドを溺愛していて、個人的には6ftもショートロッドには入れていない。生涯、最も愛するロッドはスピードスティックSG4-156。

BRIST 5.10MXHブリストゴーテン(フィッシュマン)
デカバスから世界の怪魚まで戦える1本だぞ

全長:5ft10in

カミイ(下に登場するルアマガ編集長):愛用ショートロッドを1本紹介してください。

テッペイ:じゃあ、デプスのピットバイパー。

カミイ:それはツヅキ(下に登場するルアマガ広告担当)が出すみたいなので。

テッペイ:では、ズイールのプッシュウォーターにしよう。

カミイ:それは僕ですね。

3番目に浮かんだのがこのロッド。一緒にアマゾンに行ったこともあるフィッシュ赤塚氏が設計した5ft10in。ピラルクーまで仕留められる底力の持ち主。フルサイズのビッグベイトを楽に飛ばせる!

“俺のショートロッド” マイケルの1本!!

【Profile】
野村“マイケル”英之(のむら・まいける・ひでゆき)
本誌総合プロデューサーという怪しい肩書き。コラボルアー作って売ったりSNSで情報拡散させたりアメリカに行ったり、もはや何がメインの仕事か本人も分からないぐらい色んなことが同時進行中らしい。

IGハイスピード スコーピオン1582(シマノ)
人生最初にして最後の「中通し竿」

全長:5ft8in

確か1995年ぐらい。白いブランクでティップが黄色くて中通しと、(当時としては)新しいものづくし。雑誌広告で見かけた翌日、興奮しながらショップで購入しました。長さは5ft8in、「2」パワーだからミディアムアクションぐらいかな?

ガイドがないせいか全体的に「ぐにゃ~ん」と曲がる感じで、軽いルアーもよく飛んだので巻き物メインで使ってました。

若くてお金もあんまりなかったので、1シーズン使って中古で売ったので手元にはありません(苦笑)。

“俺のショートロッド” マツの1本!!

【Profile】
松島秀樹(まつしま・ひでき)
2020年に入ってから手にしたバスはすべて40センチオーバーという快進撃を続ける(3尾しか釣っていない)元本誌編集長にして現ルアマガプラス編集長。バス歴は40年近くになるがいまだ関東で50アップを釣ったことがない。

デストロイヤー F3-61Xスピードティップカスタム(メガバス)
これぞ個人的元祖ベイトフィネスバーサタイル!!

全長:6ft1in

かつてバスボートを持っていたころ、駐艇場のオーナーズトーナメントで一度だけシングルフィニッシュを決めたことがありまして、それはまぎれもなくこのサオのおかげ。

リアグリップの長さも有効ブランクス長も硬さもテーパーもすべてが完璧な1本だと感じています。

愛しすぎて一時期は2本持っていたほど。

ワームもプラグもライトゲームならほぼすべてノーストレスでこなせる名竿!! 20年以上経ったいまも現役バリバリです。



“俺のショートロッド” カミイの1本!!

【Profile】
上岡庸助(かみおか・ようすけ)
ご存知ドラマチックハンター釣れない担当。岸釣りが好き、でかバスが好き、1尾の価値を追い求めるが自己記録更新は10年に一度。今年こそジャイアントベイトでバスを手にするべく、琵琶湖取材を増やそうと画策中。

プッシュウォーターPW-56L(ZEAL)
実力以上にキャストが決まる「釣れる」ロッド

全長:5ft6in

当時(現在も)基本ミーハーなので買った1本ですが…。

上限3/8ozなL設定、カーボンで軽く、曲がりはパラボリック…使い勝手最高!

でも開眼したのは、ボートからオーバーハングを狙ったとき。想像以上にズバズバと奥へルアーが吸い込まれる! すわ上手くなったのか!? と錯覚するも原因はロッド。

力まず低い軌道で軽いルアーを投げやすいんですね。

PEラインでの小型プラグの巻きは今もコレです。Sカシワギ2020NEWショートロッドも期待!

“俺のショートロッド” フルカワの1本!!

【Profile】
古川和弘(ふるかわ・かずひろ)
勝手に田辺哲男氏を師と仰ぎ、「Keep Casting」を信条とする自称・ストロングフィッシャーマン。茨城在住という地の利を活かし、釣行日数だけは編集部イチ。「ショートロッドを持たない釣行は1日もない」と豪語。

ロードランナーVOICE HB630Lサークルキャストサイドハンド(ノリーズ)
ノリーズが「最初の1本としておすすめ」する、シリーズ根幹モデル。

全長:6ft3in

同シリーズ、6ft3in以下のロッドを複数本所有する自分にとって、どれか一本を選ぶのは酷!

ということで、ロードランナーを初めて手にしたこのモデルをご紹介!

とにかく汎用性が高く、レギュラーサイズのハードベイトであれば高次元で何でもこなせてしまう優等生。レングスも長くもないし、短すぎないので、取り回し抜群。何より、良く曲がるのでキャスト、フッキング、ファイト、すべてが気持ちイイ! 

一生使いたい竿です。

“俺のショートロッド” ツヅキの1本!!

【Profile】
都築 僚(つづき・りょう)
嫁に釣りを教えたら、自分より上手くなってしまい、釣りの主導権を明け渡した営業兼編集。紹介するピットバイパーは、初代を嫁に取られてしまったため、追加で購入した2代目。

サイドワインダーHGC-58XRザ・ピットバイパー”(デプス)
さすがっ! でかバスメーカー発のショートロッド!

全長:5ft8in

フローターでのビッグベイト用として作られたそうで、重量級ルアーを安心して投げられる硬さです。

フルサイズのジグとも相性が良く、ボートはもちろん、オカッパリでも多用。足元のゴミ溜まりや水生植物のポケットなど、近距離で正確に撃ち込むという動作が非常にしやすいです。

フッキング時には、バスの重さがダイレクトに伝わってくるので、魚と直にやり取りするような感覚がクセになります。

GPでの復活熱望!