ルアマガプラスでもおなじみの魚屋さんであり、究極の血抜き・津本式で話題沸騰中の津本光弘さんは実はブラックバス釣りが大好きなルアーマン。あるとき、地元宮崎県の遊漁船船長に、バス釣りではひとつのジャンルになっているペラ系ルアーを思い出し、「メタルジグにペラチューンしたら、より釣れたりして」と進言。そこで、それを試したところて爆釣劇を連日演出。さぁ、どんなチューニング⁉️
ペラの波動が魚を誘うのか???
タダ巻きでイージーに釣れちゃうので、船長大助かり!
ということでネタをくれたのはフィッシングボート「タカ丸と白髪鬼」の船長、柏田修一郎さん。
profile
柏田修一郎(かしわだしゅういちろう)
白髪鬼の愛称で、リーズナブルなガイドを行う宮崎県「タカ丸」の船長(正確には副船長)。愛称からだと日輪刀で戦わなければと構えちゃいそうだが、実際はとても優しいオジサン。季節の釣り物にアワセてガイドを行う。今回の取材滞在時は、タイ、オオニベ、ハタ類、そしてアジを釣らせていただいた。ルアマガプラスでもおなじみの、「究極の血抜き・津本式」開発者、津本光弘さんとは旧知。ガイドについては080-3377-0600に!
現在修行中のタカ丸です。釣れる釣りならどんな事でもやってみたい。ジグを使った釣りでも、餌釣りでも。もちろん泳がせも。
とにかく釣って楽しみましょう!!
ことの発端は冒頭で書きましたように、宮崎県のレジェンド魚屋さん津本光弘さんの「ペラ装着したら釣れるんちゃう?」というひとこと。
それがちょうど2018年ごろ。そのアイデアを元に、柏田船長が色々なペラ、様々なジグで試していったところ、とあるペラパーツと、とあるジグにカチリとハマり、以降、目に見えて他の釣り方に差をつける局面が増えてきたことから、釣りガイドの奥の手として常備することになったとのこと。そのペラパーツとジグとは…..。
意外なパーツが! そして非対称系ジグがいい!?
柏田「色々試したんですが、ボートでバーチカルに釣る場合、ナマズ用ルアー、ナマンチュ(スミス)のオプションパーツとして発売されているノイジーナマンチュオプション・エクステプロペラがしっくりくることがわかりました」
装着するルアーは何がおすすめなんでしょうか?
柏田「現状、多用しているのはTGベイト(DAIWA)とジグパラTG(メジャークラフト)ですね。左右非対称系のジグが有効な気はするのですが、現状、釣果を多く叩き出しているのはこの2本です。サイズは特に指定はありません」
TGベイト(DAIWA)ペラ装着済みチューン
ジグパラTG(メジャークラフト)
釣果安定。困った時のタダ巻きジグ? 本当に釣れるの?
柏田「通常のジギングと釣り比べたことが何度もあるんですが、結構、釣り勝っちゃうこと多くて。なんで、ゲストさんのアタリが渋い時用に船には常備しています(笑)」
2018年から釣果写真をバンバンみせられた記者。柏田さん。ホンマですか? じゃ、ちょっと、検証させてください!
柏田「いいですよ」
ということで、別取材で宮崎県入りしていた記者、専用タックルは持っていなかったので、パワー系汎用ロッドとしてルアマガで販売中のメガバスとのコラボロッド、「BUCHINUKI POWER MOBIL」のスピニングモデルに80gのTGベイトを結び、荒れ模様の出船ではありましたがポイントに到着。
お試し竿出しでしたが、短時間で、ポン、ポンと2尾! マダイとオオニベ!
釣り方は、ボトムをとって巻いてくるだけ。使ったロッドは4pモデルのパワーロッドだったわけですが、喰い方がはっきりしているので、マダイもご覧の通り。
地元メーカーのテスターも実力を確認!
その釣れっぷりにパーツ販売を開始
柏田さんと、宮崎県の別ガイド船で同船し、その威力を目の当たりした、とあるメーカーのテスターさん。このペラ付きジグがあまりにも釣れることから、その威力に心酔したのか、その同船1年後に自社でもペラパーツを供給。冒頭のナマズ用ルアーペラパーツが手に入りにくい場合は、こちらもオススメ! ライズジャパン のRISEくるくるスクリュー!。ありがたーい!
これは専用ジグを開発したほうがいいんじゃないですか! 柏田船長!! あと、これショアジギにも効く気がするんですけども!