イカの世界はモノクロ!? アオリイカの生態を大解剖! 川上英佑さんの「エギングラボ」が秋イカ前にタメになる!!



エギンガーであれば知らぬ者はいない傑作シリーズ『エギ王』。その開発メーカーであるヤマシタのYouTubeチャンネル「YAMASHITA Maria」では、アカデミックな視点から“エギ”と“アオリイカ”の関係を追求するコーナー「エギングラボ」がVol.4まで配信中だ。秋イカを目前とする今こそ見逃せない!

ヤマシタは“会社でアオリイカを飼ってる”!?

世界から注目と賞賛を浴びるヤマシタのエギ。理由は実に明快。ヤマシタの“研究開発部”の一角にはデデンと水槽が据えられており、そこには悠々と泳ぐアオリイカの姿が!

ヤマシタの研究開発部はイカの飼育も業務のひとつ。機嫌の良し悪しもわかるらしいぞ!

そう、ヤマシタのエギは釣り人の体感だけに頼ることなく、生体のアオリイカをつぶさに研究、その成果をエギにフィードバックすることで完成していたのだ!

社内に研究チームを持つヤマシタだからこそ可能だったこの企画「エギングラボ」は、思い込みや経験則、裏付けの取れない仮説ではなく、生態研究の側面から“エギング”という釣りに迫ろうというもの。

「イカの視力は0.64(!)」「イカは色を識別できない(!?)」など、知れば知るほど面白い“エギ”と“アオリイカ”の関係を追求していきます。

衝撃の事実も。その代わりに発達させてきた機能とは…? Vol.2を確認だ。

司会進行はルアマガプラスでもおなじみ、ヤマシタのエギングマイスター川上英佑さんと、同社の研究開発部でアオリイカの生態研究に携わる森有平さんのお二人。

マイスターの川上さんもこの「エギングラボ」では一介の釣り人となり、アオリイカの専門家である森さんに疑問・質問をぶつけまくっています。

第1回は“ケイムラカラーのナゾ”

記念すべき第1回ではこのところ人気のエギカラー“ケイムラ”の実態に迫っています。

「そもそも蛍光ムラサキの略」「紫外線に反応する」といった基礎事項から、「雲のある晴れ間がベスト」「夜間はクリアカラーとして振る舞う」など、知らなきゃソンな知識がてんこ盛りです。もしかしてあなたのケイムラ観、間違っていませんか? 要チェック!

ちなみに、海外でも“ケイムラ”は“Keimura”なんですって。小ネタも充実。

第2回のテーマは“イカの視覚とエギカラー”

アオリイカの眠たげな瞳は食べちゃいたいくらいにとってもキュートなわけですが、衝撃の事実。エギにはあれだけ多くのカラーがあるのに、実は色が分からないってどういうこと? まさかこれまでのカラーローテは徒労だったのかよ?

いえ、そんなことはありません。イカの目の構造を通して、森さんから納得の行く解説をお聞きいただけます。



第3回は“夜光カラーの使い所”

ヤマシタのエギに採用されている夜光カラー“490グロー”は、アオリイカが最も視認しやすいとされている色の波長で発光する。一般の夜光カラーよりっぽく光るのが特徴だ。

しかし第2回でイカには色が分からないことが判明。そこで川上さんが何かを閃いた様子で…? 今後のエギングゲームを一変させる問題作だ!

第4回は“イカの捕食のメカニズム”

社内で飼育しているイカの捕食パターンが“死にエサ”と“活きエサ”でまったく異なることに目をつけた森さん。これはイカの「抱きかげん」、すなわちアタリパターンに関わっているのではないか? というのが川上さんの見立てだ。

そうなってくるとエギもはたして“活きエサ”として動かすのか、あるいは“死にエサ”として動かすのかにより釣果が変わってくることになる。実に興味深い…!

アオリイカの生態研究はまだまだ途上。明日にも新しい発見があるやもしれぬ、日進月歩の領域なのだ。したがって「エギングラボ」は今後も展開を続けるとのこと。ヤマシタのエギの将来に期待だ!

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