ゴーセンの万能PEライン『ROOTS(ルーツ)PE×4』でエギングをしたら驚きの釣果に!【使い勝手良し!値段良し!】



エギング界の重鎮・重見典宏さんなどがフィールドテスターを務めるラインメーカー『ゴーセン(GOSEN)』が新たなラインシリーズを発表。その名も『ROOTS(ルーツ)』。早速、釣り好きスタッフが夏のエギングで使い心地を試してきたぞ!

インプレするのはこの2人

老舗ラインメーカー・ゴーセンが送るPEラインの新定番『ROOTS(ルーツ)』

70年の長きに渡り、フィッシングラインを追求してきたゴーセンが原点回帰をして、どんな釣りにもマッチするPEラインをプロデュース。日本国内に自社工場を持つゴーセンだけあって、クオリティは折り紙つき。高強力ポリエチレン原糸による4本組で、サイズ毎にベストバランスで設定されている。

カラーはマルチカラーとライトグリーンの2色。100〜300m巻き、太さは0.4〜4号とラインナップが豊富なのが特徴だ。ライトゲームからシーバス、オフショアやショアジギングまで、いろいろな釣りに対応するマルチパーパスなシリーズになっている。今回インプレするのは『ROOTS PE×4』で、0.6号の150m巻きを使用。これで夏イカを狙ってみようという目論見だ。

長さ号数カラー価格
100m巻0.8、1、1.5、2マルチカラーオープン
150m巻0.6、0.8、1、1.2、1.5、2マルチカラー、ライトグリーンオープン
200m巻0.4、0.5、0.6、0.8、1、1.2、1.5、2、3マルチカラー、ライトグリーンオープン
300m巻0.4、0.5、0.6、0.8、1、1.5、2、3、4マルチカラーオープン
4本組にありがちなラインのゴワゴワ感は無し。全体的に適度なコシとしなやかさを併せ持った印象を受ける。

実際に使ってみての感想は?

営業・今村「4本組ならではの適度な張りがあり、ラインがふにゃふにゃになったりしないですね。直線的な使用感があって、糸フケが出にくい印象です。

キャストに関しては問題なく飛距離が出て、4本組のデメリットはあまり感じませんね。3.5号エギのマックスの飛距離が出ていると思いますよ。

値段オープンということですが、市場価格で150mが1,500円前後。このクオリティでこの価格なら合格点! ビギナーにも自信を持ってオススメできますね」

ライター・西村「ベストバランスを謳っているだけあって、全体的に均一な使用感になっている印象です。4本組だけど、原糸の組みが細かいというか。使っていてラインの剛性感が伝わってきます。

不意な高切れも無いし、根掛かりで変なところから切れることも無い。ある程度雑に使っても適応してくれる、安心感のあるPEなんじゃ無いでしょうか

これは釣り糸にとっては結構重要なことで、大きな欠点が見つからないというのはそれだけ不安が無い状態で釣りに集中できるということ良いラインだと思います!



夏なのにふたりともグッドサイズのアオリをキャッチ! これも『ROOTS(ルーツ)』のおかげ!?

朝マズメの雰囲気が残る午前中の時間帯に西村が1キロオーバーをキャッチ! そして、続きざまに今村もグッドサイズをゲットした! 時期も時期だけに、コロッケサイズでも釣れたらいいねと思っていたので、この釣果には驚いた。

ライター・西村「ちょっと緩んでいた潮が、また動き出したのがわかったんで集中して狙ってみたんです。4本組なのでそれなりに潮噛みするので、潮が重くなる感じが良くわかるんですよね。シャクった後のテンションフォールもイメージがしやすいし、ドリフトで流し込んでいくのもやりやすい。2.5号の小さいエギを使っていたんですが、ちゃんとエギを操っている感がわかりましたよ!

デイゲームでこのサイズが出れば大満足! 強烈なジェット噴射をいなしながらのファイトは最高でした。

営業・今村「自分が釣れたのポイントは堤防の付け根部分で、ブレイクの手前は浅く岩礁帯になっている場所。ラインをかなり沈ませている状態でヒットして、ファイト中は糸がボトムに擦ったりしたのですが、ちゃんと取り込むことができました。いやぁ、危なかった! ラインを信じてファイトできたのがよかったです!

今村も負けじとナイスキャッチ。シャローでの強引なやりとりでも切れずに取り込むことができた。

夕マズメから暗くなったタイミングで、またしても西村にヒット! そしてこれもデカかった…。

ライター・西村重さは1160g、夏イカ狙いでこれが出れば大満足! 満潮からの下げに夕マズメが絡んだベストタイミング、堤防の先端で潮の動きにエギをドリフトさせての1杯、痺れました!」

暗くなったタイミングで飛び出したのは堂々のこのサイズ。トンという小さなイカパンチを捉えて思い切りフッキングする瞬間はたまりません!

耐久性、使いやすさ、コスパ、すべてが揃ったフィッシングラインの新定番!

2人で3杯のイカをキャッチし、そのうち2杯がキロオーバーという好釣果に恵まれた今回のインプレ。最後にふたりのまとめインプレをどうぞ。

営業・今村ラインにコシがあるから、ベイトリールとの相性が良いと思います。ベイトタックルのキャスティングスタイルで、ショアからのシーバス、ベイトフィネスでライトゲームなどをしたらおもしろいんじゃないでしょうか。これからの時期ならシーバスのビッグベイトゲームにもマッチすると思います!

ライター・西村「最初から最後までトラブルなく釣りができました。釣りの最中にラインがたわんで出来てしまう結びコブなども無く、リーダーも結びやすかったですよ。ラインにクセがないからすぐに釣りに馴染んで、初めて使ってもちゃんと使いこなせます。ビギナーに使ってもらうにもぴったりではないでしょうか。

4本組みなら、ルアーを流れに乗せてコントロールさせやすいので、これからの落ち鮎シーバスに使ってもおもしろそう。次は来年リリースされるという噂の8本組を使って、その使い心地を試してみたいですね!」

どんな釣りにも高次元にマッチするマルチパーパスなPEライン『ROOTS(ルーツ)』。エギング以外にもいろんな釣りにぜひ!

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