土浦はバス釣りのメッカ・霞ヶ浦の玄関口。東京から電車1本でアクセスできるし、土浦駅の徒歩圏内だけでも有望スポットが盛りだくさん。まさに聖地と呼ばれるだけはある。今回はそんな土浦で投げたいおすすめルアーとポイントを大公開! ガイドはカスミ周辺をホームレイクとするセンドウ兄弟のおふたりです!
案内は土浦在住&元在住のセンドウ兄弟!
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土浦のおすすめポイント【1】備前川
小規模河川。川スジはコンクリートの三面護岸。ここでの釣果はベイトの量に比例するので、ベイトが入ってないと釣れないこともある。だが爆発もあり、年によってのムラがある。河口付近は比較的深さがあるが、常にプレッシャーにさらされている鉄火場だ。
アニキ「魚が回ってくる場所なんだけど、いつも誰でも釣れる場所じゃない。あとは丁寧にやれるかどうか」
ここではアニキにヒット!プレッシャーの高い備前川河口域で繊細にやりきった証(あかし)と言える。
…が、ニンジャは大人気なく「小さい、小さい」とジェスチャー。
アニキ「ボトムに折れ枝や岩が沈むシャローで、根がからないように、でもボトムを丁寧にかわしていくように。ルアーはヤマセンコー5インチ。宮崎(友輔)プロが霞ヶ浦でひとつやりきるならヤマセンコー4インチ、5インチと言ってたので(笑)」
土浦のおすすめポイント【2】大岩田
霞ヶ浦総合公園から花室川までの本湖湖岸。水門はスーパーハイプレッシャーだが、確実にバスはいる。風が当たりベイトが寄せられるタイミングは、巻きでバスが拾えることもある。全体的に非常に浅い場所なので、アプローチは慎重に。粘るよりサーチが吉!?
お次はニンジャ! 大岩田のボトムがゴロゴロした水門前、ネコリグのズル引きに反応あり!
ニンジャ「普段からプレッシャーの高い場所で、先行者がいたのでいつもより丁寧に。バイトは極小! けっこう送り込んだけど、上顎センターの良いとこに掛かってた。きちんと食ってなかったら追い食いさせようと。テンションをしっかり掛けてスイープに」
ニンジャ「正直キャットだと思ってました。食った後の突っ込みがめちゃキャットっぽかった。キャットハンターの定番スポットだし」
まだまだあるぞ! 土浦のバス釣りおすすめポイント
土浦のおすすめポイント【3】境川
新川と河口を隣とする小規模な河川。基本的に水深が浅く、両岸ともコンクリートのチョコレートブロックがある。水門やヘラ台を狙っていくのだが、プレッシャーは高い。水量に釣果が左右されやすく、雨後の増水時には爆発もある。歩きながら巻いていくのも面白い。
土浦のおすすめポイント【4】桜川
土浦エリアだけでなく霞ヶ浦としても最大の流入河川。全体的に水深は浅い。かなり上流までバスはいる。土浦エリアでは、河口付近や各橋が狙い目。小さい変化にバスがつきやすい。メジャーなポイントは人が多いが、無人のエリアも数多い。
土浦のおすすめポイント【5】花室川
土浦近隣トップ級に人気のバスリバー。河口付近はコンクリート護岸だが、それより上はナチュラルバンクが多い。変化が多いので、撃ちドコロは多い。流れのヨレや見えない沈みモノを狙っていきたい。ヤブ漕ぎポイントは多いが、ヘビやハチには注意!
センドウ兄弟の土浦おすすめルアーTOP5×2!
今回のヒットルアーは「ヤマセンコー」と「ブレーバー」
アニキのヒットルアーは上段、ヤマセンコー5in(ゲーリーインターナショナル)。リグはノーシンカーワッキー。下段はニンジャ。ブレーバー5.7in(ボトムアップ)のネコリグだ。以下に詳しく見ていこう。
ヤマセンコー(ゲーリーインターナショナル)【アニキおすすめ】
アニキ「まず、よく釣れる(笑)。入手しやすいし、いろんな使い方ができる。ノーシンカーも使うしネコリグ、ワッキー、フリーリグ…マルチだね。4inと5inをメインに」
デスアダー6インチ(デプス)【アニキおすすめ】
アニキ「飛距離命! そういう状況なら、それしかないよね。あとはウデでカバー。川の対岸とか、ちょっと沖目の杭とか余裕で届かせたいから。あとは実績が非常に高い。ヤマセンコーと双璧を成すルアー。
サイズは6in! でも5inでもいいよ。ノーシンカーが基本」
サイズ:6インチ/155mm
カラー:#26 クリア&ウォーターメロン
入数:6本
ベイトフィッシュをデフォルメしたワイドボディに刻まれた凹凸と、急激に細められたテールを特徴とするシルエットは、あらゆるリグに幅広く対応します。
ソルト含有量25%のウルトラソフト・マテリアルは、ノーシンカーでもブッ飛ぶ優れたキャスタビリティと、ナチュラルなフォーリングアクションをもたらします。
オフセットフックによるノーシンカーリグでは、、水の抵抗をしっかり受けながらのデッドスローフォールとキレのあるダートを見せます。
ジグヘッド、ラバージグによるボトムバンピングでは、デロッと…
カットテール(ゲーリーインターナショナル)【アニキおすすめ】
アニキ「これも万能。ダウンショットだったり、ライトテキサスやネコリグなど、ちょっとヤマセンコーより弱い感じ。ウエイトも軽めを選ぶ。ヤマセンコーとカットテールはシンカーとフック次第でどうにでもなるのがよい。」
スピナーベイト(ビーブル ※ニンジャ私物)【アニキおすすめ】
アニキ「スピナーベイトだったらなんでもいい。投げて巻くだけ。難しく考えない。ルアーを厳選するなら、万能なほうがいい。シングルフックだし根がかりもしづらいし、フォールもできるし、ヨコの釣りは得意だから手っ取り早い」
レッグワーム(ゲーリーインターナショナル)【アニキおすすめ】
アニキ「そうはいっても不安になる人のために(笑)。ルアーが小さくないと釣れる気がしなくなったときのため。サイズは、どっちもだね。2.5inが多いかな…安いし。リグは軽めで、ダウンショットやキャロ、フリーリグ…なんでもできる」
ブレーバー5.7インチ(ボトムアップ)【ニンジャおすすめ】
ニンジャ「ネコリグで使用。ネイルシンカーは0.9〜2gくらいで、カバーが少なければマス針むき出しで、カバーならカバーコンタクトフック1/0を使う。フォール、ズル引き、場所によってはスイミングで」
ノイズィー105F(デュエル)【ニンジャおすすめ】
ニンジャ「朝イチ、夕まずめなどの高活性バスを狙う。本湖の護岸をただ巻きでテンポ良く探っていく。また水門などのピンスポットではネチネチと誘う。ショートバイトが多いので、ミスバイトしたらステイで再びバイトを待つ」
フラット130F(デュエル)【ニンジャおすすめ】
ニンジャ「風が吹いてベイトが寄せられているときに使うのが吉。飛距離を活かして広範囲にただ巻きで巻いていく。水深2m近くまで潜らせられるが、ロッドを立てると水面下30cmを引いてこれるので浅場はこれで対応」
ベビーブラッシュホッグ(ZBC)【ニンジャおすすめ】
ニンジャ「テキサスやダウンショット、リーダーレスダウンショット、フリーリグ、キャロ…などさまざまなリグで。ザリガニ系のベイトが多そうな場所ならどこでも。グリパンなど王道の色で。ラメ入りはあまり使わない」
ファットイカ(スミス・ゲーリーヤマモト)【ニンジャおすすめ】
ニンジャ「ノーシンカーバックスライドセッティングで使います。土浦近郊は水深浅いカバーが多いので、比較的ライトなカバーはコレでやりきる場合が多い。普段はフロロの14lb前後だけど、ガシャいところはPE4号で」
追伸:土浦おすすめの「お土産」
写真右、ニンジャが買い込んだのは納豆だ。
ニンジャ「プライベートブランドだけど、なんとだるま食品製。納豆嫌いでもコレだけは食える人も…。豆の密度がスゴい」
左は、泣く子も黙るラッキーマヨネーズの丸和油脂謹製。どちらも桜川近くの「コープつちうら」にて購入。