アジングのポイントがないなら作れ!アジングライト ハピソン×サーティフォーのコラボ集魚灯が凄い!【高輝度LED投光型集魚灯】



ちょっとした釣りブームもあって、のんびり釣りを楽しむ釣り場が少なくなってきた? ならば作っちゃえ。ということで、今回は人気の釣り、アジングをする上で救世主となる専用集魚灯をご紹介します。あのハピソンとライトゲーム専門メーカーのサーティフォーがタッグを組んだアジングライト高輝度LED投光型集魚灯をレポートします! なんでコレで釣り場が作れるの??



アジの習性、いやアジのエサとなるプランクトンの習性を利用しちゃえ!

今回紹介するのはLED投光型集魚灯。つまり魚を寄せるライト。ということになります。

アジングライト 高輝度LED投光型集魚灯
高輝度LED投光型集魚灯 アジングライト 約幅125mmX奥行130mmX高さ200mm
使用電池:乾電池単1型4本(別売) / 使用光源:青緑色LED、電球色LED / 使用温度範囲:0~40℃
電池寿命(20℃時):連続点灯約10時間 (Panasonicアルカリ乾電池使用)
光束:緑色 約150lm、電球色 約300lm / 防水性:IPX4
外形寸法(mm):約125×130×200 / 質量(kg):約1.3 (専用バッグ、Panasonicアルカリ乾電池含む)
付属品:専用バッグ
¥6,229
2020-11-24 14:22

アジングという釣りはナイトゲーム、つまり夜に楽しむことが多い釣り。そもそもなぜ、夜がいいのかというと、アジがいるポイントが絞り込みやすいからなんですね。なんで絞り込みやすいの? ここがポイントなんです。

現在、アジの主食となっているのはプランクトン類だと言われています。今回紹介する集魚灯に携わったサーティフォーの家邊克己さんはアジングのプロで、常々、アジの主食はプランクトンで、それが集まる場所が釣り場になるとおっしゃってるアングラー。

じゃ、プランクトンってどこに集まるの? プランクトンの発生しやすい場所、溜まりやすい場所、地形など様々な要因が重なりあい、海のどこかにそれができるわけですが….。それを見つけるには様々な知見や経験が必要になります。

ですが、どなたでも簡単にその場所を見つけることができるのが夜なんですね。だから、夜のアジングがこの釣りの王道になっているのです。なぜ、夜はそのプランクトンの溜まる場所を簡単に見つけ出せるの?

はい。プランクトンは走光性(光に集まりやすい習性)があるので、海面を照らす街頭などの灯りがあれば、そこにプランクトンが集合します。つまり! それを食べにアジなどの小魚が集まってくるのであります。

だから、集魚灯が有効なのであります。実際には集プランクトン灯が正解!(笑)

防波堤や、道路からの街頭の光などが海面を照らすような場所は、アジのポイントとなりやすいのですが、多くのアングラーはその習性を知っています。つまり、そういった場所は人気ポイントになりやすいわけです。必然的に先行者がいたり、場所が埋まっていたり。

ぐるっと海道2万キロなんていわれているくらい、海岸線に覆われている日本。その中で街頭などがありアジングに適した場所なんてのは限られています。そこで、この集魚灯の出番です。水深はあるしプランクトンは居そうなのに、街頭などの灯りがなくてアジングのポイントにならないなんて場所、ありますよね。それにこの集魚灯を持ち込んで、電源ON。待つこと30〜40分。プランクトンが集まってきたかと思えば、そこがアジの好ポイントに!

集魚灯の色はこんな感じの青緑。この色の波長がいいんだって。意外にビカ〜〜〜〜!とは光らないので、船舶などにも迷惑はかけなさそう。でも、プランクトンや魚の寄りは半端ない!

釣り場不足が問題になりつつある中、有効に使えば、そういった問題の解消にもなりますし、人が集中しすぎることによるトラブルなんてのも防ぐことができます。自分だけのアジングマイポイントが作れるわけですから、ストレスなく釣りが楽しめるってものです。

しかもこちらの商品、アジングの専門メーカーとも言えるサーティフォーが監修していますので、ただの集魚灯ってワケじゃありません。わざと、光と暗部の明暗が作れるよう投光するライトの角度がかなりフレキシブルに変えられたり、プランクトンが寄ってきやすい波長の光が使えたりと、かなり徹底されています。それに、無駄に明るいことによって船舶などに影響を与えないように配慮されていたりします。

ハピソンのwebより抜粋。光の明暗部分はヒットゾーン。それを投射角度を変えて防波堤などの障害物にあてて調整することで作りだすことができる。

魚やプランクトンの寄り半端ねぇ! LEDってプランクトンや虫がよりにくいんじゃなかったっけ? そのあたりが研究されて優秀な集魚灯として機能してるんですね。

ハピソンのwebより抜粋。青緑の波長がどうも、プランクトンや魚が寄ってきやすいようですね!

ただ、ひとつだけ注意点。集魚灯の仕様は都道府県によりOKなところ、ダメなところとがあったりしますので、確認が必要です。水産庁のホームページでそちらは確認できます。



細かな仕様を見ていこう。

【使用電池】乾電池単1型 4本 (別売)
【使用光源】青緑色LED、電球色LED
【使用温度範囲】0 ~ 40℃
【電池寿命(20℃時)】青緑色:連続約10時間
電球色:連続約10時間
(Panasonicアルカリ乾電池使用)
【光束】青緑色:約150lm、電球色:約300lm
【防水】IPX4
【外形寸法】約 幅125mmx奥行130mmx高さ200mm
(フック収納時、首振り部が横向き時)
【重さ】約1.3kg
(専用バッグ、Panasonicアルカリ乾電池含む)
【付属品】 専用バッグ

ライトは角度を変えることができる。つまり、投射時に明暗を作ることができます。明暗ができると、なぜ良いか? その境の部分で魚が騙しやすくなる。つまり釣りやすくなるのです。素敵。
単1アルカリ電池で気温にもよりますがだいたい10時間前後。つまりナイトアジングには十分な持久力ってことですね。写真はパナソニックのエボルタなんでもっと持つかもね!
ハピソンとサーティフォーのロゴが入ったケースが付属します。真ん中の黒い台形のゴム部分がスイッチ。大きいので暗がりでも操作しやすいです。ちなみに底には磁石が入っているので、鉄製のものに固定できたりします。ちょっとした気遣いですね。

アジング大好き記者の率直なレポート

こういった飛び道具でポイントを作り出すなんてズルくね! と言う向きもあるでしょうが、記者的にはいいんじゃないかな?と思います。先に書きましたように一級のポイントになりえる場所が、単純に街頭などの光がなく、夜はアジングの良いポイントになりにくい。なんてことはよくあります。

こういった集魚灯があれば、磯でもちょっとした堤防でも簡単に良ポイントに早変わり。街頭や常夜灯ががっつりあるような漁港は、ともすれば、人が集まりすぎてトラブルになったりすることもあり得ますから、使用が許可されている都道府県であれば、有効に使うことによってそういった問題も解消することができます。

実際、開発側にも様々な側面で減りつつある釣り場の新規開拓ができればという思いで、開発に踏み切ったとのお話もあり、その部分では共感を覚えます。あとは、個々があたりまえの釣りマナーを守り、楽しくアジングをしてほしいところですね。

性能的には申し分ないかと思います。使用レポート時は、取材を兼ねていましたので2灯使って魚を寄せましたが、1灯時でも十分な集魚&集プランクトン能力を見せつけ、魚がわんさか足元に寄ってきました。これはかなりテンションが上がります。なんなら、小魚が大挙してきたので、アジどころかそれを狙う魚も集まるんじゃないかってぐらいです。

こちらは屋久島のメアジ。

ハピソンさんとも、サーティーフォーさんともかなりお世話になっているので、お前、癒着か!とか言われるかもしれませんが、良きものは良きと素直に申し上げるのがモットー。個人的に買おうと思っていますので、こいつの威力は不遜にも私めのお墨付きとさせていただきます。

関連記事はこちら