【シマノ2021新製品】『カルカッタコンクエスト100/200』金色の優等生がハードベイトゲームの次元を変える!!【ルアマガ+のフィッシングショー】



ハードベイトを投げて巻く動作がバスを探すための単純作業の繰り返しだったのは前時代の話。現代のそれは精度が必須。投げるだけでなく、巻きにおいてもアングラーをアシストするリールこそ『コンクエスト』だ。



カルカッタコンクエスト(シマノ)

【スペック】
100・101LEFT/100HG・101HG LEFT/200・201LEFT/200HG・201HG LEFT

●ギア比:5.6/7.4/4.8/6.5
●最大ドラグ力(kg):4.5/4.0/6.0/6.0
●自重(g):220/220/235/240
●スプール寸法(径mm・幅mm):100シリーズ=33・19/200シリーズ=38・21
●ナイロン糸巻量(lb-m):100シリーズ=12-100、16-80/200シリーズ=12-165、16-120
●最大巻上長(cm/ハンドル1回転):58/77/57/78
●ハンドル長(mm):42(全機種)
●ベアリング数(BB/ローラー):13/1
●価格:100シリーズ=54,600円/200シリーズ=56,700円(いずれも税抜き)
※100/100HGは3月、200/200HGは4月、101/101HGは5月、201/201HGは6月発売予定

たったひと巻きで違いがわかる

2000年に登場した初代から続くコンクエスト開発の至上命題は「巻き」の追求。14年のフルモデルチェンジでそのシルキーな巻き心地はこれ以上ない到達点にまで上り詰めたかと思われたが…。

超小型の歯を数多く、密に噛み合わせることで強度と滑らかな回転を実現した『マイクロモジュールギア』。

21コンクエストはこれに加え、ソルト分野で確立された『インフィニティドライブ』と呼ばれる構造をメインシャフトに起用し、ガタつきを抑えるだけでなく剛性感と巻き感度をさらに高めている。
コンクエストを超えるのは、やはりコンクエストしかないのだ。
 

マグナムクランクですら力まず軽快なリトリーブが可能

ヘビーなルアーを用い、トルクフルな魚が相手のソルトゲームで培った軽い巻き上げを可能にする構造『インフィニティドライブ』をバス用のリールに初めて採用。『マイクロモジュールギア』との最強タッグによって、巻き性能をトータルで向上させている。

いっさいのガタが感じられず、滑らかな巻き心地にいっそう磨きがかかった21カルカッタコンクエスト。障害物へのコンタクトなどハンドルノブをつまむ指が違和感を捉え、能動的にリアクションを仕掛けていける。



シマノインストラクター陣のインプレッションは!?

「確実にメイン機になる。今シーズンが楽しみだよ」by 田辺哲男

田辺哲男(たなべ・のりお)B.A.S.S.トーナメントにおいて、非アメリカ人で初めて栄冠をつかんだレジェンドプロ。我が国におけるバスフィッシングの隆盛は氏の功績によるところが大きい。

田辺「軽いルアーでの低弾道キャストが決まる。さらなるロープロ化によって無理なく手首を動かせるから、あらゆるフォームでオーバーハング下へ送り込める。関東リザーバーがホームグラウンドの俺にはこれが重要。巻きに関しては、もう何も言うことはないよ(笑)」

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