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アジングのためのルアー選び。専用ワームの選び方!カラーの選び方!【アジングの教科書#006】

深谷 "フカポン" 真

深谷 "フカポン" 真

2021.04.28

アジングを楽しむ上で、なくてならない重要パーツのひとつが当然のことではありますが「ルアー」です。ジグヘッドフックとワームを組み合わせたジグ単、メタルジグ、そして、プラグと呼ばれるハードルアーを使ったアジング。現代アジングに必要なルアーの種類は以上です。ここでは現代アジングのメインストリームといえる、ジグヘッドフックに組み合わせるアジング用のワームについて重点を置きつつ解説したいとおもいます。

第6章 アジング用のワームとは?

ルアー釣りにおけるワームとは軟質プラスチック、グミのようなゴムのような柔らかな素材を使った、それこそミミズのような形状のルアーを指します。

アジングワームには以下のような特徴があります。比較的小さめ1.8〜2.2inc(インチ)くらいのサイズが標準で、大きくてもてもせいぜい3incから4incといったところでしょうか。ルアーの世界ではワームはインチでサイズを表記することが多く、初心者の方は戸惑われるかもしれませんが1inc=2.54cm、約2.5cmと考えておけばよいでしょう。

ルアーは対象魚のエサを模したもので、アジングのワームの場合、その食性に合わせて、シラスサイズの小魚、小型の甲殻類、プランクトン類などを模した形状になっています。

イワシやイカナゴなどがエサとしてアジに追われることも多いが、夕方、朝方のマヅメ時に特に注目したいエサの種類となる。
植物性プランクトンをエサとする動物性プランクトンが、基本、アジのエサとなる。動物性プランクトンは夜行性の種類が多く、走光性があることから夜間の常夜灯まわりが一級のポイントになる。

売り場では、「アジング用」として販売されていますので、店舗でお尋ねになる際は、そう申し伝えていただければ対応してくださると思います。ネット販売でも「アジング用ワーム」と入力すれば山程種類が出てきますので、この記事を読んだあとに、ご自分で選んでみてください。

素材的には、その他魚種のワーム類と比べても柔らかいものが多いです。アジの捕食形態が吸い込み型であることは前の章で解説させていただきましたが、そういった捕食形態を意識して、やわらかい素材を使ったものが多いのがアジ用ワームの特徴となっています。

【Part.1】アジングワームの種類や形状について

アジングワームの形状については各社個性がありますし、画一的ではありません。ここでは簡単にアジングワームの形状について解説していきます。必ず用意しておきたいのはストレート系のワームになります。あとは、状況に応じて使っていきます。

ストレートタイプ

アジングワームの基本となる形状で、基本的に真っ直ぐなミミズのような形状タイプ全般をストレートタイプと呼称します。アジのエサとなる、プランクトン類全般、甲殻類全般、小魚類全般、なんでも模す事が出来る汎用性があります。

ひとくちにストレートタイプといっても、尾の部分の形状が違ったり(ピンテール、フラットテール、リーフテールなど)、多種多様ではあります。

アジは強い水圧しを嫌う傾向がありますので、波動が弱いストレートタイプは、アジングには外せないルアーだといえます。

パラワーム アジピン(メジャークラフト)。アジングにおけるストレートワームに必要な機能を内包した教科書的なフォルム。中央の大きなクビレはアジの吸い込み時にワーム全体が腔内に吸い込まれやすくなるように、折りたたみやすくなっているギミック。
ママワームソフト ダートスクイッド(マリア)形状的にはオーソドックスなストレートワーム。ただ大きなダートアクションを誘発するギミックが内蔵されている。
パラワームアジフラット(メジャークラフト)。テール(尾)がリーフ状になっている。ストレートワームにカテゴライズされるが、このように各社、各ワームで形状が違う。小さな形状の変化で大きな釣果を生むシチュエーションがアジングにはあるので色々なワームを持ちたい。
シャッドスター(ゼスタ)。アジは激しい動きが嫌いで、こういったシャッドテールと呼ばれる水尾圧しが強いワームはあまり釣れないとまことしやかに言われますが、ときに爆発的な威力を見せることもあります。真実はアジに聞くしかありません。

プランクトンタイプ(ファットタイプ)

プランクトン類や甲殻類系を模したエビやカニの幼生のような形状をしたワーム、幅広でボリューム感のあるタイプです。ストレートタイプなどの細身のワームに反応が悪かったり、ワームのフォール(沈むこと)速度を落としたりする場合にチョイスすることがあります。アジ攻略の引き出しのひとつとして、ストレートワームとともに用意しておきたい形状のワームです。

タープル(サーティフォー)。アジングの専門メーカーによるファット系ワームの代表作。ストレートワームに比べて、よりフォール速度を抑えることができる。形状的に、ファットなプランクトンや甲殻類を捕食している状況に出くわした場合、こういったフォルムのワームが最適解になる。
ソアレ スローダイバー(シマノ)。大型のリップ形状フットの効果もあり、フォール速度を落とせる特徴があります。さまざまな機能が形により表現されているのがアジングワームです。
メタボブリリアント1.5(ティクト)。深めのリブに幅広のリーフテイル。ボリューム感のあるファット系ワーム。ライトゲームメーカーとして知られれるティクトの定番ワームのひとつです。

ベイトフィッシュタイプ

現代アジングのアジの主食はプランクトンではありますが、夕マヅメ、朝マヅメなどは積極的に小魚などを追うことがあります。そういったシチュエーションに出会った場合は、魚を模したタイプのワームを使うことで好釣果を得られることがあります。サイズによっては、プランクトン系の食性に対応させることも可能です。

ガルプ ソルトウォーターミノー2in(ピュア・フィッシング・ジャパン)フォーミュラ(エサのような臭い)が配合された小魚形状のワーム。アクションを加えることでダート(左右に揺れる動き)もできるすぐれもの。アジを誘って釣るそんな状況に威力を発揮する。
フィッシュライク(サーティフォー)。小魚を模した1.5incのワーム。腹部のフィンに流れを受けると、バランスを崩し、その絶妙な崩れ具合がトリガーとなってアジを喰わせる。プランクトン系の釣りにも使えるすぐれもの。

シルエットやボリューム、サイズの変更でローテーションする

アジングワームにも色々な形、ボリューム、サイズがあることがわかりました。最初は迷うかもしれませんが、ストレート系ワームを装着して、まずは釣りをしてみましょう。なにか気に入った形のアジングワームからはじめる。なんて感覚でもOKです。そこから、釣れ方が良好な形やサイズなどにローテーションしていってみましょう。

最初は、なんでも釣れる! 何使っても一緒! って思うかもしれません。そういう状況ばかりでない、打開できない状況も存在します。そういった時に、いろいろなワームを使ってみて、その時、その時のアタリを探してみてください。それも楽しみ方のひとつです。

【Part.2】ワームのカラーについて

釣具屋さんに出向いて陳列されているワームをみたり、メーカーwebのラインナップを見ると、何色ものカラーが用意されていることに気づくでしょう。初心者ならば、もしかしてウンザリするかもしれません。何色を買えばいいの? そもそも、ワームの色の違いは釣果に影響するのでしょうか。

ある人は色は関係ないと言います。ですが、多くの釣り人の取材をしてきた結論としては、色を使い分ける、正確にはその場のアジの群れに最も興味を引くワームのカラーを見つけ出すことは釣果アップに繋がると言えます。

では、夜釣りが主力となるアジングゲームにおいて、どこまで色にこだわるべきでしょうか。

選び方の指標を自分で作ろう

ルアー(ワーム)のカラー変化によって釣果が増減するという事象は確定的なのですが、このカラー選択のノウハウというのは正直なところ、釣り名人により様々です。一致している人もいれば、そうでない人もいます。

ただ、言えることは指標となるカラーを見つけ出し(最初に決める)、そこからローテションしていくことで正解を見つけられるということです。当たりのカラーを最短で見つけられるのは釣り人の技術ですが、極論を言うと、遠回りしてもある程度の正解まではたどり着けるといってもいいでしょう。

さまざまなノウハウを語ることは可能ですが、最も簡単なカラー選択テクニックの大前提をお伝えします。

それは、あなたの好きな色をひとつ決めることです。赤でも、緑でも、青でも黄色でも構いません。経験を詰めば正解への最短コースを辿れるかとは思いますが、とにかく決めてください。一般に釣れる色と言われているカラーを選んでもかまいません。まずそこからスタートしましょう。

カラーローテーションの基本は”対比”か”類似”それに”アクセント”

魚になったわけではなないので真実はわかりませんが、様々な研究で、魚は人間と同じような色彩感覚を持っていないと言われています。魚種によっては色を識別する細胞を持っているので、より精度が高いだとか低いだとかあるようですが、我々人間と同じ感覚で色を識別していないと考えることができます。

ですが、色の濃い、薄い。は識別しているようです。それがどの程度の識別能力なのかは様々な意見があります。目の色覚能力以上の差異を感じ取っているとも言われています。人間の目には見えない色を感じ取っているとも言われています。

そもそも色というのは光の波長です。波長は変化します。特に環境色によって変化します。釣り場、水中の場合は差し込む光の色、水の色、空の色、水中の障害物の色などにより変化するはずです。

歴戦の釣り人はその環境色の変化を読み取って最初に投入すべきカラーを絞り込むわけですが、そこまで複雑に考えないで、まずは自分の信頼するカラーを投入してください。

投入したルアーのカラーに反応ありますか? 反応が無ければ次に好き色を投入する。これでも実は問題ありません。でもこの回答だとあまりにも教科書としては指針が無さ過ぎます。

ですので、選んだ色の対比色を次に投入してみてください。ちょっとロジカルに行きたい場合は色の勉強をしてみることをオススメします。

赤ならば水色。緑ならばピンク。対比色なんて覚えるのめんどくさい! ってことであれば、なんだが逆に近い色を投入してみましょう。もっと簡単に言うと極端に違う色を投入します。

小難しいことは考えなくてよいですが、なんとなく色の逆をチョイスしてみましょう。

その色に反応がありましたか?その色で釣れ続きますか?ほどほどですか? であればその選んだカラーの類似色を選ぶか、より濃くするか薄くするかとローテーションしていってみてください。薄い、濃いは、透ける、透けないに置き換えても構いません。

そうやっていると、どちらかに正解があるかもしれません。やや釣果は上がりますが決定打にかけますか?その場合はアクセントを与えましょう。ワームにキラキラとしたラメの入ったカラーがあるなら、それを選んでみてください。

特殊なカラーのワームの投入もひとつのアクセントです。ケイムラと呼ばれる紫外線に反応するカラー、チャートリュースと呼ばれる魚に強烈な興味を抱かせる蛍光色、一般的にクリアカラーは目立ちにくいなんて言われていますが、実は、条件がハマれば最も目立つ色にもなったりします。

常識に囚われず、どんどんとカラーローテーションしていきましょう。そうやって、正解を見つけていくのもアジングの醍醐味です。

これはルアーにも言えますが、必ずしもエサになっているプランクトンや小魚にそっくりにする必要はありません(場合によりそれが有効になる状況もありますが)。大きすぎる違和感は魚がそっぽを向きやすい原因になりますが、小さな違和感には魚はそれを確かめざるを得ない習性があるからです。

【Part.3】おすすめのパイロットワーム

ではワーム編の最後に、おすすめしたいパイロットワームを紹介します。パイロットワームとは、まず釣り場についたら最初に結んで状況を把握するための先鋒です。一般的には汎用性の高いワームを選ぶことが多いです。

編集部の長年の取材でオススメできる何本かをご紹介します。

パフネーク2.2(サーティフォー)

2020年にライトゲーム専門メーカーであるサーティフォーから発売されたストレート系ワーム。アジは視覚に頼ってエサを捕食することが多い魚である。水中の流れに応じて常に動く視覚効果を狙ったワームで、サイズについてもボディのリブを切り離して調整可能と非常に汎用性が高い。

フィジットヌード(ティクト)

同じくライトゲームの専門メーカーティクトが発売している、細長いストレート系ワーム。吸い込みやすく。水底(ボトム)に放置していても、しっかりとゆらめきアジを誘う。2.7incと長く感じるかもしれないですが、非常によく釣れる微波動系ストレートワームです。先に上げたパフネークの対としても相性の良い1本です(細いと、やや太い)。

アジのエサ2.0in(タケダクラフト)

なんの変哲もない寸詰まり系ストレートワームに見えるかもしれませんが、絶妙なバランスでアジを誘うアジングの決定版。このワームを開発したのは、アジングブームの仕掛け人、元祖アジングアングラーとしても知られる武田栄さん。「これで反応が無ければアジはいない」とも言ってしまうほどの威力は本物です。素材よし、フォールスピード時の水噛みよしと、頼りになるワームです。絶妙なカラーリングにも注目してください!

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