『トライザ F7-72XTZ ドラグーン』Megabassモバイルロッド投げ倒しインプレ



メガバスの売れ筋モバイルロッドといえば、ヴァルキリー・ワールドエクスペディションとトライザだが、そのなかから注目の5モデルを、ルアマガプラス編集部のフカポンとフクシゲがインプレ。気になるモデルがあれば、普段使いにも旅のお供にもお試しあれ。つうかマジやばいぜ!! 今回は『トライザ F7-72XTZ ドラグーン』を紹介!

インプレッションするのはこの2人!

【Profile】

フカポン

深谷真(ふかたに・まこと)/元ルアマガ編集部員。メガバス番記者を務めたのち、現在はベストセラー・津本光弘著『魚食革命 津本式 究極の血抜き』(ルアマガブックス)などを担当。バス釣りをはじめ、どんな釣りもこなす釣り師だが、特に釣って楽しい食べておいしいアジングが好き。

【Profile】

フクシゲ

福重智宏(ふくしげ・ともひろ)/ルアマガファミリーきってのメガバスエンスージアスト。過去にルアマガ、ルアマガソルト編集部に在籍した経歴から、バスからソルトまでメガバス製品を熟知する。愛竿はもちろんオリデス。バス釣りは房総リザーバーがホーム。ライトリグの釣りが得意。

トライザ F7-72XTZ ドラグーン

【Spec】

●全長:7ft2in
●ルアーウエイト:1/2〜3oz
●ライン:モノフィラメント12〜30lb
●パワー:F7クラス
●アクション:ティップ1 レギュラー/ティップ2 ファスト
●継ぎ数:3ピース
●仕舞い寸法:76cm
●価格:46,200円(税込)

F7ながら、実際の使用感はマイルド寄り

持ち運びやすさと実釣性能を両立する3ピースロッドで、トライザのなかでも最大パワーを誇るモデル。ティップ付け替えシステム『エクスクルーシブ・ティップ』の採用で、当日の釣り場や使用ルアーに合わせ、テーパーの異なるティップセクション(レギュラー/ファスト)を選べる。レギュラーティップはビッグベイトやスイムベイト、ファストティップはカバー用ジグなどにおすすめ。



撃ちモノやフロッグ、ビッグベイトもイケる!!

フクシゲ「F7スペックのパワフルなロッドです。ただ、同じメガバスのデストロイヤー系のF7に比べると思いのほか軟らかい。ルアーの上限は3ozですが、実用的なのは1oz前後かな!?」

フカポン「いわゆるバスロッド、バステーパーと呼ばれる設計です。まずファストティップは、6inクラスの高比重ノーシンカーを撃ち込むのにぴったりでした」

フクシゲ「同じ撃ちモノ系でも、抵抗の少ないものがよかった。ほかにも、リーダーレスダウンショットリグなんかもバッチリ。対してレギュラーティップは、よりパワーを重視した作りです。ヘビーカバーをラバージグで攻めたりね」

フカポン「パワーのあるところまで曲がるから、大きめの羽根モノ、1oz前後のギルベイトなんかを操作しても安心感がある。それでいて適度に硬いから、遠くでヒットしたときでも、フッキングパワーをしっかり伝えられる」

フクシゲ「ディープクランクもよかった。気持ちよく遠投できるし、なかなか感度もある。グリグリ巻いて、ウィードをほぐしたり、切ったりという動作がしやすい」

フクシゲ「レギュラーティップとフロッグは相性抜群。竿を曲げて投げられるから、狙いのポイントを確実に射抜ける」。使用ルアーに合わせてティップを使い分けよう!!

こんなルアーを投げたい!!

●フカポン/ファストティップ:ノーシンカージャーク×ドライブスティック6in(O.S.P)、レギュラーティップ:タイニー・ブルシューター(デプス)
●フクシゲ/ファストティップ:リーダーレスダウンショットリグ×ボトルシュリンプ4in(メガバス)、レギュラーティップ:ディープ-X300(メガバス)、バンタム Btフロッグ(シマノ)、サバイバルジグ1/2oz(メガバス)+ディープカップビーバー3.75in(メガバス)

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!