DAIWAバスの最高峰ブランド・STEEZの名を冠したワームフックには、赤羽プロが監修した2つのフック『WOSワイドオフセット』と『WKYワッキー』がラインナップされる。今回はこの2アイテムについて、赤羽プロのこだわりを語ってもらった。
解説して頂くのはW.B.S.のレジェンドプロ!「霞ヶ浦の赤鬼」
【Profile】
赤羽修弥(あかばね・しゅうや)
08・09・10の3年連続オールスターを制覇した、W.B.S.トーナメントプロにして、DAIWAプロスタッフの要。バスとの唯一の接点であるフックに対するこだわりは強く、常に最高の刺さりを探求している。
WOS ワイドオフセット(DAIWA)
ワームのズレにくさとフッキング性能を両立
スナッグレス性能に長けたオフセットフックで、フックポイントをラインアイから一段上に設定しつつ若干内側に向けることで、初期掛かり性能を追求。ワイドゲイブタイプなので、バルキーなワームにも問題なくフィットする。
【スペック】
●サイズ:5/0、4/0、3/0、2/0、1/0、1、2の全7種類
●入数:5本(5/0)、6本(4/0)、7本(3/0)、8本(2/0)、9本(1/0、1、2)
●価格:495円(税込)
ワームがズレにくく一発でサクッと刺さる
まずはWOSワイドオフセットについて。ワームをホールドするクランク部分が、だいぶ鋭角的ですね。
赤羽「ロングキャストからの長距離ボトムサーチや浚渫をズル引いたりすると、ワームがズレて本来のアピール力が落ちるだけでなく、フッキングミスも起こりやすい。だからクランク部分を可能な限り鋭角にして、ホールド性を高めました。そして、フックポイントをラインアイから一段上に設置することで、バスの口の中でワームからフックポイントが出やすく、スッポ抜け防止にもつながっています」
使用リグ:テキサスリグ
赤羽さんはスティーズクロー(DAIWA)のテキサスリグに使用。
赤羽「ラインアイとフックポイントの高さにズレがあるので、ワームがバスの口の中に入った時にフックポイントが露出しやすく、フッキングが決まりやすいです」
WKY ワッキー(DAIWA)
バスの口の中に入れば九割九分刺さる!
ネコリグで使用する際の『縦方向刺しセッティング』で、ワームをしっかりとホールドしつつフックポイントを上方向に向け、バスがワームをくわえたときに簡単に刺さりやすいデザイン。サイズも豊富で太めのワームにも対応可能。
【スペック】
●サイズ: 3/0、2/0、1/0、1、1.5、2、3、4の全8種類
●入数:5本(3/0)、6本(2/0)、7本(1/0)、8本(1)、9本(1.5、2)、10本(3、4)
●価格:363円(税込)
初期掛かりをスムーズに行う計算し尽くされたフックデザイン
次はWKYワッキーを。シャンクから最初のベンドが、割と急ですね。
赤羽「ワッキーやネコリグは収縮チューブなどでホールド部分を補強しますが、その時にフックポイントが確実に上を向きつつ、ワームがズレるのを抑制するための急ベンドです。また、表面のサクサス処理に加えてフックポイントからの直線距離を長く取ることで、抵抗なく初期掛かりが決まるようにデザインされています」
使用リグ:ネコリグ
スティーズネコストレートのネコリグで使用。
赤羽「ショートディスタンスのピッチングで、上方向のアクションで誘うので縦方向刺し。もちろん、ノーシンカーワッキーでの横方向刺しでもホールド力&貫通力は高いです」
赤羽さんの実釣模様は下記DAIWAYoutubeチャンネル『
Ultimate BASS by DAIWA』をチェック!
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