「ワイルドサイド」シリーズで大人気のレジットデザインが2021年に満を持してリリースするハイコストパフォーマンスロッド『スタンドアウト』。価格はリーズナブルでありながらも、その性能はワイルドサイド譲りの実力派…という噂を聞きつけて、ルアマガ+のスタッフが出張インプレを敢行！今回は昨年よりビッグベイトに開眼し、今ビッグベイト関連の製品に目が無い編集部・大木が、スタンドアウト唯一のビッグベイトロッドSOC66XH+をご紹介します。
【Profile】
ルアマガ+編集部・大木
ルアマガ＋チームリーダー。元釣具店販売員でありバスからソルトまで幅広い釣りを楽しむ。近年はペンシルやビッグベイトなど、バスとシーバスに共通する釣りを探求。今回も両ジャンルで使えるロッドを見つけるのが裏テーマ（笑）
次世代ビッグベイトエントリーロッド！
触った瞬間驚いたのは「軽さ」。昨今ビッグベイトロッドも進化して扱いやすいモデルも多くなりましたが、アンダー2万でこの軽さは反則です！
スタンドアウトSOC66XH+
●全長：6ft6in
●対応ルアー：MAX4.5oz
●対応ライン：14～30lb
●価格：19,800円（税込み）
軽さだけでなく、靭やかさと強さのあるブランクスにより、2ozクラスのS字形から3.5ozのギル型ビッグベイトもあらゆるキャストでアプローチできました。6ft6inの取り回しの良い長さは操作性やフッキング性能にも優れています。
ワイルドサイドにある名作ビッグベイトロッドのDNAを継承しながらも、マイルドで場所を選ばす初心者でも扱いやすいビッグベイトロッドになっています。
バス用ビッグベイトはほとんど網羅できる！（※ジャイアントベイト以外）
3.7ozあるギル型ビッグベイトの代表格・ブルシューター160（デプス）をはじめ、元祖・S字系であるビッグベイトの代表格ジョインテッドクロー178（ガンクラフト）まで個人的にどれも扱いやすかったです！
ジャークやストップ＆ゴーなどクイックなアクションにもしっかりと対応してくれました。
ブルシューター160をオーバーヘッドでもキャスト可能。しかし、遠くへフルキャストというよりかはアンダーやサイドでの狙ったスポットへ繊細にキャストするほうがこのロッドの良さを実感できます。
名竿のDNAをしっかりと受け継ぎ、初心者にも扱いやすくマイルドなパーツセッティング！
ガイドはステンレスフレーム＋アルコナイトリングを採用。レジット独自の絶妙なガイドセッティングで、フロロだけでなくPEライン（4号）でのキャストもスムースに行えました。
グリップ部の高硬度EVAストレートグリップは、既存のワイルドサイドシリーズを踏襲しており、握りやすく、持ち重りもなくバランスが非常にいいです！
大木的総評！
正直価格以上の性能に驚きを隠せません…。ビッグベイトロッドに悩んでいるなら間違いなくこのロッドはおすすめです！バスは勿論ですが、オカッパリやボートでのビッグベイトシーバスでも使用できるかと思います。昨年のビッグベイトシーバスブームの影響が既にネット通販では売り切れ続出！ 店頭で見かけた際にはお早めにゲットすべし!!
鬼形C.O.O.の動画解説もチェックすべし！
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り（？）という気持ちもありますよね？ 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします！ そして！ 夏といえばカバー！ カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ！
