矢継ぎ早に各社から新品がリリースされているバスフィッシング業界。ハイエンドモデルのロッドやリールは使ってみたいけど、万年金欠のルアマガスタッフにはちょっと手が届かない…。というわけでメーカーさんに無理を聞いて頂いて、気になる最新タックルを使わせてもらいました。今回は、フォックスファイヤーの新機軸ウェーディングシューズだ!
【Profile】
カミィ
ルアーマガジン編集長。学生のころからトラウトに親しみ、バスでも村上晴彦さんを信奉。ルアマガソルト編集部も経ているため、ウェーダーには一家言ある…はず。バス歴30年。
フォックスファイヤーの新提案ラバーソウル!「ノンスキットラバー」を搭載した『ストーンクリーパー R ウェーディングシューズ』
フェルト派がこわごわとラバー派へ改宗…!?
独自のラバーソールを搭載したエアリスタの名作シューズの、事実上の後継機種!? 試したかったんですコレ! 滑りやすいイメージのラバーソールですが、細かいスリットが入ってグリップするという機構。ヌメリやコケが少ない場所推奨ですが、実力はいかほど!?
【スペック】
●サイズ:24~28cm
●価格:21,780円(税込)
細かいスリットのお陰で良く曲がり、良くグリップ
これがウワサのノンスキッドラバー。商品名のRがFになるとフェルトとなる。基本ラバーで、ヤバいところだけモンベルのサワーサンダルフェルトを装着しようかな。
アッパーは超軽量&高強度。使い勝手は機能美のカタマリ
全体的に柔らかく、ソールがフェルトみたいに水を吸わないし、アッパーの大部分が高強度ポリエステルなので入水後も軽い! また前後のベルトやフックなど、脱ぎ着のしやすさはとことん考えられている。
エキスパートツーシームウェーダー(フォックスファイヤー)とのマッチングは…?
エキスパートツーシームウェーダー(フォックスファイヤー)とのマッチングは当然上々。写真向かって右側のように、ウェーダーのフックを靴ヒモのつま先側に引っかけてグラベルガードをセット。こうすることでシューズ内に砂利などが侵入しずらくなる。
さんざん試した判定は…ズバリ「買い」ですっ!
自分は生粋のフェルトピンソール派ですが、中禅寺湖で試してきました…。結果から言うと、むちゃくちゃ歩きやすい&コケまみれは少々怖い…という印象。とにかく足への負担が少ないので、状況に応じてという感じですな。元々ウェーディングシューズのソールは状況に応じて選ぶものなので、新たな地平が開けたようなもの。速攻でお買い上げしました!
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!