1つで2役! ヘッドを入れ替えれば“特性”を即チェンジ! 『スイッチヘッド&スイッチボム(デコイ)』



フックを中心に、エポックメイキングでありながら、リーズナブルな価格設定で日本のバスアングラーを力強くバックアップしてくれるターミナルタックルメーカー『デコイ』。今春リリースしたジョイントタイプのシンカーも、僕らを驚かせてくれるギミックが満載だった! その真相とは!?

スイッチヘッド&スイッチボム[デコイ]

DS-13 スイッチヘッド

【Spec】

●重量(※6サイズ):3.5、5、7、9、11、14
●入数:5個(3.5、5g)、4個(7、9g)、3個(11、14g)
●価格:550円(税込)

VJ-78 スイッチボム

【Spec】

●フックサイズおよびヘッド重量(g):#1/0=3.5 or 5、#2/0=7 or 9、#3/0=11 or 14
●入数:2個
●価格:#1/0、#2/0=385円、#3/0=440円(いずれも税込)

ピンを差し替えるだけで『真逆』のリグへとスイッチ! アングラーの好みでチューニング自由自在!!

オフセットやマスバリといったオーソドックスなフックから、アングラーの好みで自由に使えるリグ用アシストまで、さまざまなバスフィッシング用アイテムを揃える老舗ブランド・デコイ。

そのデコイがこの春に投入した新アイテム『スイッチヘッド&スイッチボム』が、今までにない革新的なスペックを搭載しているとのことなので、開発担当者『X氏』に根掘り葉掘り聞いてみた。

X氏「ベースとなるスイッチヘッドは、パッと見ではフットボールヘッドのように見えますが、実は前側がトライアングル形状、そして後ろ側がフラット形状と、前後で異なるフォルムを採用しています」

つまり、一般的なフットボールヘッドと比べると、明らかにスリ抜け性能を重視したヘッドだということですよね?

X氏「当然、そういう意図もあります。しかし、このスイッチヘッドはラインアイ&フックアイ一体型のピンをヘッドから引き抜き、逆側から差し込むことでヘッドの向きを前後逆にすることができます」

X氏「あえてフラット形状を前面に向けることで意図的にスタックさせ、抜けた瞬間のトリッキーな動きでリアクションバイトを誘発できます」

X氏「また、フラット形状をリップとして使えば、スイミング時に水圧を受けることでウォブリングアクションを発生しやすくなるというメリットもあります」

X氏「スイッチボムはカバーでの使用を想定してオフセットのキロフックが付属していますが、沖の中層スイミングならストレートフックに交換してオープンなセッティングにするなど、アングラーの好みで自由にチューニングできるのが最大の魅力です。フィッシングモードはもちろん釣り方に合わせて、ぜひフィールドで、いろいろとスイッチしてみてください」



まだまだあるぞ! スイッチヘッド&スイッチボムの魅力!

ウエイトをスイッチ!!

3.5gから14gまで、すべて同じピンを使用しているので、違うウエイトのヘッドにもピンの抜き差しが可能。サーチの課程で同一リグを軽くしたり、重くしたりすることができる。

ゆっくりとフォールした方が良いのか、それとも素早くフォールした方が良いのか。ヘッドのウエイトを簡単に替えられるので、慌てることなく素早いトライができるのだ。

ラインを切らずにフックをスイッチ!!

20lb以上の太いラインでのノットでも、無理なくホールを通過できる。だからラインを切らなくてもフックを交換できるという、ワームリグにとっては画期的なシステムだ。

これまではスリ抜け重視だったのでオフセットフックを使っていたが、スイミングでのハリ掛かり重視に変更したい……そんなときでも、簡単にストレートのオープンフックに交換できる。

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!