水辺直行!釣り人の頼れる相棒!『デリカD:5(MITSUBISHI)』をルアマガ編集部が徹底インプレッション!!



バスフィッシングが大好きなルアマガスタッフにとって、なくてはならないツールのひとつが車。編集者として、いちアングラーとして、カメラやタックルと同様に納得のいくものを使いたい。だから僕らは、デリカD:5を選んだ!

仕事道具・遊び道具

ルアマガスタッフは、目的地が琵琶湖以西でもないかぎり、取材でもプライベートの釣りでも、公共交通機関を使うことはまずない。シーズン中の集合時間は遅くても5時。現地まではたいてい1時間以上かかるから、家を出るのは3時前後…始発電車には早すぎるし、そもそも駅が近くにある釣り場なんてほとんどない。必然的に車を多用することになる。だからこだわりますよ、車にも! 

往復3~4時間、オカッパリだったらヘタをするとトータルその倍くらい運転することになるわけで、絶対条件は快適なこと。ときには延々砂利道だったり、でこぼこ+水たまりな田舎道もしばしば…しかもスチル&動画のカメラをはじめ取材に必要な機材が満載で走るのだから、おのずと選択肢は限られてくる。そこでコレ、『デリカD:5』だ。

デリカD:5(MITSUBISHI)

【スペック】

●全長:4,800mm
●全幅:1,795mm
●全高:1,875mm
●最低地上高:185mm
●車両重量:1,930~1,980kg
●エンジン:4N14(コモンレール式DID インタークーラー付ターボチャージャー)
●排気量:2.267L
●変速機形式:8速スポーツモードA/T
●使用燃料:軽油
●燃料消費率:JC08モード13.6km/L、WLTCモード12.6 km/L
●定員:7~8名
●車両本体価格:3,913,800円(税込)より
●問合先0120-324-860(三菱自動車お客様相談センター)

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ドライブモードセレクターで3つのモード(2WD、4DWオート、4WDロック)から路面の状態に合わせた最適解を瞬時に選べるのがいい。舗装路は言うにおよばず、独自のAWC(All Wheel Control)思想に基づく電子制御4WDのおかげで河川敷やあぜ道などラフロードの走破性も申し分ナシである。居住空間しかり、死角や無駄を排除したラゲッジルームも十二分なスペースを確保。ほかにもいろいろ…だから仕事にも、遊びにも、ノーストレスで没頭できてしまう。

移動のための単なるツールではなく、これはもう僕らにとって手放せない相棒なのだ。

今回デリカのインプレッションをおこなったルアーマガジン編集部の面々。左から広告営業・ツヅキ、編集長・カミィ、ルアマガプロデューサー・マイケル、副編集長・マツ。

悪路でも本領発揮!!

ドライブモードセレクター

シフトノブのすぐ隣、さっと手が届く絶妙なポジションに設置されたセレクターで路面に合わせた最適なモードをセレクト。市街地の舗装路では燃費優先の2WD、走行安定性の高まる4WDオートは高速道路でも活躍、悪路を走るなら4WDロックでキマリだ。



男4人でも密を感じさせない広々居住空間

ルアーマガジン編集部4人全員集合!

平均身長173cmの4人が乗っても、室内はゆったり。フロアコンソール後方にAC電源が設置されているので、ノートパソコンを持ち込めば移動中に原稿書きもできてしまうのだ。

サードシートの座り心地&広さがカミイ編集長のお気に入り。定員は8名だが(7名のタイプもあり)、乗車人数に合わせてシートポジションを変えることで居住空間をさらに有効活用できる。

4人分のタックルも余裕で収納

ミニバンならではのラゲッジスペースは、広いのひと言! このときはオカッパリだったのでロッドとタックルボックスが中心だったが、レンタルボート釣行ならエレキ一式もキッチリ収納できる。

サードシート使用時のスグレモノ「ラゲッジソフトトレイ」

サードシートを使用している際に便利なトレイ。簡易防水タイプなので、雨の日はこれを取り付けて濡れた長靴やレインウェアをポイっと入れてしまうのがルアマガ編集部流。こちらはディーラーオプションだ(14,652円)。

デリカD:5のココにゾッコン!!

その1:とにかく積める!!

防水性の高いトレイを敷いているので、濡れたフローターも気にせずイン!

デリカD:5を駆って、フローターフィッシングに出かけたマツとツヅキの積載物を一気に全部出し!! 四次元ポケットのごとく次から次へと出てきて本人たちもビックリ!! 

マツ「積みすぎじゃね?」ツヅキ「忘れるよりマシです」
どどーん! これだけの釣具も余裕で収納可能!

その2:準備がラク!!

フローターマン・マツとツヅキのツボを刺激するのが、リアゲートを開けてすぐのところにあるアクセサリーソケット。フローター本体を降ろしてすぐ、電動エアポンプをつないでアッという間に膨らませられるのだ。

よっしゃ! 釣るぞー!

その3:身体を曲げずに寝られる!!

フローターはハッキリ言って疲れる。しかもこの日は校了明け。なので途中で上陸し、仮眠をとる。セカンド+サードシートフラットモードで完全に足を伸ばして寝られるのが最高!! ちなみにこの2人(左:ツヅキ、右:マツ)、身長180cm超えです。

その4:運転がラク!!

マルチアラウンドモニター

土手道など狭いオフロードをバックで戻るのは、エリア開拓の際によくあること。俯瞰と後方視界をはっきりとモニターに映し出してくれるので、サイドウィンドウから顔を出したり、同乗者に降りて確認してもらう必要ナシ。

クルーズコントロールはもちろん、ナビのオーディオ機能、マルチアラウンドモニターなどさまざまな機能をステアリングスイッチで操作可能。シフトノブの位置や角度も含め、ユーザビリティーがとにかく高いのだ。

今回はバス釣り大好きなルアーマガジン編集部メンバーがインプレッションをしたが、もちろんソルトルアーやトラウトフィッシングなど様々な釣りやアウトドアシーンに対応可能! 使い方はアングラー次第だ。

頼れる相棒・デリカD:5と共に週末フィールドに出掛けよう!

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!