海でルアーを投げて、色々な魚を釣ってみたい！ しかも手軽に!! こんなビギナーの夢を叶えるために一つのプランを提案をしてくれたのがエギングのスペシャリスト・湯川マサタカさんだ。前回はビギナーの穴場とも言える渡船での「沖磯」にチャレンジした湯川さん。今回は関西ではお馴染みの「筏（いかだ）」で自由（フリースタイル）な五目釣りにチャレンジして頂きます。
解説してくれるのは、エギングの達人にして紀州のフリースタイルアングラー
【Profile】
湯川マサタカ（ゆかわ・まさたか）
紀伊半島（和歌山県下）をホームにエギングのスペシャリストとして各種メディアで活躍。プライベートではルアー釣り全般をはじめアユ釣りやイカダ釣りなど海水、淡水を問わず、幅広い釣種を楽しむフリースタイルアングラーでもある。
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潮通しの良い筏もフリースタイル五目ゲームの好スポット
湯川さんが次に向かったのは筏（いかだ）。ここでいう筏とは海上に浮かぶ足場の良い釣り用施設のことだ。
筏（いかだ）
釣り用筏はチヌのダンゴ釣りで人気。比較的岸寄りの潮通しの良いところに設置されているため、魚種が豊富だ。
湯川「岸向きに投げればカケアガリ。沖に投げればより深場が狙える。何より外せないのが真下。ルアー、エギを落として誘い上げると、よう釣れます。筏を固定するロープなどに付く魚も多い」
フラットな板張りで足場が良く、ビギナーでも手軽に釣りが楽しめる。
湯川「筏はチヌ釣りで人気ですが、適度に水深があって潮通しの良いところに設置されています。青物、根魚、アオリイカなどルアーで五目ゲームも楽しめます。でもそろそろ干潮潮止まり。天気も良いし、弁当でも食べますか（笑）」
こののんびりした雰囲気。筏の釣りも良いですねぇ！
湯川「食べてる間にちょい投げ。何か釣れるでしょ（笑）」
フリーゲームS60L-3で天秤仕掛けを投げ込むと、お弁当を食べる間もなくサオ先がコンコンッと入るアタリが！
湯川「何が喰った!? 横に走らないから多分、ガシラですわ」
上がってきたのは予想どおりの獲物。しかも良型だ。
湯川「やっと調子が上がってきましたよ（笑）。上げの潮の動きだしが楽しみですわ」
そのタイミングが訪れると青物が水面付近に小魚を追い詰めて捕食するナブラが発生。湯川さんはテールスピンジグのライズショットブレードでナブラを狙撃。
ソアレ ライズショットブレード31g（シマノ）
「着水後、フォール中にバイト。フォールでもブレードが回ってアピールします。使い方はただ巻きや着底後リールを巻いては止めるストップ＆ゴーが基本です」
湯川「遠投できて表層を素早くサーチできますからね」
そしてルアーが着水し、沈めている最中にバイト。
湯川「着水後のフリーフォールでラインが走っていった。まあまあでかいですわ」
足元まで寄せた魚は全長60cmのメジロクラスだ。
湯川「あっ、抜けた…」
その後、青物はエサを鱈腹食べたせいか、湯川さんが投げるルアーをスルー。
湯川「はい、次行ってみよう。本命の一文字堤防で青物、根魚、ヒラメとターゲットは何でもあり（笑）」
そこで待っていたのは、湯川さんがもっとも得意とする人気のあのターゲットだった!?
次回、関西の海釣りではポピュラーとされながらも、魚種が豊富な釣り場「堤一文字堤防」にて湯川流フリースタイルフィッシングをご紹介します。乞うご期待!!
ビギナー必見！関西の釣り場情報＆釣りの基本がよく分かるフィッシングガイドをチェックすべし！
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