例年より季節の進みが早い今年の秋、エリアトラウトシーズン開始の予感にシマノの「カーディフ」シリーズが間に合った! 2021年9月に発売される「カーディフAX」はベーシックながらそれゆえに基礎性能の高さを強く感じられる、いわばシリーズの「中核」。数多くラインナップされた番手のなかには、必ずグッとくる1本があるはずだ。
剛と柔を両立したダブルX構造ブランクス&ソフチューブトップ
エリアトラウトロッドに求められるのは、軽いルアーでも十分な飛距離を出せるだけの反発力を伴うしなやかさ。一方でイトウのようなビッグトラウトのパワフル過ぎる突っ込みにも対応できる強靱さも必要になる。
それらを高レベルで両立するのが、シマノ独自のロッド構造であるスパイラルXとハイパワーXの“ダブルX構造”を採用したブランクス。さらに、ショートバイトを高確率でモノにしつつ、アングラーの入力も的確にルアーへと伝えるソフチューブトップも採用し、剛と柔を兼ね備えたバーサタイルな仕上がりになっている。
軽量化とトラブルレスを追求してガイドとリールシートを厳選
スピニングモデルのバットガイドは軽量化を追求して1本足のチタン製ATガイドを搭載。トップガイドはスピニングモデル、ベイトモデルともに厳冬期の凍結トラブルを抑制すべく、大口径仕様となっている。
リールシートはスピニングモデルにスリムエアシートCI4+を、ベイトモデルにファイティンググリップTypeRを搭載し、軽量化とともに吸い付くようなフィット感で感度の高さを追求している。
全9本のラインナップで日本全国のエリアに対応
ラインナップはスピニングモデル×7、ベイトモデル×2の全9本。エリアの広さや使うルアーのタイプ、そして狙う魚のサイズに合わせて、システマチックに使い分けることができるので、日本全国どこのエリアで使用しても興奮のエリアトラウトゲームを堪能できるはずだ。まずは「コレだ!」と思う1本から、始めてみてほしい。
【スペック】
品番 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞寸法 (cm) | 自重 (g) | 適合ジグウェイト(g) | 適合ナイロンライン(lb) | 税込価格 (円) |
S62XUL-F | 1.88 | 2 | 96.2 | 65 | 0.4~3.5 | 1~3 | 30,800 |
S60SUL-FF | 1.83 | 2 | 93.7 | 66 | 0.5~4.5 | 1.5~4 | 31,130 |
S62SUL | 1.88 | 2 | 96.5 | 67 | 0.5~4.5 | 1.5~4 | 31,350 |
S66SUL | 1.98 | 2 | 101.2 | 69 | 0.5~4.5 | 1.5~4 | 31,790 |
S60UL-FF | 1.83 | 2 | 93.7 | 69 | 0.7~6 | 1.5~6 | 31,460 |
S62UL | 1.88 | 2 | 96.2 | 69 | 0.7~6 | 1.5~6 | 31,680 |
S66UL | 1.98 | 2 | 101.2 | 70 | 0.7~6 | 1.5~6 | 32,120 |
B60UL-F | 1.83 | 2 | 93.7 | 89 | 1.5~6 | 2~6 | 31,350 |
B64L | 1.93 | 2 | 99.2 | 93 | 1.5~8 | 2~8 | 32,230 |