北大祐の『秋のオススメ表層系巻き物ルアー6選』【バス釣り巻き物シーズン到来!】



北大祐さんといえば巻き物の名手。フィネスな釣りがどうしても強い印象のある国内のトーナメントにおいても、巻き物を主軸にした展開で勝利を掴んできているからだ。そんな北さんがオススメする秋の巻き物ルアーを大公開! 今回は水面系をメインに紹介しよう。

【Profile】

北大祐(きた・だいすけ)

国内の主要トーナメントを全て制した経験を持つ『グランドスラマー』。現在はアメリカのトーナメントを攻略中! あらゆる釣りを得意とするが、中でも巻き物は何度もトーナメントのウィニングパターンともなる十八番。ルアーブランド『ペイフォワード』主宰。

タンク(ペイフォワード・プロト)

何通りも使える水面系のニューフェイス

「ただ巻きでじらして釣ったり、一箇所で首を振らせたり、色々できるルアー。秋のトップウォーターは、基本的には弱いルアーよりは強いルアーのほうが状況にマッチさせやすい。そんな中でも、扱い方ひとつで2種類や3種類の動きが出せるのがタンクの良さです」

ビッグバド(プラドコ)

狭いスポットで特に効果的

「音もデカいし水押しもかなり強い。なおかつすごくゆっくり引けるトップウォータープラグ。羽根モノが効くフィールドは、秋はビッグバドが強いです。基本的には閉鎖的なフィールドで使います。ポケットとか水路とか、比較的狭い場所でじらさなければ食わないみたいな、そういうときに使います」

ダイナモバズ(ハンクル)

威嚇系バズの究極

「早く引けてアピール度が高くて、バイトもすごく派手。カンカンカン…とペラがヘッドに当たる音がでかくて、それにバスが怒って出てくる感じです。アシとかブッシュの際で使う以外にも、ディープにいるバスも水面まで呼んでくれます」

ワッパープロッパー(リバーツーシー)



どこでも使える新ジャンル

「濁っていようがクリアだろうが、ダムでも天然湖でも川でもどこでも使います。ひとつだけ付いてるペラがポコポコと音を立てて回転して、同時にボディに振動を与えてヘッドが水を叩く感じです。バズともビッグバドとも違うし、ひとつのジャンルみたいな感じですね。巻くスピードは状況に応じて変えていきます」

バズプラグ(フレッドアーボガスト)

止めて使えばさらに釣果アップ

「個性的なカタチで敬遠されてる感じはしますけど、かなり優秀なプラグです。リトリーブ中にルアーを止めるられるのが最大のメリット。ダブルフックなのでウィードの上やブッシュの際を引いてこれます。遠くから引いてきて、バスがいそうな場所の際で止めて使います。ルアーを止めた瞬間や動き出す直後にドンと出てきますよ」

ゲーリーバズ(ゲーリーインターナショナル)

バズベイトの超定番アイテム

「クリアウォーター系のフィールドで、浅いレンジでのサーチベイト的役割です。特に水がプロテクトされている水域で効果的ですね」

関連記事はコチラ

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!