専用リールがリリースされるほど、今注目を浴びているのが電動ジギング。人間の手では難しいスピーディかつ正確無比なアクションにより、これまで獲り逃がしていたターゲットにも手が届く新世代のジギングだ。そして当然の流れと言うべきか、電動ジギングだからこそ威力を発揮できる“電動ジギング専用ジグ”のリリースも始まっている。そのひとつが今回紹介する『オシア EJスライド』だ。いったい何が普通のジグと違うのだろうか!?
オシア EJスライド(シマノ)
【スペック】
自重 | 150g | 200g | 250g | 300g |
全長 | 129mm | 145mm | 153mm | 163mm |
フック | #7/0 | #7/0 | #9/0 | #9/0 |
価格(税込) | 1,980円 | 2,310円 | 2,640円 | 2,970円 |
「抜け」のEJスピード、「噛み」のEJスライド
ダブル使用で低速~中速域を網羅!
電動ジギング専用ジグとしては、すでにオシアEJスピードというモデルがリリースされている。これは電動リールならではのスピーディなアクションを前面に押し出したモデル。水抜けの良さを活かして高速リーリングでアクションするのが特長だ。
対照的にオシアEJスライドは水噛みが良いモデルで、低速~中速域でのスライドやヒラ打ちといったアクションで効果を最大限に発揮。底物やマダイ、青物、マグロといった、あらゆるターゲットに対応できるオールマイティなジグに仕上がっている。
スケールブーストでリアルな鱗の輝き! ファクトリーセレクトのフックも装備!!
フロントアシストフックを標準装備し、150~200gには#7/0、250~300gには#9/0と最初から最適化されたフックサイズがチョイスされているので、交換する際にもサイズを迷うことがないのもありがたい。
また、特徴的なボディホログラムには、ベイトフィッシュのリアルな鱗パターンを表現したスケールブーストを採用。その中でも鱗の大きさや輝きのリアルさを追求したモデルには“狂鱗”を、鱗を大きくしてアピール力を高めたモデルには“強鱗”をそれぞれ採用し、ターゲットの違いやベイトフィッシュの違いなどでローテーションさせることで、効率的にバイトの誘発を追求することができる。
オシア EJスライド カラーパターン(クリックで拡大)
メーカー推奨スピードからスタートし、いずれは自分だけの攻めにもトライ!!
ちなみに、シマノがおすすめするオシアEJスライド使用時の電動リール・ビーストマスターEJシリーズのスピード設定だが、『14~22』くらいの数値が最適とのことなので、まずはここからスタート。
そして、ある程度の釣果が出せるようになったら、さまざまなスピード設定でトライして自分なりの電動アクションを確立できれば、より奥が深い電動ジギングが楽しめるようになるはず。
ぜひとも新しいオシアEJスライドで、深海の猛者どもに挑戦してほしい!