DAIWA NEW EXISTの「専用カスタムパーツ」がSLP WORKSから早くも登場！『 EX LTスプール2』＆『22RCSマシンカットライトハンドル』

DAIWAスピニングリールの最高峰、EXISTが2022年についにモデルチェンジされた。このリニューアルに伴い、SLP WORKSでは専用スプールとハンドルを用意。これらアイテムでフラッグシップ機をカスタムすることで高級感が増し、所有感もアップすること間違いなしだ。

EX LTスプール2（SLP WORKS）

滑らかなドラグとはっきりとしたクリック音、相反する機能を両立した『ATDタイプL』 

DAIWAの汎用性スピニングリールの最上位機種であるEXIST。2022年にリニューアルされたが、早くもオプションパーツとしてスプールが登場する。詳しい話をSLP WORKSの田島直樹さんに聞いてみよう。 

【Profile】

田島直樹（たじま・なおき）

SLP WORKSのプロダクトリーダーであり、リール及びロッド関連のチューニングパーツやカスタムパーツなどを日々開発する敏腕エンジニア。趣味のキャンプにもかなりのこだわりをもっているとか。

田島「アイテム名のEX LTというのは、SLP WORKSのスピニングリールパーツの最高級ラインナップになります。今回EXISTのモデルチェンジに伴い、オプションスプールもモデルチェンジとなりました。EXIST自体は本来完成度がとても高いフラッグシップのリール。そこから性能をさらにアップさせていくのは、正直難しいところまできています。 

ただ、スプールに関しては、オプションパーツによりデザイン面での方向性の違いを生むことは可能。標準スプールの状態ではモノトーンのシルバー1色の、先進的で洗練されたデザイン。オプションパーツは黒と金の、ゴージャスな装いのカラーリングにしてあります」 

そして、今回のリニューアルでは、純正スプールの進化に準じてスプールの性能が進化しているというのが見逃せない点だ。 

田島「前回のEXISTから変わる点として大きいのはドラグ性能。これまではATDという機構だったんですが、今回から『ATD TYPE-L』というものに進化しました。より滑らかにドラグが出るようになったのが1点。あとは、ラインが出ていく際の引き出しクリック、つまりカチカチという音が出る機構が進化しています。 

ドラグが出ていくときの引っかかり感がより少なくなって、なおかつ音がはっきりと出る。クリックの抵抗は減るんだけど、音ははっきりと出る、という機能になっています。背反するところを両方レベルアップさせるという難しいことをやっているんですよね。手前味噌ですが、かなり完成度の高いスプールになっていますよ。外見からはなかなか分かりにくいですが、そういった機能がスプールには備わっているのです。実際に使って魚を掛けてもらえば、このスプールの良さが実感してもらえるのではないでしょうか」 

巻くラインやターゲットに合わせて替えスプールを持っておくという役割だけでなく、リールを新たな装いにするというのも楽しい。ラインナップは5000番まであり、幅広いルアーフィッシングに対応。またEXISTだけでなく、他のリールにセットすることも可能。 

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22RCSマシンカットライトハンドル（SLP WORKS）

マシンカットハンドルも7種類の豊富なラインナップ 

さらに、小型スピニングリール用オプションハンドルのマシンカットライトハンドルもモデルチェンジする。リールの各サイズ・釣種に対応する7種類のサイズで展開。スプールに合わせ、ブラックとゴールドを基調としたカラーリングになっている。 

田島「純正のラインナップにあるハンドルサイズを全てオリジナルデザインで用意しています。ただデザインを変えるだけでなく、ハンドルの長さを変えたり、ダブルハンドルにするといったカスタムとして購入するのもいいと思います。ダブルハンドルはエギングでよく使われますし、巻きが安定するのでシーバスやブラックバスでなどで使うアングラーもいますよ」 

ハンドルひとつとっても、戦略的な使い分けをすることで、釣りに深みを持たせることができる。ハンドルもいろいろなリールにセットすることが可能なので、持っておいて損をすることはないだろう。 

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