冬の売れスジなバス用ルアーBEST3を人気ショップ店員さんがセレクト!



売れスジルアー、釣れスジルアーというのは、地域や季節によって必ず傾向がある。そして、それを知り尽くしているのが、各地域を代表するルアーショップのスタッフの皆さん。ならば直接、訊かねばなるまい! 冬に爆釣の予感がするルアーを3つずつ、忖度ナシに教えてもらいました!!

釣具のポイント 福山蔵王店

【Salesperson】

新谷健斗

【売れスジ1位】レベルバイブブースト【レイドジャパン】

新谷「厳寒期でも活性の高いバスはもちろん、低いバスにも反応させられる数少ないルアーで、サイズを選ばず釣りたいのなら間違いなくコレです。ため池での釣りならば、シャクリ幅が少なめのリフト&フォールがオススメです」

【売れスジ2位】ドライブシャッド 6in【O.S.P】

新谷「ノーシンカーのデッドスローただ巻きで、ハンドル1回転に3秒くらいかけます。お昼過ぎなど水温が上がって、食い気がアップしてくるタイミングが効果的です。水質がクリアならナチュラル系、濁りなら黒か派手めの色で」

【売れスジ3位】ブルフラット 5.8in【デプス】

新谷「ビフテキリグがオススメで、オカッパリなら3.5~7g、ボートなら10gまでが使いやすいでしょう。基本はズル引きで、岩などに引っ掛かったらシェイクして外す。バスの動きが鈍い時期なので、ポーズは1~2秒と長めに取りましょう」

プロショップオオツカ 熊谷店

【Salesperson】

美濃島健二

【売れスジ1位】フルメタルソニック【フラッシュユニオン】

美濃島「わずかなリフトで瞬時に水を噛み、手元に明確な振動が伝わるハイレスポンスメタルバイブ。ボトムから10~15cmほど跳ね上げる細かいリフト&フォールを早いテンポで繰り返すと、より冬バスを手にできる確率が上がります」

【売れスジ2位】スタッガーオリジナル 2in【ハイドアップ】

美濃島 「越冬場所となる深場の消波ブロック帯などで、ダウンショットリグのロングシェイク&ステイを繰り返す。この時期はバスもルアーを吸い込む力が弱く、バイトはステイ時に糸フケにわずかに出る程度なので要集中!」

【売れスジ3位】TGブロー1/2oz【エバーグリーン】

美濃島「タングステンフットボールヘッドはフォールが素早く、手返し良くボトムが攻略できる。トレーラーはグラブ系、クロー系でバルキーになりすぎず、コンパクトなシルエットでバスの口に収まりやすくするとフッキングが決まりやすいです」

つりどうぐ一休 葛の葉店

【Salesperson】

福山健太郎

【売れスジ1位】PDLスーパーホバリングフィッシュ2.5【ティムコ

福山「厳寒期でも活性の高いバスはもちろん、低いバスにも反応させられる数少ないルアーで、サイズを選ばず釣りたいのなら間違いなくコレです。ため池での釣りならば、シャクリ幅が少なめのリフト&フォールがオススメです」
PDLスーパーホバリングフィッシュ2.5ECO #20 CRシャート【ティムコ】
created by Rinker
ティムコ(TIEMCO)

【売れスジ2位】レインボーシャッド【イマカツ】

福山「12月ならばまだ表層まで食いに出るバスもいるので、ノーシンカーで表層ピクピクが効果的です。アクションはちょっと動かしては放置の繰り返し。フックはセオライズ・ハンガーSW-L(がまかつ)の#6がぴったりフィットします」

【売れスジ3位】ジョインテッドクロー178【ガンクラフト】

福山「一発大物狙いという意味でのセレクトです。フローティング仕様にシンカーを貼り付けてサスペンド気味にチューニングして、ワイドなS字アクションで岩盤際に擦りつけるくらいタイトにトレースするのがキモです」


上州屋 神田駅前店

【Salesperson】

村下孝太郎

【売れスジ1位】グリマー7【ティムコ】

村下「相模湖のミドスト用定番ルアーとして外せません。キビキビとしたローリングやワームには出せないフラッシングなど、オンリーワンの要素が大きいです。河口湖や西湖、芦ノ湖などのワーム禁止フィールドにも必携でしょう」

【売れスジ2位】ブレーバーマイクロ 3.0in【ボトムアップ】

村下「亀山湖の冬期だけに行われるSeeker☆S1トーナメントでは、上位入賞者の多くがコイツのダウンショットでディープを攻略しています。実際に僕も今年の1月には満足な釣果が出せて、ブラックとBUミミズの2色がオススメです」

【売れスジ3位】ブーン【エンジン】

村下「房総のフィールドで厳寒期に実績の高い“アカガエルパターン”に最適な『#15アカガエル』カラーが特にオススメです。ほかの2つはあらゆるフィールドで通用しますが、あえて『房総』という局地に絞ったセレクトをしてみました」。

キャスティング 千葉稲毛海岸店

【Salesperson】

室町雄一郎

【売れスジ1位】スティーズシャッド60SP MR-S【DAIWA】

室町「水質がクリアになると強波動のルアーは見切られやすく、ライブリーな微振動でよりベイトフィッシュに近いフォルムのシャッドが効いてきます。サイレント仕様なので、小さなスポットでもラトル音の反響で場を荒らさずに済みます」

【売れスジ2位】メタルバイブSS【DAIWA】

室町「シャッドと同様、冬の定番メタルバイブ。5~7gならスティーズシャッドと同じタックルで使えるので、1本のタックルで身軽に釣り歩きたい人にはオススメです。破格の550円なので、1個のルアー分のおカネで2~3個買えます」

【売れスジ3位】サイレントキラー145【デプス】

室町「暖かい日が続いてバスが浮き気味なとき、バスの目線が上向きのときに。水中で移動距離を抑えながらドッグウォークさせれば、低水温で動きが鈍いバスでも追い付くことができる。強い水押しでリアクションバイトも誘えます」

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!