バス釣りタックルでボートシーバスタックルを組んでみよう【マイケルPのバスタックル活用術】



ルアマガ本誌や各種SNSでご存知のとおり、ここ最近バス以外の釣りも行きまくっているマイケルP。ルアーやラインは専用のものが必要になってくるが、基本的には普段使っているバスタックルで楽しめる魚種が意外と多いのだ。釣って楽しくて食べて美味しい魚も多いので、ぜひトライしてみてほしい。その1は「シーバス」! 岸でもボートでも年中釣れまくってバスルアーも大活躍!

【Profile】

マイケルP

2021年は全国各地で60回ほど釣りしたというマイケルP。管釣りもシーバスもキビレも好きだけど、もちろん1番好きなのはバス釣り。

レベルミノー(レイドジャパン)

とにかく投げて巻くだけハチマル級の可能性も!

岸からでも釣れるけど、釣果優先ならシーバスのガイド船にお世話になるべし。ポイントに着いたらロングキャストして一定スピードで巻く。それだけで、強烈なバイトと引きを思う存分楽しめるはず。ルアーは130mmまでのシンキングタイプがベストだけど、レベルミノーのようなバス用でも結構釣れます。海で使った後は、タックルとルアーを水道水でしっかり洗いましょう。

超タイトなハイピッチアクションはシーバスにも効果的。細身でボリューム感がそれほどないのも、釣れる理由なのかも。
全長重量
125mm1/2ozクラス

ヒュージサーキットバイブ1oz(デプス)

持ってて絶対に損しない万能ルアー

着水後から一定スピードで巻いても、ボトムまで沈めて巻いてきても、ボトムでリフト&フォールしても釣れる。このルアーでタチウオもイナダもサバも、琵琶湖でロクマルも釣ったことあります。

「サーキットバイブ1oz」の時代から愛用してるマイケルP的神ルアー。どこに行くにもボックスに1個入れておくと重宝します。
全長重量
79mm1oz
昨年11月に徳永謙三さんの船でハチマルオーバーを3本釣らせてくれたのもコレ。小刻みなリフト&フォールが強烈に効いた。

ゾディアス1610MH(シマノ)

「ロクテンMH」、みんな持ってるよね

ラインだけPEにして、あとはバス用タックルが流用可能。シーバスといえばスピニングタックルというイメージが強いけど、ベイトタックルで特に不具合は感じたことはないかなと。多用しているリーダーの結束方法は「10秒ノット」めっちゃ簡単で強いので、ユーチューブで検索してみてください(笑)。

ロッドリールライン
ゾディアス1610MH(シマノ)スコーピオン1500XT-7(シマノ)PE1.2号+ナイロンリーダー30lb

ダウズスイマー220SF(ジャッカル)

ビッグベイトも激アツ!!

秦拓馬さんが手掛けたジョイントビッグベイト。バス用として発売され、「ダウスイは飲み物です」という言葉があるぐらいシーバスも釣れまくる。



メガドッグ180(メガバス)

先に発売されたメガドッグのダウンサイズ版。キャストしやすい大きさで、アクションも思いのまま。

全長重量
180mm72g

スラムドッグモンスター(イマカツ)

ミディアムヘビーアクションのロッドでも楽に操れるバス用のビッグペンシル。写真のルアーは、フックがカルティバST46#4に変更されたキャスティングオリジナル版。

エアエッジ694HB-SB(DAIWA)

持ち運び便利海でもパックロッド!

ビッグベイトが投げられる4ピースのパックロッドを愛用中。電車や飛行機の移動が多いので、ロッドは2ピースかパックロッドがメイン。かれこれ5年はこのスタイルかも。持ち運びも便利で保管も邪魔にならないし、とにかく不具合は感じたことはないです。

ロッドリールライン
エアエッジ694HB-SB(DAIWA)ジリオンSV TW7.1(DAIWA)PE3〜4号+ナイロンリーダー30lb

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!