バスタックルで東京湾ボートサワラに挑戦!【マイケルPのバスタックル活用術】



各地で人気急上昇中のサワラ。特に東京湾では9月中旬〜11月のベストシーズンを迎えると、平日でも人気エリアに船団ができることも。80cmは当たり前、時にはメーター超えも釣れてなおかつ超美味。そんなサワラゲームに流用できるルアーやバスタックルをルアーマガジン総合プロデューサーのマイケルPがご紹介!

【Profile】

マイケルP

2021年は全国各地で60回ほど釣りしたというマイケルP。管釣りもシーバスもキビレも好きだけど、もちろん1番好きなのはバス釣り。

マイケルP的サワラルアー【ジグ編】

メタルマジックTG(アクアウェーブ)

釣れに釣れて売り切れ続出

マイケルP「タングステン製でコンパクトかつズッシリと重みがあるのでサワラに最適。サワラが5cmぐらいの小魚を食いまくっている時期に、水深10〜20mのボトムまで沈めて猛スピードで巻き上げてくるテクニックが大爆発しました」

重量
20、30、40、50、60g(写真は30g)

ドラッグジグ(マルシン)

釣れる秘密はブレードチューン(かもしれない)

マイケルP「もう20年以上前から売っていて、3gから150gまでラインナップしていて、かなりお世話になりまくっている逸品です。そのままでも釣れるけど、フックは交換したほうがいいです。去年は小型ブレードを付けたのがサワラに効きました。お買い得価格なので、サワラカッター対策にもなりますよ(笑)」

重量
3、7、14、18、21、28、40、60、80、100、120、150g(写真は40g)

マイケルP的サワラルアー【ミノー編】

X-80マグナム(メガバス)

釣れまくるサワラのリアルプリント

マイケルPが釣ったサワラをリアルプリントしてもらったオリジナルカラー「LMGGピンクヘッドサワラ」メガバス伝統のグアニウムゴースト仕様で、ただ巻きでもジャークでもとにかく釣れる。

全長重量
115mm17.5g
サワラフィーバーに湧く東京湾でキャッチ。歯が鋭いのでフィッシュグリップは必需品だ。

ルドラ130S(O.S.P)

投げるから釣れる、釣れるから投げる名品

飛距離とアクションレスポンスを高次元で融合させたビッグミノーのロングセラー。「投げてりゃ釣れる」という安心感で投げ続けて、そして釣れるという好循環。シーバスもめっちゃ釣れる!

全長重量
130mm22g
サワラは林遊船さんを利用することが多く、とにかく釣らせてくれる。7人で行って全員安打した時の写真。これぞサワラフィーバー!
新鮮なサワラを食べられるのは釣り人の特権。モチモチ感がたまらない炙りは超絶に美味しい!


マイケルP的サワラタックル

遠投中心なので長めで強めをセレクト。

130mmクラスのミノーを投げてハイペースでジャークしてくると、突然ガツン! と食ってくる。サワラは表層のエサを追ってボイルすることも多いので、ロングキャストできるようにロッドは長め。ミディアムヘビーアクションだと、ミノーも40g程度のジグも使えるので重宝します。サワラは刃が鋭くて食った瞬間にリーダーをスパッと切られることも多いので、ルアーは多めに用意したほうがいいかも。イナダも同じタックルと釣り方でOK。

ロッドリールライン
タトゥーラ702MHFB-K(DAIWA)ジリオンSV TW(DAIWA)PE1.2号+ナイロンリーダー30lb

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!