トーナメントシーンでの使用を前提に誕生した『ポイズングロリアス』。2011年に初代が登場し、11年目の昨年に第三世代へと生まれ変わり、現在はトーナメントに限らずオカッパリからボートまで、全国のさまざまなフィールドで活躍している。そんな第三世代の2年目となる今年、NEWモデルが一挙に8機種も追加されることになった。
第三世代『21グロリアス』はどこが凄いのか!?
第三世代モデルに共通するコンセプトになっている『真の軽さ』とは、ロッドを含めたタックル全体の自重が軽いのは当然として、ルアーを操作しているときに「抵抗」と感じる重さを可能な限り排除したということにある。
例えば、ロッドとリール、ラインの重量合計がどんなに軽くても、重心位置が手元より大きく離れることで持ち重りを感じてしまうロッドでは、重量合計の数値以上の重さを感じてしまうことになる。
しかも、立てながら操作するロッドもあれば、寝かせながら操作するロッドもあるので、コンセプトは同様でも感じる重心位置はそれぞれ異なる。
そこで第三世代モデルではロッドごとにベストな重心位置を導き出し、先代モデルを基準として持ち重り度を数値化。いずれも先代モデルを上回るパフォーマンスを発揮し、真の軽さを感じられるようになっている。
さらに、バットやベリー、ティップといったセクションごとに適材を使用する『UBD』(アルティメットブランクスデザイン)がさらに進化を遂げ、各セクションの間に中間弾性の変化素材を配置することに成功。荷重移動がさらに円滑となり、よりシャープで快適なキャストを追求できるようになった。
もはや第四世代!? 充実の8機種が追加!
モデル | 全長 | テーパー | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | ルアーウエイト(g) | 適合ナイロン・フロロ(lb) | 適合PE(号) | 税込価格 |
165MH+-SB | 6ft5in | RF | 1 | 196 | 未定 | 10~56 | 10~20 | MAX4 | 59,900円 |
166L+-BFS | 6ft6in | F | 1 | 198 | 未定 | 3.5~14 | 6~12 | MAX1.5 | 60,900円 |
168ML+ | 6ft8in | R | 1 | 174.4 | 未定 | 5~21 | 7~14 | MAX2 | 未定 |
1611ML/H | 6ft11in | FF | 2 | 180.8 | 105 | 5~42 | 7~14 | MAX2 | 63,000円 |
174XH-SB | 7ft4in | R | 2 | 189.5 | 未定 | MAX150 | 14~30 | MAX6 | 未定 |
2510UL-S | 5ft10in | FF | 1 | 178 | 未定 | 1.5~6 | 2~4 | MAX0.6 | 60,400円 |
2610UL/M | 6ft10 | FF | 2 | 182.6 | 87 | 2~15 | 2.5~5 | MAX0.8 | 64,600円 |
2610ML/H | 6ft10in | F | 2 | 181.8 | 97 | 4~30 | 4~8 | MAX1.2 | 65,600円 |
追加される8機種はベイト×5、スピニング×3で、ビッグベイト対応モデルからベイトフィネスモデル、ハイレスポンスなソリッドティップモデルなど多種多様なルアーを幅広くカバー。
もはや「第四世代!?」と呼べなくもない豊富なラインナップは、使いこなせば昨年よりもさらに進化したバスフィッシングを体感させてくれるハズだ。
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