ヘタったPEが復活! ガラス膜とフッ素のパワーで、滑らかな使用感が戻る! 新次元ラインコーティング剤「PE革命」登場!



伸びが少なく、ロッド操作の力がルアーにダイレクトに伝わることで、いまやソルトルアーフィッシングにおいて欠かせない存在となったPEライン。その一方で、編糸ならではのトラブルや不満が存在することも事実です。そんなトラブルや不満を解消するためのアイテム、ラインコーティング剤を紹介します!

初期性能が長持ちするので経済的! ヘタったPEの復活にも!

ラインは消耗品だとわかっていますが、できることなら長持ちさせたいのが本音ですよね。釣行を重ねると、どうしても初期のような張りがなくなったり、毛羽立ちが発生したりします。これは避けられないことではありますが、長持ちさせる方法が存在します。それが、ラインコーティング剤の使用です。

ベイトロッドにこだわるメーカーだからこそ必要だった、PEラインコート剤

「コーティング剤って、ホントに効果あるの?」という疑問はあると思います。今回紹介する、ロッドメーカーのフィッシュマンが開発したPEライン用コーティング剤「PE革命」は、同社代表でもある赤塚さんが納得のいく性能になるまで、しっかりとテストを重ね、開発されたコーティング剤です。

「え? ロッドメーカーがコーティング剤?」となるかもしれませんが、ベイトタックルの使用体験の向上を追求し続けるメーカーとして、PEラインの性能にこだわっていくのは、実は当然の流れでもあります。

同社が、他のメーカーと大きく違う点の1つに、単に性能だけを追い求めるのではなく、ベイトロッドを使用することの喜びをユーザーに感じてもらいたい、という崇高な理念が挙げられます。

せっかく、満足度の高いロッドがあっても、PEラインの性能でその使用フィールがスポイルされてしまうのは忍び難いことです。つまり、フィッシュマンが、いや赤塚さんがPEライン用の性能を高め、初期性能を維持するためのコーティング剤の開発に着手するのは、実は当然のなりゆきだったのかもしれません。

「ヤバいものができてしまった…」と、赤塚さんも感動の性能

PEラインのコーティング剤は、すでに商品として多く出回っています。そんな中で、フィッシュマンが新たに作り出す上で、既存品との差別化をはかったのが、下記の特徴です。

PE革命の開発を手掛けた、フィッシュマン代表の赤塚ケンイチさん。

PE革命の開発コンセプト

  • ラインがよく滑る
  • PEの内部に浸透して張りが出る
  • 1度コーティングすれば効果が持続する
  • 炎天下の車内でも化学的な変質をしない
  • 冬場でも凍結しない

確かに、釣行時の現場はかなり過酷な環境であり、その状況に対応できるコーティング剤を作るとなると、開発のハードルは一気に高くなってしまいます。実際、開発にあたって研究者から「そんな奇跡的な性能を達成するのは難しい」と、一蹴されたそうです。

しかし、専門家からいくら「夢物語だ」と言われても妥協をしないのがフィッシュマンです。その後、コーティング剤の開発者から「今の技術では、これ以上の性能は無理です!」というサンプル版が届き、実際にテストをします。すると、7.5ftのベイトロッドで106mという記録を達成し、あまりの遠投性能に感動すら覚えたそうです。

プロト段階のPE革命を使用したキャスティング企画がムービー化されたのが、下の動画です。

ベイトタックルで100mチャレンジ

もちろん、自分ひとりが満足してそれで商品化、というワケではありません。シビアな目を持つ全国のフィッシュマンテスターにもしっかりと使ってもらい、あらゆる角度からのフィードバックをもらい、PE革命の仕上がりをチェックしてくのです。



キモは「特殊ケイ素+フッ素+水」の独自配合

紆余曲折を経て完成したPEライン用コーティング剤「PE革命」。その特徴をまとめると以下となります。

PE革命の特徴

  • 「張り」と「コシ」の復活(ヘタったPEに使用した場合)
  • 飛距離の向上
  • 滑らかさの向上

「張り」と「コシ」の復活という特徴に関してですが、PEラインはある程度耐久性のあるラインですので、1度の釣行で巻きかえるというアングラーはいないでしょう。しかし、何度か釣行を重ねているうちにヘタってきてしまい、使用感が悪くなってくことがあります。その原因が「張り」と「コシ」が、なくなることにあります。

複数回の釣行でPEラインの初期性能が落ちてきたなと感じたら、この「PE革命」を吹きかけて薬液を内部にまで染み込ませます。すると、表面を滑らかにするコーティングが形成され、さらに内部に染み込んだ薬液の効果で「張り」と「コシ」が復活。巻き変えたばかりのような使用間が復活します。

直接噴霧でもOKですが、フィネスリールの場合はスプールを本体から外してから吹き付けた方が良いようです。

PEラインの滑らかさが復活すれば、キャスティングにおける飛距離の向上やベイトリールの場合は、ルアーのフォール時のライン摩擦抵抗も軽減されることが期待できます。

より、効果を高めるための、使用上のコツとしては、塗布後にすぐに使用することも可能なんですが、数分乾燥させることで、内部への薬液の浸透が進み、より効果を実感できやすくなるようです。また、毛羽立ったラインの張りの復活も可能とのこと。

特殊ケイ素剤は、空気に触れるとガラス質の皮膜を形成し、さらにフッ素が滑らかな滑りを促進させるため、新品のPEのような使用感が復活するという仕組みです。

スプールに巻かれたPEラインに直接PE革命を吹付けて、数分乾燥させればOK! 乾燥させずに使用しても問題ないです。

これらの特徴は、全て使用されたPEの性能復活についてですが、巻き変えたばかりのラインに塗布すると、コーティングにより初期性能がより長く持続するようで、結果的に巻き換え回数が減ることも期待できるので、1実釣あたりのコストも低減できるはず。

また、シーバスでの使用感のインプレッションは、久保田剛之さんをゲストに迎えた下記ムービーでもチェックできます。

吹きかけるだけで飛距離が伸びる魔法の液体とは!?【久保田剛之×赤塚ケンイチ】

PE革命の詳細をフィッシュマンのWEBサイトでチェック!