10年以上国産バスボートメーカーでメカニックの腕をふるっていた新倉さん。地元の茨城県に戻ってきたタイミングで、SDGマリン横利根川店がオープン。再びボートメカニックを生業とすることになった。
「新しい知識や経験がどんどん増えて楽しいです」
【Profile】
新倉利英(にいくら・ひでとし)
SDGマリン横利根川店勤務。55歳。前職は国産ボートメーカーで、10年以上勤務していた。もちろんバス釣りが大好き。
Q.この仕事についた経緯は?
A.「地元に戻ってきた絶好のタイミングでした」
ここで働く前はスナガボートという国産ボートメーカーで12年間ほど働いてました。その後3年ほど神奈川県の実家にいたことがあって、そして地元の茨城県に戻ってきました。ボート関連の仕事にまた戻りたくて色々探して、SDGマリンさんの求人を見つけて応募しました。
Q.仕事内容や1日の流れを教えてください
A.「事務作業を少し、あとは船の整備です」
メインは船のメカニック全般ですね。今は新艇のバスキャットの艤装をやっているところです。販売に携わることもありますね。その日にもよりますけど、朝はメールの確認や事務関係の仕事をして、その後はメカニックの仕事です。仕事が終わる頃にまたメールを確認して、事務的な仕事を済ませて帰ります。
今まではスナガボート社のイーグルという船をメインに扱っていましたが、ここで働くことでバスキャットやチャージャーボート、ベクサスボートの最新モデルに触れることが増えました。船だけでなく、エンジンや魚探、エレキなど最新型が常に入荷してくるので、新しい知識や経験がどんどん増えて楽しいです。
Q.どんな人に向いている仕事ですか?
A.「いろんなことに興味を持てる人ですね」
とにかく船が好き、バス釣りが好きだということが第一だと思います。次になんにでも興味を持つこと。このパーツを交換すると、どういう効果があるんだろう? という具合に常に興味を持つことが大事ですね。
Q.収入について教えてください
A.「ざっくりですが」
年収で2010年式のバスキャットがなんとか買えるかなという感じです(笑)。最新の魚探をフル装備で載せるのはキツいかも(笑)。
「勤めていた会社を辞めて、柏木社長に直談判しました」
バス釣りが好きで、機械いじりが好きだという志賀さん。自分の好きなことを仕事にしたいと考え、ボートメカニックの世界へ飛び込んだという。「メカニックの仕事は今で2年目です。正直すごく楽しいです」。
【Profile】
志賀祐希也(しが・ゆきや)
SDGマリン横利根川店勤務。28歳。この仕事に就く前から茨城県に住んでいて、琵琶湖にも足繁く通っていたという。ソルトの釣りも大好き。
Q.この仕事についた経緯は?
A.「好きなことを仕事にしたいと思ったのがきっかけです」
小さい頃から釣りが好きで、バイクやボートをいじるのも好きでした。好きなことを仕事にしたいと思って、勤めていた会社を辞めてSDGマリンの柏木社長に直談判しました。
Q.どんな人に向いている仕事ですか?
A.「コミュニケーションが取れることがマストだと思います」
メカニック作業だけが仕事ではないので、人とコミュニケーションが取れることが大事ですね。もちろん、仕事を楽しめることも大事です。
Q.仕事内容や1日の流れを教えてください
A.「整備以外に接客もやってます」
ボートメカニックの仕事がメインですが、店舗で接客したり魚探の販売もしています。ライブスコープのような最新機器などは、勉強することが多いけど面白いですね。正直ボートメカニックは、人とあまり関わらない仕事かなと思ってたんですよ。
でも実際は船をリギングしていく上で装備などをお客さんに提案するので、営業マン的な要素もあります。未経験のことをこなしていったり、分からないことを解決することは面白いです。
Q.収入について教えてください
A.「僕はビッグベイトの釣りが好きなので、ビッグベイトに換算します」
月収はだいたい60個分といったところでしょうか(笑)。
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
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