ワカサギなどの小魚を模したワームを用いたホバストやミドストは、春だけでなく近年はオールシーズン欠かせないテクニックとなっている。リザーバーはもちろん、琵琶湖でも数多くのビッグフィッシュがキャッチされている。効果的なアクションを生み出すためには、フックやジグヘッドの選択がこの釣りでは重要だ。各社からリリースされるアイテムについて理解を深めれば、釣果はおのずとついてくるはず。今回はデコイが展開するイチオシスト系フックを紹介しよう。
シューティング釣法をフィーチャーした限定生産フック
デコイ・マイクロスペシャル ジグ12F(カツイチ)
バス用にリファインして刺さり性能がさらに向上
2021年のトーナメントで話題になったのが、超高性能魚探を使ってディープレンジをくまなく
把握し、そこにマイクロホバストを送り込むという近未来的釣法。
その際に多くのトーナメンターから支持を受けたのが「ファインワイヤージグ12」で、これにフッ
素系のシルキーFコートを施して刺さり性能をさらにアップさせたのが、この『マイクロスペシャル
ジグ12F』だ。
1inクラスのマイクロベイトにセットするだけにとても小さくて線径も細いが、カツイチ独自の特殊な熱処理が施されているので、トーナメントの勝敗を分けるキッカーフィッシュを掛けても折れや曲がりの不安なくファイトすることができる。
人気アイテムがリファインでミドスト特性が大幅向上!
デコイ・マジックヘッドVJ76(カツイチ)
【スペック】
- 自重:0.9~9g
- フックサイズ:#3、#2、#1
- カラー:NSブラック
- 入数:3本、4本
- 価格:385円(税込)
ワームキーパーの変更でミドスト用に脚光を浴びる
かつて人気を博した「マジックショット」のリファインモデルで、ワームキーパーのバーブの向きを下向きに設定。
ミドストのギリギリ薄刺しにも高次元に対応することから、最近ではミドスト用に開発された「プラスマジックVJ-74」や「プラスガード-SVJ-77」と並んで人気が高まっている。
現在では7g、9gといったヘビーウエイトモデルもラインナップされ、海外では「ボトスト」ゲームにも重宝されているようだ。
ローリングアクションをもっと強化したいなら『デコイ・iガードL-6』はいかが?
デコイ・iガードL-6
【スペック】
- サイズ:S、M、L
- カラー:クリア
- 入数:12個
- 価格:330円(税込)
ミドストのローリング強化アイテムで、琵琶湖では定番アイテム化しているパーツ。ラインアイに被せることでアクション時に結び目がズレず、常に理想的なローリングを追求できる。
斜めアイ+ガードの個性が光るホバストフック!
デコイ・F.F.フックワーム153(カツイチ)
【スペック】
- フックサイズ:#4、#3、#2、#1
- カラー:シルキーブラック
- 入数:4本
- 価格:385円(税込)
ピクピクとライブリーに動かせるホバスト用フック
ホバストならではの、表層~中層を小魚がピクピクと動きながら漂う生命感を演出するために、ラインアイの向きを斜めに設定。
これによりラインの入射角とラインアイがほぼ一直線となり、よりダイレクトにアクションを伝えることができる。
また、カバー絡みで活躍するWガードは平行姿勢を保つためのスタビライザー的な役割も担い、ガードが必要ない場合は前方に倒して短くカットし、ワームキーパーとして活用することもできる。
『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報
ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!
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