クロダイが6分に1尾釣れる! 驚異的な釣り方「フリリグ」を伝道師が解説!【もりぞー的 アーバンチニング 第1回】



フリーリグメソッドで狙うクロダイゲームを確立して、高い実績を出してきた「チニングの伝道師」こともりぞーさんの連載が、ルアマガプラスでスタートです! 大阪の淀川をホームに活躍するもりぞーさんのチニングスタイルを隔月でお送りします!

もりぞーさんって誰!? プロフィールをチェック!

【Profile】

森浩平(もり・こうへい)

今、大注目のフリーリグチニングゲームを確立したアングラー。ベイトタックルを活用するスタイルで、デイ・ナイトあらゆる状況で釣果を叩き出す。ホームフィールドは大阪の淀川。DAIWAのフィールドテスターとして「シルバーウルフ」ブランド担当を担当。

フリーリグでチニングを展開し始めたのは2015年頃

ルアマガプラスをご覧になっている皆さま。はじめまして。ダイワフィールドテスターとして大阪の淀川をホームに活動中のチニング伝道師「もりぞー」こと森浩平です。

私の代名詞かつ、現在のチニングシーンでボトム攻略を代表する釣法、フリーリグ(フリリグ)メソッド。2015年頃にバスフィッシングで使われるようになった直後、チニングでも試したところ十分な手ごたえをえることができました。その釣果やメソッドをSNSで情報公開したところ、アングラーの間で瞬く間に広がりました。



時速10枚(!)も可能な、フリリグの威力!

フリリグのメリットは魚の活性や気象状況に応じた細かいアジャストが可能なことです。シンカーやワームの形状違いでシンカー重量は変えずに飛距離やフォール速度、スタック感を変えられます。押し流されにくいため水流抵抗によるリグの不本意な動きを減らせ、よりナチュラルなアプローチを展開できるんです。

フック選択の幅も広がるので根掛かりエリアはオフセット、砂地エリアはストレートと場所やワームサイズに応じた選択も可能になる、などなど…。状況にピタッとハマる最適解を導き出せば本気喰いの深いバイトが得られ、時速10枚ペースのような圧倒的な釣果を得られることもあるんです!

2022年DAIWA SILVER WOLF新製品公開!! 

釣具メーカー各社から様々な新製品が発表され、各種イベント開催の話題も聞こえてくるなどチニングシーンが活気づいている現在、とりわけ注目されているのがDAIWA「シルバーウルフ」ブランドとしてリリースされる各種アイテムでしょう。

強風に激流、コロコロ変わる気象条件をものともせずにルアーをバイトゾーンへ的確にアプローチ。本気喰いの深いバイトに対し的確にフッキングを決め、チヌの強い突っ込みをいなしてネットイン!

アングラー主体の積極的なアプローチを的確にアシストし、釣果に結びつけるための最適解として、チニングアングラー皆様に提案するシルバーウルフの新製品。

今回はその中からリール・ロッド・ワームを、開発段階から関わってきた私が、独自の視点で解説していこうと思います。

チニングneoスタンダード「シルバーウルフMX」

ショートバイトを弾かずに乗せることを基軸にした従来のチニングロッドに対し、状況に応じた的確なリグ操作で深い本気のバイトを引き出して掛ける、フリリグスタイルに合わせて設計したハイスタンダードモデルがMXシリーズです。

SVFとX45テクノロジーをベースに、しなやかさと張りを絶妙なバランスでセッティングし、ルアーを飛ばすための初速の獲得、僅かな変化をとらえるボトム感知力、ダイレクトな操作とフッキングを実現する構成です。

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もりぞー監修「シルバーウルフ AIR」

自分のチニングスタイルを軽量・高感度というAIRコンセプトにインストールする際に求めたのが、キャスティング・リグ操作・フッキングにおける高いレスポンス性の実現です。

単に軽さや感度というスペックだけを追い求めるとトルクもパワーも無い、飛ばせない/魚をコントロール出来ないロッドになってしまいかねないので、レジン量を減らす事で、軽さ、パワー、細身化を実現するSVF ナノプラスを搭載したブランクにX45フルシールド を採用しつつ、AGSガイドを多点配置することでブランクのパワーロスを防止しています。

AIRコンセプトの範疇でバランス良く剛性を付与したことで、細いPEラインに過剰な負荷をかけないしなやかさと、しっかり掛けにいける張り、掛けたら素直に曲がってチヌを無駄に暴れさせずにコントロール可能な理想的なロッドに仕上がりました。

「シルバーウルフSV TW PEスペシャル」

ベイト×PEライン。ダイワテクノロジーが導き出すチニング最適解。

チニングをやり込む過程で、白波立つ爆風風表、激流激濁りと言った状況でも釣れることが分かってきました。狙うのが難しいが上手くやれれば爆釣に繋がる、そういった荒れた状況下でのアプローチを的確にサポートしてくれるのが専用設計されたベイト×PEシステムです。

まずはPEライン。当たり前のことですが、細いほうが風の抵抗を受けにくいので飛距離が出ます。また、水の抵抗も減るので、流れに対してもアドバンテージがあります。

それに、スピニングよりも手返しやボトム感度、ラインスラックコントロールやリグ操作に優れるベイトリールを組み合わせるのがマストとなります。

しかし、ベイトリールなら何でも良いわけではありません。これらの恩恵を受けられるのは細糸PEラインで振り抜いてもバックラッシュや高切れといったトラブルを誘発せず、スピニングと同等の飛距離を出せるハイバランスなタックルだけなのです。

シルバーウルフSV TW PEスペシャルは、圧倒的なライン放出を実現するTWSと、0.8号以下のPEラインの使用を前提に専用設計されたPE専用SV BOOSTスプールの組み合わせによって、細糸PEラインでもトラブルレスかつキャスト後半には伸びのある飛びを実現しました。

また、ギア比8.5のXHギアはラインスラックコントロールに優れ、遠投先で得たバイトにも的確にフッキングを叩き込める設定です。

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「シルバーウルフ アーバンシュリンプ2.8」

アーバンシュリンプは、カーリーテールが水を掴みピロピロと動くアーバンクローラーに対し、強い波動を嫌うセンシティブな状況に対応する微波動系ワームとして開発しました。

全て順付けで構成された水の抵抗を受けにくい各パーツは、テナガエビやハゼのような「シュッ!」としたクイックなモーションを生み出し、ボトムに留め置いた時にもリグ操作や水流に対しレスポンス良く動いてくれる「喰わせ系」ワームです。

ボトムバンプのような静と動のメリハリを利かせた釣りはモチロンですが、巻きの釣りにも効果抜群。アーバンクローラーとのローテーションに是非加えて欲しいワームです。

間近に迫ったチニングハイシーズン。新生シルバーウルフタックル×フリリグで目一杯楽しみましょう!

アーバンチニング特設サイトで、さらに詳しい情報をチェック!

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