霞ヶ浦水系バス釣り攻略法「ベイト意識のミノー&水温上昇エリアのジグ撃ち」【SDGマリン】



霞ヶ浦水系を知り尽くした強者ばかりが集結する『SDGマリンカスミプロチーム』のメンバー6人が、バスボートのシーズナル必釣パターン&必携ルアーを詳細にレポート。忠実に実践できれば『サイズも! 数も!! 』の大釣りだって夢じゃない!! 今回は早野剛史さん。ベイトフィッシュパターンのミノー&水温上昇エリアのジグ撃ちかパターンを解説します。

【Profile】

早野剛史(はやの・たけし)

JBトップ50に参戦するプロトーナメンターで、2018年にはアングラー・オブ・ザ・イヤーも獲得。自らのタックルブランド『TEX』を立ち上げ、現在は今シーズンリリース予定のロッドを鋭意開発中。使用ボートはバスキャット・クーガーFTDで、エンジンはマーキュリープロXS250を搭載。

ベイトフィッシュパターンのミノーか、水温上昇エリアのジグ撃ちか

食い気があれば手返し良くスポーニング絡みは丁寧に

3月下旬から4月にかけての霞ヶ浦水系でバスを手にするには、2つのパターンが考えられます。ひとつめはベイトフィッシュパターンで、バスは風向きなど自然現象に翻弄されながらもベイトフィッシュを岸際まで追い詰めて捕食するので、ベイトフィッシュパターンに手返し良くハメられるミノー系がメインになります。食い気があるのでタダ巻きで十分ですが、レンジ調整には気を遣って。

もうひとつはスポーニングに向けて、水の温まりやすい水路やワンドのシャローに入ってくるバス狙いで、アシや岸の際をラバージグ&ポークで撃っていきます。回収しながら5~10回のホンガリングで泳がせるのが効果的で、減水していればボート際まで丁寧に泳がせます。

冬の間にそれほど食べられなかった状況から挽回すべく、ベイトフィッシュを荒食いしたバスは腹がパンパンで体高もありカッコイイ。

使用タックル

【おすすめルアー】リレンジ110SP(ジャッカル)

  • ロッド:6ft5inML+プロトベイトロッド(TEX)
  • リール:メタニウムHG(シマノ)
  • ライン:FCスナイパーBMS12lb(サンライン)

【おすすめルアー】O.S.P ゼロワンジグ9g(O.S.P)&ワイルドダディー(釣り吉ホルモン)

  • ロッド:6ft9inMH+プロトベイトロッド(TEX)
  • リール:メタニウムシャローエディション(シマノ)
  • ライン:FCスナイパーBMS14lb(サンライン)

【使用ボート】バスキャット・クーガーFTD20ft



SDGマリン

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