ソルティーステージから『ソルティーステージプロトタイプ』へ、10年振りに生まれ変わったソルトウォーターゲーム専用ブランドを魚種別にフィーチャー。今回はオカッパリソルトゲームの代表格とも言える、シーバスモデルを紹介。全13アイテムという多彩なラインナップの中にはヒラスズキだけに絞ったロングモデルがあったり、ベイトモデルが5アイテムもあるというのも、このプロトタイプならではの大きな特徴と言えるだろう。
ソルティーステージプロトタイプ(アブガルシア)
100%国産カーボン素材をTAF(TriarchyForce)製法で成形したブランクスはこれまで以上の軽さに加えて反発力が高く、20g前後というシーバスルアーの“コアウェイト”はもちろん、近年のフィネス化により増えている5g前後の“ライトウェイト”ルアーまで、十分な飛距離を叩き出すことができる。
「TAF製法」とは? 下記記事をチェック!
そして、前述にもあるようにベイトモデルのバリエーションが大幅に拡大しているのも嬉しいところ。リールシートは高感度なブランクスの持ち味をフルに活かせる、ABUオリジナルのブランクスタッチ仕様。9ft台のロングレングスでスピニングに勝るとも劣らない飛距離を狙えるモデルもあれば、近年爆発的なブームを起こしているビッグベイト専用モデルも用意されている。
中でも注目なのは同社が誇る名竿であり、大人気モデルのヒデはやしプロデュースの『ゼノモーフ ビッグチャップ』の遺伝子を受け継いだ「XSBS-942MMH」と「XSBS-1002MMH」。ランカーシーバスやオオニベ、アカメなどモンスターを狙うアングラーには是非手にとって頂きたいロッドである。
オーソドックスな釣り方だけでは対応できないレベルにまでプレッシャーが高まってしまっている現代シーバスゲームだが、今回紹介したプロトタイプのように多彩かつ新機軸なロッド群をシチュエーションに合わせて使い分ければ、まだ見ぬビッグシーバスを手にすることができるはずだ。気になる1本を手始めに、ぜひとも『プロトタイプの沼』にハマリ込んで欲しい…!