取材等でのウェーダー着用率が高く、これまで色々なウェーダーを履いてきました。その中でも、特に良かったものをご紹介したいと思います。ちなみに、本記事は、数年前に投稿したもので、その後、後継モデル(RBB ZIPチェストウェダーⅡ)がリリースされています。そちらも、是非チェックしてみてくださいね。
【検討編】はコチラ
YKKアクアシール代の数千円を支払うことを決断
前回の検討編では、RBBの防水ファスナータイプ(RBB ZIPチェストウェイダー)か通常のチェストハイウェーダー(RBB シュープリームウェイダーⅡ)にするかで迷っておりましたが、どちらを購入するか、ついに決断しました。
予算である3万円をオーバーすることにはかなりの抵抗がありましたが、前開きファスナー(YKKアクアシール)の利便性の誘惑には抗えず、ポイントをフル活用して資金をかき集め「RBB ZIPチェストウェーダー」の購入を決断しました。
RBB ZIPチェストウェイダー着用時の前部です。膝下がタイトめなデザインとなっているので、川などの流れがある場所でも、受ける水圧を低減してくれそうですね。
着用時の後ろ姿です。立体裁断なので膝が曲げやすいと感じました。段差を越えたり、階段や斜面を移動する際にもストレスが少ないです。メイン部分は3レイヤーとなっていてます。着用した印象ですが、生地の風合いが軽くて柔軟性があるため動きやすいと感じました。
ファスナーが上からも、下からも開けられる!
これは、買ってから気づいた嬉しい誤算なんですが、実はこの止水ファスナー、上からも下からもオープン可能なんですね。これは、かなり便利。ムレた空気を一気に排出する場合は上から開けて、用を足す場合は下から開ける。RBBのWEBサイトをの写真をよ~く見ると、確かに、ファスナーの取っ手が上と下、2箇所に付いるんですが、特にこの点は謳われていなかったので、購入するまで気が付きませんでした。
ちなみに、手持ちのソックスタイプの前開きファスナー付きウェーダーは、上からしか開けられない(それでも十分便利だが)ので、RBB ZIPチェストウェイダーもてっきり同じ仕様だと思い込んでいました。ちなみに、ファスナーの取っ手(引き手?)の予備は2個付属しています。
3レイヤーだけど風合いが柔らかい
感覚的にはレインウェアを履いているような感じです。持っているソックスタイプのウェーダーがかなりゴツめなので、あまりにもペラペラで不安になるくらい。でも、動きやすくて快適。最高です。立体裁断と相まって、段を越える場合のような脚上げ時に、生地の突っ張りが少ない。
ブーツが柔らかい
以前使用していたブーツフットタイプウェーダーのブーツ部は、固くてゴワゴワだったので、長時間歩くとコスれて脚が痛くなることもありました。
このウェーダーのブーツ部の素材は、誤解を恐れずに言うとクロックスのような風合い。軽くて柔軟性があるので、長時間の着用でも痛くなりにくい! これも最高です。
ブーツとのつなぎ目の構造
ブーツフットタイプの弱点の1つが、ブーツとのつなぎ目部分。そこを保護するように覆うカバーは、使用中の安心感につながります。ただ、使用後に乾かしにくいというデメリットもある。
ポケットの必要性は感じない
胸の部分のポケットはデザイン上のアクセントだと思う。一応止水ファスナー(防水ではない)を採用してはいるが、実際に使うことはほぼないと思う。
ショルダーベルトのアジャスターが肩に当たらない
以前使用していたウェーダーは、長さ調整用のアジャスターが丁度肩に当って、カバンを背負ったりするとグイグイ食い込んでとても不快だったのだが、このウェーダーはアジャスターが肩に当たらない位置にくるので快適です。ちょっとしたことだけど、とても重要なんですよね。
<結論(3年ほど使用して)>
使用してきた歴代ウェーダーとくらべても、大変使い勝手が良く、満足度の高いウェーダーです。特に夏場の徒歩での移動時は、ジップをフルオープンできるというメリットは非常に大きいですね。また、透湿防水素材の恩恵も大きく、ウェーダー内の蒸気を排出してくれるので快適に使用できます。
ちなみに現在はこのウェーダーは現役を退き、新たに「リバレイ RBBハイブリッドウェーダー」を最近購入しました。このウェーダーについても、改めて記事をインプレしていきたいと思っています。お楽しみに!
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