間もなく開催される注目の若手バス釣りアングラーを集めた『陸王U-30』。全国各地で腕を磨いた若き精鋭たちの中から、注目選手の「得意ワザ」を公開! 今回ご紹介するのは国内屈指のハイプレッシャーフィールド・大江川、五三川でスキルを磨き続けるDAIWA最年少プロスタッフです!
【Profile】
中川雅偉(なかがわ・がい)
2000年9月30日生まれ(21歳)。中京が誇るハイプレッシャーフィールド・大江川、五三川をホームとし、日々研鑽を続けるDAIWA最年少プロスタッフ。甘いマスクと巧なキャストテク、そして釣獲スキルは次世代オカッパリスター候補・一等星と言っても過言ではない。
音楽よりもバス釣りを選んだ!中京の新プリンス!!
昨年DAIWA最年少バスプロスタッフとしてデビューした中川雅偉さん。ルアマガプラスでのライブ配信取材でも縛りがある中、グッドサイズのバスを釣り上げたのは記憶に新しい。
中川「バス釣りを始めたのは中学生時代。始めてから1年が経った頃、知り合いのアドバイスで25cmの初バスをキャッチしました。確か25cmくらい」
初バスを境に一気にバス釣り道に突き進むかと思いきや、高校時代はあまり釣りに行かなかったという。
中川「高校の頃は軽音楽部でバンド活動に夢中でした。その影響もあり卒業後も音楽専門学校へ進学しました」
しかし進学後、授業のない休日にバス釣りへ出掛けるとその熱は再燃。
中川「音楽以上にバス釣りが楽しくて(笑)。だから改めて釣り業界を目指そうと決断したんです!」
DAIWAとの出会いも思いがけないところからだった。
中川「弟(瑠凱)の付添いで釣りフェスティバルに行った際、DAIWAブースへ以前面識のあった三宅プロに挨拶へ行くと、DAIWAの担当者の方ともお話が出来て、その後SNSを通じてサポートを受けることになりました」
弱冠20歳にしてスターダムへと駆け上る中川さん。新たな「岸釣りプリンス」の誕生を期待せずにはいられない。
得意ワザその1:シンキングプロップ
ガストネード110S(DAIWA)
アフター時期のガイ的4番バッター!
中川「5~6月のアフター時期のバスにペラの波動とスローな動きがマッチするので魚のポジションを探しながら食わせにも持ち込めます。使い方は着水後のただ巻き。レンジはリトリーブスピードで調整しますが、目視で見えるか見えないぐらいのレンジ感がベストです」
【タックルデータ】
- ロッド:ブレイゾンC610M(DAIWA)
- リール:20タトゥーラSV TW 6.3(DAIWA)
- ライン:モンスターブレイブZ14lb(DAIWA)
得意ワザその2:ヘビキャロ
スティーズホッグ3in(DAIWA)
サーチと食わせを両立したボトムの切り札
中川「ズル引きでボトムの地形変化を探りながらも、リアクションで魚を拾っていけるのがヘビキャロ。キモは21gのシンカーを使うこと。ボトムを早く沈められるだけでなく、リーダーの先にあるワームとの動きに緩急をつけられます。この組み合わせは全国どのフィールドにも対応出来ますよ。リーダーの長さは70cmがベストです」
【タックルデータ】
- ロッド:ブレイゾンC610MH(DAIWA)
- リール:20タトゥーラSV TW 7.1(DAIWA)
- ライン:モンスターブレイブZ14lb(DAIWA)
※リーダーは10lbを70cm接続、フックはスティーズワームフックSS SOSスリムオフセット#1(DAIWA)
得意ワザその3:フロッグ
スティーズスナッピーフロッグ(DAIWA)
水中ドッグウォークができるフロッグ版ビッグベイト!?
中川「スナッピーフロッグはシンキングなので水面ではなく水面直下でのドッグウォークアクションが可能。基本はカバー絡みや水門のピンスポットをゆっくり誘って食わせます。フロッグに最適な五三川にも相性が良くてで7~10月まで1日中やれるくらい楽しめますよ(笑)」
【タックルデータ】
- ロッド:ブレイゾンC67MH-FR(DAIWA)
- リール:20タトゥーラSV TW 7.1(DAIWA)
- ライン:フロッグデュラセンサー3.5号(DAIWA)