バス釣りトップウォーター渡部圭一郎おすすめルアーと使い方

7人のバスアングラーが所持するトップウォータールアーからそれぞれ3種をピックアップ。思い出の詰まった逸品、おすすめのルアー、勝負を分けたルアー、現役で戦術に組み込まれているルアー。様々な魅力を放つトップウォータールアーをご紹介します。今回は渡部圭一郎さんが選んだ「エアロツイスター」「NZクローラーシリーズ」「サンダルン」!

2024 新製品情報

【Profile】

渡部圭一郎(わたなべ・けいいちろう)

福島県・桧原湖でK-ROガイドサービスを展開。デプスのケロムシやNZクローラーの産みの親。類いまれな発想で数々のルアーを開発し、ゲストをもてなしている。

ラージのみならずスモールも視野に入れた桧原湖トップレギュラー陣

エアロツイスター【デプス】

水面を疾走し、ボイル待ちのバスを刺激!

2022年デプスウェブメンバー入会特典のエアロツイスター。原型は渡部さんの手による。

渡部「7~8年前に作り始めた原型とほぼ一緒ですね。クローラーに出てこないサカナをスピードで騙したい……というのが出発点。追うけど食わないとか……そういうのは、ボイルに反応する。ルアーが何か分からないくらい激しめに水面を攪拌すると、食ってきます。カップが柔らかくして必要以上の水流を逃がし、動きが破綻しないようにしています。何かの際とか、バスが追い込める場所は強いですね」

サンダルン【K-ROガイドサービス】

渡部さんお手製の、トレブルフック搭載ワザあり虫ルアー!

渡部「16~17年前とか、ガイドを始めて間もない頃から作ってましたね。元々、自分で作ったルアーでガイドをしたいという思いがあって。桧原湖では、虫ルアーが一番釣れる状況もあるし、何より水面で釣れるのが楽しいじゃないですか。今年は反応がいいですね。浮かべるだけでもいいし、動くか動かないかくらいのモジモジとしたシェイクもいい。エビを食ってるバスにもよく効きます」

ゴールドハウス目黒(桧原湖)、プロショップオオツカ(埼玉県)、ザ・ストライク(宮城県仙台市)、プロショップやまだ(福島県会津若松市)で販売中。

NZクローラーシリーズ【デプス】

扁平ボディで強力な水押しが魅力の羽根モノ3兄弟

こちらも原型は渡部さんメイド。

渡部「基本は大きいモデルから投入して、大きなラージを狙っています。状況が厳しければJr.を使って。タイニーは、スモールマウス狙いで虫っぽく細かいピッチで使っています。でっかいバスを狙いたいので、なるべくオリジナルサイズから使って、天候など状況次第でハマる出しドコロを探して投入しています。ゆらゆら動く程度にスローとか、速めのリトリーブで追わせたり、色々試してみてください」

風で虫が吹き溜まった岸やエビ付きのブッシュはアツいです!

『ルアーマガジン』2023年9月号 発売情報

ルアーマガジン史上初めてのスモールマウス×オカッパリの表紙を飾ってくれたのは川村光大郎さん。大人気企画「岸釣りジャーニー」での一幕です。その他にも北の鉄人・山田祐五さんの初桧原湖釣行や、五十嵐誠さんによる最新スモールマウス攻略メソッドなど、避暑地で楽しめるバス釣りをご紹介。でもやっぱり暑い中で釣ってこそバス釣り(?)という気持ちもありますよね? 安心してください。今年の夏を乗り切るためのサマーパターン攻略特集「夏を制するキーワード」ではすぐに役立つ実戦的ハウツー満載でお送りします! そして! 夏といえばカバー! カバーといえば…フリップでしょ!! 未来に残したいバス釣り遺産『フリップ』にも大注目ですよ!