陸っぱりバスフィッシングの王を決めるルアーマガジンの人気対決企画「陸王」。その3部リーグである全国規模の一般参加型バス釣り大会が「陸王ダービー」だ。予選を勝ち抜いた4名のブロック代表者が10月29日、岐阜県五三川・大江川に集結。2部リーグ「陸王モバイル」への参戦権を勝ち取るべく激突する! 試合当日は誰でも無料で見られるルアマガプラスのライブ配信記事を要チェックだ!
●文:ルアマガプライム
陸王ダービーとは
陸王ダービーは全国4ブロック(17フィールド)で開催される釣果アプリ投稿型の誰でも参加可能な陸っぱりバス釣り大会。異なる季節に行われる3試合の合計獲得ポイントで総合ランキングが決まる。各ブロック1位のみが陸王モバイル参戦権を賭けて決勝戦(チャンピオン・カーニバル)に出場することができる。
決勝フィールドは岐阜県・五三川&大江川!
ダービーの決勝戦に選ばれたのは中部地方を代表する人気バス釣りフィールド五三川・大江川。大江川は2019年陸王オープン決勝、五三川は2020年陸王オープン決勝の舞台となったお馴染みのフィールドだ。
新ルール「駐車可能場所はアングラーズパークおよび有料駐車場のみ」!
五三川・大江川は大人気フィールドだけに、これまで釣り人による迷惑駐車が問題になることが少なくなかった。今回から、出場選手は有料駐車場あるいは釣り人のために用意されたアングラーズパークのみ駐車可能とする新ルールを設定した。これからも末長くバス釣りが楽しめる貴重な釣り場として五三川・大江川を残していくために、新しい陸王の試合スタイルを模索したい。
選手は駐車場所と行きたいポイント間の移動時間、回る順番などを考慮して戦略を組み立てる必要がある。目当ての駐車場が満車の可能性も考慮する必要があるだろう。陸王お馴染みの移動時ダッシュも長距離になることが予想され、選手・スタッフともにこれまで以上に体力が必要となることは必至!(泣)
レギュレーション
- スタートは6時頃(日の出時刻後)、ストップフィッシングは16時30分。
- 休憩は9時から9時15分、12時から13時の2回。
- タックルは5セットを用意可能。(替えスプールは合計2個まで使用可能。ラインの巻き替え、スプール交換は自由)。ただし持ち歩けるのは2セットまで。
- キーパーサイズは25cm以上。1日5尾の総重量を競う。ウエイトはプレスが持ち込んだスケールを使用し、プレス確認のもとで正式スコアとする。バスのサイズは口閉じ尾開きで計測する。
- ライフジャケットを着用すること。
- ランディングネットは使用可能。プレスのランディング補助は不可。
- 競技時間中のヒットであれば、休憩時間や終了時間を過ぎてのランディングは可能。
- 駐車可能場所はアングラーズパークおよび有料駐車場のみとする。
- 競技エリアおよび釣り禁止エリアは陸王オープン・陸王ダービーのエリアに準拠する。
- 工事中区域の釣りは禁止。その他、ローカルルールに準ずる。
猛者揃いの出場選手を紹介!
Aブロック代表
新谷健斗(しんたに・けんと)
- 年齢:23歳
- 出身:広島県
- ホームフィールド: 三川ダム・八田原ダム
- 得意な釣り:でかいルアーを使った釣り
- 意気込み:2年連続優勝目指してがんばります!
陸王ダービー2021決勝戦優勝。今年は11月に開催される陸王モバイル2022チャンピオン・カーニバルへの出場が決まっている三川・八田原ダムのでかバスハンター。陸王オープン・ダービーの歴代ビッグフィッシ記録保持者(60.5cm)。イマカツフィールドモニター。でかバスだけを追い求めるたにけん流・ストロングスタイルで2年連続優勝を勝ち取れるか!?
Bブロック代表
鈴木 翔(すずき・しょう)
- 年齢:21歳
- 出身:香川県
- ホームフィールド: 府中湖
- 得意な釣り:ラン&ガン
- 意気込み:やっと決勝まで進むことができました。自分らしい釣りを展開できるよう、全力で頑張ります!
川村光大郎が認めた府中湖の若き才能! 昨年までは予選で悔しい思いをし続けてきたが、今年は波介川で出場、見事決勝への切符を勝ち取った! 得意のランガンスタイルと的確なルアーセレクトで週末のハイプレッシャーフィールドをどう攻略するかに注目だ。ボトムアップフィールドレポーター。
Cブロック代表
佐野亘彬(さの・のぶあき)
a.k.a. NOBU-RC
- 年齢:36歳
- 出身:大阪府
- ホームフィールド:関西圏を中心に。紀の川多め。
- 得意な釣り:なんでもやります!
- 意気込み:陸王本戦まで勝ち上がって再挑戦します!なのでここでの勝ちはマストです。
陸王ダービー2020決勝戦優勝、陸王モバイル2021決勝戦優勝、2022年には陸王本戦に出場し、あのレジェンド陸王・金森隆志と激闘を繰り広げたことも記憶に新しい、まさに陸王ドリームの体現者。ここまで来ればその強さは本物、エリアトラウトの猛者が今大会優勝候補筆頭か!? ロデオクラフトテスター。
Dブロック代表
森田健太郎(もりた・けんたろう)
a.k.a. moriken
- 年齢:25歳
- 出身:スウェーデン ストックホルム
- ホームフィールド:なし
- 得意な釣り:サイトフィッシング
- 意気込み:去年悔しい思いをしたので、全力で勝ち上がります!
昨年の陸王ダービー2021。紀の川で出場し、同率ポイントでイカゲソ太郎、NOBU-RCと共にCブロック総合成績トップに並ぶも、最大魚の差で惜しくも決勝進出を逃したmorikenこと森田健太郎が今年は西湖でブロック優勝を決め、決勝戦に登場! どんな釣りを展開するのか、今大会1番のダークホース! メンタルとスタミナは「0」との自己評価だが果たして!? ハイドアップスタッフ。
試合当日はルアマガプラスをチェック!
10月29日試合当日はルアマガプラスで試合の模様をライブ配信します。誰でも無料で利用できるのでぜひご覧下さい!
『陸王』五三川・大江川戦の歴代名試合
陸王2019シーズンバトル02 初夏編
三原直之 vs 木村建太
ストロングスタイルを持ち味とする7代目陸王・木村建太に対するは、サイトフィッシングとビッグベイトを得意とするJB TOP50トーナメンター・三原直之。
中部の人気エリア、大江・五三川を2人はどのように攻略するのか!?
三原さんのエイトトラップによるランカーバスのヒットシーンは必見だ。
陸王2020チャンピオン・カーニバル
白熱のシーズンバトルを勝ち抜いた4人が晩秋の大江川・五三川に集う。2日目は土曜日で一般アングラーがひしめく中、トップ・オブ・トップのプロ達が繰り出す技は必見。
今や川村光大郎の代名詞ともなったコンパクトカバージグが炸裂。
※本記事は”ルアマガprime”から寄稿されたものであり、著作上の権利および文責は寄稿元に属します。なお、掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な記載がないかぎり、価格情報は消費税込です。
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