藤田京弥さんに聞いた秋バス巻きの釣りは「3つの鉄則」を守るべし

秋は巻モノと言われてン十年。そろそろその定説も変化してきてたりするんじゃない?と、日本最高傑作、そして令和の怪物・藤田京弥さんに聞いてみると、「なんだかんだ、秋は巻モノですね」。という答えが返ってきた。なので、改めて日本、否、世界を代表するアングラーに『秋は巻きモノ』の意味を問う! 今回は京弥さんの「巻き鉄の掟3ヶ条」!

●文:ルアーマガジン編集部

藤田京弥さんのプロフィール

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藤田京弥(ふじた・きょうや)

彗星のごとく現れ、JBのビッグタイトルを総舐めし、本誌対決企画・陸王の記録までもすべて塗り替えた令和の怪物。その勢いはとどまることを知らず、今季から参戦しているアメリカのB.A.S.S.ノーザンオープンでは総合成績2位を獲得。

来季からエリートカテゴリーへチャレンジする、日本の最高傑作。学生時代の部活動はバドミントン。

プロとしての矜持、心技体、三位一体の巻き

ひとえに『巻き』と言っても、ローギア主義や糸の重さを使ってスラッグを出しながら巻くなど、アングラーによって流派は様々。

藤田さんはどんな意識をしているのだろうか?

藤田「これは言葉にするのがすごく難しいんですけど、お腹から全身を使って巻く感じです。

これはリーリングだけでなく、キャストやフッキング、すべての動作に通じます」

なるほど、よくわからないのですが……。

藤田「う~ん……バドミントンでいうと、ネットインするかしないか瀬戸際のショットもお腹から打てているとネットインする感じです!」

たとえば、野球やゴルフのスイングが腰を入れて、全身でインパクトさせるのと同じような感じでしょうか?

藤田「たぶん、近いと思います。釣りもお腹から動作ができてないとやっぱりミスが増えます。でも、毎キャスト集中し続けるのは僕でも難しくて、やっぱり油断したときに来たバイトや魚は獲れないことが多いです」

つまり、バスフィッシングもスポーツ。それくらい、毎度気持ちを込めてやり続けられるかが求められるのだろう。

さすが日本最高傑作。すでに半端ない!

釣りの動作は『すべてお腹を』意識しましょう!

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鉄の掟その【壱】

腹から巻け!

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写真はスピナーベイトをリトリーブしている時の藤田さんのフォーム。グッと体を入れ込み、集中。そして、巻き手は正中線上に構え、安定したリーリング。力んでいる様子もなく、極めて淀みのない動作だ。

鉄の掟その【弐】

すべて左ハンドル、すべてギア比8.5

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巻きに限らず、すべてのタックルでギア比8.5、左ハンドルのリールで統一。理由は効き手のロッドワークを重視し、慣れたリールを扱いたいとのこと。

ただし、巻きに限り、リールはローギアのほうが精度は出しやすいそうだ。今後はフィジカル面を考慮して右ハンドルも検討中。

鉄の掟その【参】

リップ付きのルアーはティップダウン

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クランクベイトを巻いているときの姿勢。リップ付きのルアーの場合、ラインに角度を付けるとケンカして自然なアクションが出ないと言う。

ティップとラインの角度よりも、ルアーとラインの角度のほうを重視。

狙いに対して適切な距離を

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狙いに対して適切な距離をアシ際でのスピナーベイティングでのディスタンス。かなり接近戦であることがわかる。

藤田「手前まで引いて釣れないこともないと思いますが、狙いが際なのでアプローチの精度と手数優先です。ボートのプレッシャーはこれくらいの距離であれば気にしません」

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